日記:2002年02月

最終更新:2002年3月9日 18:58



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安形氏にめいる
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02月28日
(木曜日)

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過ぎ行く2月

 [ひと] 安形家の妙なジンクスは,災難は2月にやってくる,です. ちなみに私だけちょっと違って4,8,12月に災難が降りかかる一方,2,6,10月は比較的よい月です. もっとも今年は充分悪い2月でしたが…

  ある年の2月28日の会話,じつはこの年うるう年.「もう2月も終わりか.ことしは何もおきなくて良かった良かった」「ちょっとまって,今年の2月はまだあと一日あるよ」

  そうしたら,2/29に家族の一人が車にはねられて大怪我!

  ウソのような本当の話. さて,今日で2月は終わりです.どうなることやら.

 [研究][電子・コンピュータ] 炭素循環モデル版のPILPSが提唱されて,で,それに対応して陸面モデル入出力ファイルの国際標準(自称)である「ALMA」にも炭素に関する規約がはいりました. とりあえずミラーを作っておきました.

  ALMA/ISLSCP/LSMだけをやっていればもう少し成果は挙げられたのかもしれない,とふと思ってしまうのですが,たぶん,そうして特定の専門に閉じこもってしまうのは,次世代の水資源工学・水文学に資することはできないのです.

02月27日
(水曜日)

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GAME-T/陸面勉強会

 [研究][電子・コンピュータ] CD-ROMにするというので現在GAME-Tデータセンタを再構築中.あーあ2月は仕事しないつもりだったのだけど.

  ところで,データセンタ自体の内容ではないけれど,GAME-T WWW Siteに含まれる「文献リスト」がまったく更新されていないことに気づきました.じつはデータセンタだけでなくGAME-Tサイト全体をCD-ROMに入れるので,ちょっと恥ずかしい内容.

  現在鼎さんが文献集めに尽力しているので,協力をお願いしたら快く引き受けてくれました.というわけで文献リストをとりあえず形だけ作ってしまいました. もっとも,1997年以前のはほぼ抜けています…

 [研究] その鼎さんの論文発表というのが,陸面勉強会の内容でした. 陸面植生水文モデルにおける根の扱いに関するレビューです.BAMS収録.

02月26日
(火曜日)

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大気と大地の歴史

 [研究][文献] 横浜市金沢区,地球フロンティア研究システムに行ってきました.去年11月に世界最高速コンピュータにもうすぐなる(はずの)「地球シミュレータ」見学会に行って以来二回目.

  今回は,英語の文献を皆で訳しあって勉強しようという会の,第一回目です.どんな内容かというと地球の炭素循環を地球史にそって書いてあるのです.緻密で壮大な本のように思います.

  安形の担当は,じつはちょっと遅刻したのでもう残りが少なくなっていたのですが,第七章.Cretaceousです.そう,白亜紀.恐竜やアンモナイトの時代です.

  文献を書いておきましょう:"Vegetation & the Terrestrial Carbon Cycle: The First 400 Million Years" by D.J.Beerlign and F.I.Woodward (ISBN: 0521801966), Cambridge University Press , 2001 です.

 [経済・社会] 渋谷から横浜に直接ぬける新宿湘南ラインに始めてのりました.のりましたが,こんなに本数が少ないとは思わなかったぞ…

02月25日
(月曜日)

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人の減る世の中

 [文献][経済・社会] 西村吉正氏著「金融行政の敗因」(文春新書)読了.

  といっても,もう何回も読んだものをまた読み直したものです.いわゆるマネー敗戦の途中から金融行政の中心で活動していた著者の悔恨の歴史です.

  と思ったら,駅売りの日経ビジネス2/25号の特集「新・成長の限界」のいきなり冒頭は,いきなりこの本の内容から始まっていました.面白い偶然でした.

  ただし日ビ誌のこの本の紹介の仕方はちょっとピンボケのような…この本を読んで,人口減少が日本衰退の一因になるという西村氏の思いを汲み取ることができた読者はどれだけいただろうか,といったことが書いてありましたが,率直言って読者全員だと思うんですけど.なにしろ最後の結論のようなところでそのことはバッチリ書いてある.

  同書p.249より抜粋:

(略)わが国が難問にぶつかるのは,むしろこれからである.ここ十年ばかりの経験はその予告編に過ぎない.人口の減少に対処するには,これから,社会の安定か活力か,の厳しい選択に迫られる.

  脱線になるけど,同じページにかなり印象的な文章があるのでそれも紹介:

考えてみると,わが国を含めて東アジアの諸国が苦境に立っている昨今の経済情勢は,戦後五十年を経てようやく巡ってきた,この地域での信頼と理解を取り戻すまたとないチャンスなのかも知れない.わが国も苦境に立っているからこそ,かえってそうなのではないか.東アジアの友人たちは日本人と同じように,苦しいときに力を合わせてくれる友人こそ信頼できる友人だと考えてくれるだろう.

 [研究] 水資源の研究,とくにその将来予測なんて仕事をしていると,問題になるのはむしろ人口増加のほうです.世界的には,人口はまだまだ増えつづける.

  しかしながら,日本については2006年か2007年ころから減り始める.そして,労働人口にいたってはもう減少が始まっている.そういう意味でちょっと頭を切り替えて読む必要がありました.

02月24日
(日曜日)

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Believe

 [サッカー] 英国サッカー,ワージントン杯決勝.英国リーグでビリから3番目の順位のBlackburn Roversとそれより格上とみなされているTottenham Hotspur(スパーズ)の対決.

  終わってみれば2-1で,劣勢を誰もが予想していたBlackburnの勝ち.スパーズが放った数々のシュートは,バーをたたき,キーパー正面に飛び…でした.

  戦前の予想というのは本当にあてにならない. 自らの力を信じて戦いぬくことが大切ですね.

 [研究] 研究室で屋久島仕事.野外活動のプランがなかなかまとまらない. それはそうと,研究室メンバーは,そろそろ長野から帰ってきたころでしょうか.

  屋久島自然館発行の屋久杉の写真をみてmotivationを上げる日々です.

02月23日
(土曜日)

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毛布では暑い

 [生活][天気と季節] 梅一輪一輪ほどの暖かさ(嵐雪)

  1月末から2月はじめにかけて毛布二枚で寝ていました.私にしてはめずらしい.いつもは毛布一枚なのです.

  でも最近は一枚に戻りました.帰ってくるときの手のかじかみも少なくなりました.

  で,今朝なんかは毛布では暑いくらいでした.なかなか調節は難しい. そして,困ったことに,これでは熟睡できていなかったでしょう.

02月22日
(金曜日)

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GISとフィールドと

 [研究] 東京に5時前に着く夜行列車を降りて,研究室へ.

  今日午後は本郷理学部五号館でGISと海外調査に関するシンポジウム.

  久しぶりにフィールド話を聞く.Fill-strathなんて言葉自分でも久しぶりに口にしました.4人の発表全員に質問.「やっぱり安形だ…」との声もちらほら?

  ふと考えたのだけど,ラスタ型データセットとデータマイニング技術は結構親和性が高いかもしれない.

02月21日
(木曜日)

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ひとつの時代の終焉,そして次の世代へ/京都の水

  大垣6:56着.すぐに7:01発網干行に乗る.すると京都8:59着.嵯峨野線は…と探すと,表示はなんと32番線.そんなにホームがあるのか…と思ったら,どうやら飛び番のようでした.なんとも遠いホーム.9:03発の電車が目の前で発車してゆきました(泣)

 [文学と言語] 売店のお姉さんがしゃべるイントネーションがなんとも京都.若い女性の関西言葉は実に魅力的な響きです.

 [研究] 嵯峨野線の最初の駅「丹波口」下車.再開発が進むらしい道沿いに,京都リサーチパークがあります.そこで,京大防災研の研究発表会が開かれました.

  今日と明日開かれるのですが,自分の出席は今日だけ.お目当ては,退官される先生の講演です.

  退官講演(と銘打ったものではなかったですが)は二人の先生が行いました.一人は地震の研究から最後は総合防災学へ軸足を移した人.情熱のこもった講演でした.

  もう一人は,昔からお世話になっている水文地形学の奥西一夫先生です.奥西先生退官というのはなんとも時代の節目を感じさせます.

  例によって例のごとくあの調子の話が1時間続きました.退官講義らしくないといえばらしくない,しかし奥西先生らしいといえば見事にそうである,講演でした. ただ,最後のほうで開発差し止め訴訟といったなまなましい話が出てきたあたり,社会とのコミットメントが増えてきた暮らしを想像させるところが目新しかったです.

  この講演を狙って聞きに来た人,他にも数名.講演の後これらの面々が先生を囲んでお茶会.そこでも裁判やら開発vs.開発阻止グループの争いやらのsocialな話が多く出てきました.

 [水] まだ明るい時間帯.嵯峨野線で花園に行きました.目的地は蚕の社という神社.そこに,土用の丑の日に足をつけると元気になれるという言い伝えのある湧き水があります(本糺の池).

  いや,ありました,というべきでしょうか.あきらかに近い過去に水が流れていた跡があるのですが,目の前にある窪みと川は,見事に水が涸れていました(涙). 夏になると復活するのでしょうか.

 [水] 水行脚二つ目.松尾大社の亀の井です.亀はこの神社のお使いだそうです.裏山はおそらく京都の潜在植生をあらわしているらしく,実に濃い森です.そこから流れてきている水です.多分この山の周囲にはいくつかの湧き水があるでしょう(実際近くを歩いてみると,水音が何箇所かで聞こえます).160μS/cmくらい.結構「濃い」味です.

  酒造りの神様としても信仰を集めているようでした.お酒の資料館なんてものもあります.

  面白いのは,絵馬と並んでしゃもじの奉納が目立つことです.病気平癒も恋愛成就も入学試験も,とにかく願い事の種は尽きません. 相生の松(の切り株)周囲にも多数の奉納.相生とくれば長生き夫婦の象徴ですが,なぜかしゃもじには病気関係のものが多かったように思いました(変わったところでは野球チームの応援).

  歩いて嵐山・渡月橋へ.京福の半分路面電車で四条へ.暗くなっていたけど三条西洞院を目指します.道端に蛇口がある,ここがかつて有名な柳の井があったあたり. この蛇口は近年のボーリングで得た水を一般に開放しているものです.

  京都を9:29に出る電車にのると大垣発夜行普通電車東京行き(23:09発)に間に合います. 二日続けての夜行の旅.

 [経済・社会] ところで,この往復で約¥16,000です(私費です).ところが,今日会った筑波大の人に聞いたところ,東京−大阪飛行機往復+宿二泊の代金がなんと¥26,000だったそうです.

02月20日
(水曜日)

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卒論生の一番長い日/論文二本

 [研究][ひと] 午前中は本郷.東大工学部一号館,つまり社会基盤工学科.その奥の院的な場所にある,15号教室,通称「階段教室」です.

  先日の修論発表会に続いて,卒業論文発表会なのです.

  その様子は研究室ニュースに示しました.

  よく出来ました.拍手.提出から発表まで一週間.誰よりも本人にとって密度濃い一週間だったわけですが,それは周囲の人間,たとえば私にとっても,楽しい時間でした.

 [研究] 何人かの発表と質疑応答を聞きました.質疑応答で印象的だったこと.卒論自体に関する質問だけでなく,自分で卒論の作業を通して得た「自分なりの研究対象の観かた」を問う質問があったことです.

  つまり,「その結果からすると〇△×※なのかね」「えー,本研究の目的はそういうことではなくて」「(さえぎる)いや,研究を通してあなた自身が得たものを通して,想像でいいから答えて欲しい」というやり取り.

  本当に自分の脳みそで汗をかいた人ならなんとか答えられるでしょう.

  でもそうでない,与えられた仕事をただやっただけの人は?

 [研究] 夕方から陸面勉強会.実は安形発表です.論文二本分.

  配布資料は公開しました

  出席していない人にも分かるように書いたつもりです.しかしこういう配布資料を作るときはいつも考えてしまいます.どの程度詳しく書けばいいのか,ということをです. 今回は,もっと簡単に書くこともできたはずです. でもそうしなかったのは,うーむなぜでしょうか. 一見ムズカシゲなことも実はそれほど苦労せずに理解できるというメッセージをこめたかったのかもしれません.

  でも一本めは典型的な「オレの時間を返せ」論文(我々ベテランには息抜きできる代物だったけど,M1参加者にはちょっとビターだったか…). 二本目は,大当たりか大ハズレか歴史が判断するだろう…というテイスト.かなりのブットビで僕は楽しかったが,参加者の意見は,当然ながら様様でした.

  そりゃあたりまえ.「全員同じ意見の持ち主」なんていうのは研究者のグループじゃありません(笑)

 [ひと][食べる・飲む] 夜は卒論生お疲れ様パーティ.もちろん最初から出られるわけがなく,途中から参加.御大も参加.盛り上がりましたが途中で退出.

 [文学と言語][地理] 退出して,その足で行ったのは東京駅.久しぶりの大垣夜行です.23:43発で大垣6:56着.7:01網干行きに乗り換える予定. 行き先は京都.久々に(女性の)関西言葉を聞けるのが楽しみです.

02月19日
(火曜日)

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予算の日

 [研究][経済・社会] 予算関係,風雲急を告げています.

  書類を経理に回すデッドラインが,一部はもう過ぎ,一部は数日後に控えているのです.

  税金を使っている以上不正は許されない.しかし不正を防ぐためのシステムを運用するのにかかるコストはゼロではありません.そんなことをふと考えさせられます.

  民間企業のお金の使い方とは,似ている面もあるし似ていない面もある. 違いといえば,意識として,自分で稼いだカネであるかどうかというのは実は大変な違いです.

 [経済・社会] いつのまにか社会が動いている.知らないうちにオリンピックが始まり,まったくニュースを見ていないうちに,いつのまにか米国大統領が来日.

02月18日
(月曜日)

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ある終了

 [研究][電子・コンピュータ] なんと研究室外からも受講申し込みが来ている安形氏プログラミングゼミ.

  しかし今日で,皆であつまってわいわいやるタイプの講座は今日で終了です.

  しかし,テキストば今後もアップデートを続けるし,課題(もちろん公開)も不適に出す予定.

  はっきり言って普通のテキストとはずいぶんテイストが違うし,また系統的にソフトウェア工学を学べるわけでもない.しかし研究用に即効性のある,そしてかんどころを比較的速やかに把握できるテキスト,のつもりです.

  これまでの受講者へのプレゼント:「C,Fortran,VBAを使った任意のプログラム,作って差し上げます.ただし1000行以内」

02月17日
(日曜日)

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小野二点目/部屋に漂う甘い香り

 [サッカー] フェイエノールトの小野,フィテッセ戦の前半に入団以来二点目ゲット.左足で冷静に決めました.後半終了間際にも美しいループシュート.これはバーを直撃.試合はフェイエノールトの負け.

 [食べる・飲む] 生放送でそのゴールをみたその瞬間から,何を考えたか焼きチーズケーキ作り開始.オーブンに放り込むまで30分というところ.その5分後にはケーキ型以外の洗い物はすべて終了.やはり経験とは偉大なものです.繰り返せば段取りがよく分かってきますね.

 [生活] 安形家の場合,洗い物用に湯を用意しておくということが大事.冷たい水では,バターやチーズ系の汚れは落ちないのです. 逆に言うと,洗いを開始するときに湯がなければその瞬間一気に洗いモチベーションが落ちるのです.

  もちろん,湯沸しを導入すれば解決にはなるのですが,いつ引っ越すか分からん家ですので今まで見送っておりました.とか言いながらこの2/14で3年目…

 [生活] 安形家での家事のもう一つの難所は,オーブンの使い方.表示とおりの温度にはなっていないようなのです.レシピどおりの温度設定ではまず失敗する.+20度くらいの設定にして,様子を見ながら微調整. 結構いい練習になります.逆境は人を鍛える?(笑)

02月16日
(土曜日)

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挽肉/振り返る

 [食べる・飲む] 今日こそ麻婆豆腐.挽肉を焦がす寸前まで炒めると美味しくなる.が,焦がしては元も子もない.

  ちょっと辛く辛くしてみたかったので,いつもはトウバンジャン小匙2杯のところ,2杯半入れてみました.

  結果は,いくらなんでも効きすぎ.冬だというのに汗をかきながらの食事でした.もうすこしティエンメンジャンを入れても良かったかもしれません.

 [研究][電子・コンピュータ] 虚心坦懐に自分のやってきたことを見直す時期. 

  仕事についてもしかり.

  他にもいろいろと.

  仕事関係,たとえばGAME-Tデータセンタはどうか. 客観的に見てみると,こりゃ人様にお見せできるレベルじゃないな.CD-ROM出すなんてよくおこがましくも言えたもんだ.といっても全部作り直している時間もないから応急処置をチョイチョイと実行.データの内容そのものはいいんだけど…(どちらにしても自分で集めたデータではないんですが)

02月15日
(金曜日)

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生きろor起きろ

 [身体と健康] 2日寝ないとたちまち体調を崩すようになりました.というわけで寝なければなりません.

  が,結局一睡もせず,というかできず.

 [研究] 卒論発表会練習会Vol.1(本番は2/20).α版にしてはまぁまぁの出来かな.皆でサポートだ.

 [食べる・飲む] 麻婆豆腐のために挽肉を買ってきたのだけど,帰って冷蔵庫を見たら,あ,ふるいキャベツがまだ残っている.というわけで作戦変更.ロールキャベツ.美味しく出来ました.ナツメグはさすがに挽肉とよく合います.

02月14日
(木曜日)

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天からの声/天からの眼

 [身体と健康] 硬い絨毯のうえに寝るというのは別に慣れているけど,物理的に睡眠時間が足りないというのはさすがにコタエます.正確にいうと,そろそろコタエ始めてきました.

  いろいろあって,午前中の用事をやったあとは静養タイムに入りました.

  いい加減に休め,という天の声なのかもしれません.

  二月が半分もう過ぎてしまったことに気づいて愕然

  愕然と言えば,夜またもう一つネタがあった. 朝に続いて,倒れるかと思った. まぁでも,現実から目をそらすわけにはいきません.

 [研究][電子・コンピュータ][地形・地質] これまで,国土地理院は2万5千分の一地形図のWeb公開を行ってきました. 論文や報告書の図を作るいざというとき役に立ったこともあります.

  と思ったらなんと,今度は空中写真の公開も始めるのだそうです(→またまたZDNNによる,参考記事)

  国土地理院の所蔵する膨大な写真のデジタル化が進んでいるとのこと.たて横10倍伸ばしてもまだちゃんと見える超高解像度の銀塩写真を,いったい何dpiでスキャンしているのかはしりませんが,かなり面白いデータになりそうだというのは確かです.

02月13日
(水曜日)

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GAME-Tはまだまだ続く

 [研究][電子・コンピュータ] GAME-TデータCD-ROMについては業者との交渉完了.でもじつはレーベルがまだ出来ていないという見切り発車.印刷色数だけで値段が決まるのが幸いでした.書類,間に合いそうです.

  で,じつはまだデータが届いていたりする!ミャンマーとフィリピンです.うれしい悲鳴,いや本当の悲鳴に近くなってきた.

  で,またまた泊まり.立派に三連泊達成.ちなみにこれまで二連泊ってやったことありません.二泊したらかならず三泊目に突入してしまっていました.

02月12日
(火曜日)

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修論発表

 [研究] 修論発表会の様子は,研究室ニュースでどうぞ.最初の段階に比べると,見違えるようによくなりました.たいしたものです.

  一生の誇りにしてください,K君.

  夜は飲み会が始まったらしい.そりゃそうだ.でも参加せず(できず). ほとんどの人が帰ったあと,最後のほうでちょっと顔をだしただけ. 結局そのまま泊まり.

 [電子・コンピュータ][文学と言語] 日本MMOのファイルローグを巡る抗争で,日本MMOが東京地裁に提出した答弁書に関して,MMO社からこんなコメントがあったそうです:「“燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや”とはよく言ったものである。P2P技術を抹殺することは,“権利者栄えて文化が滅ぶ”の事態を招く」(→ZDNNによる参考記事).

  なんと懐かしい.高校のころ以来だ.理系のくせに漢文は好きだったから,よく覚えています.もっとも意味を思い出すのに数秒かかったけど…(笑)

  P2Pのファイル交換に関しては,日本はもっとも制限のきつい著作権を認めている国の一つです.MMO vs. 音楽業界の戦いやいかに.

02月11日
(月曜日)

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或る失敗/泊まり生活始まり

 [生活] 昨日の話.秩父帰りの青梅街道,家に着くちょい前にスーパーがある.そこで夕飯材料買いこみです.むき海老ね,たまねぎね,牛乳ね.小麦粉はあまりまくってるからOK,おっと,バターは切れてた.マッシュルームの缶詰も買わなくちゃ.

  …さて何の材料でしょう?

  答えは海老のドリア.もちろんホワイトソースから自分で作ります.たまに小麦粉を焦がしてしまうが…(笑) で,一通りそろえてレジに並んだ瞬間に気づいた.

  「…うちってグラタン皿あったっけ?」

  答え:なし. というわけで二階のホームセンターにいくと,ピザが丸ごと入りそうな耐熱皿はあったもののグラタン皿はなし.近くに売っているらしき店も無し.どうしようもない.そのへんの皿をオーブンに入れて破壊するのもヤだし,グラタンはあきらめました.

  ともあれ夕飯はタラ入りシチューにアサリのワイン蒸しと,山に行ってきた日にしては妙にシーフードなものとなりました.

 [研究] 明日は修論生(今回は一名)の論文発表なのであります.最後まで練りに練り上げるプレゼン.練習会では皆が有益なコメントを出しました.こういう底力こそが「研究室」の証なのでしょう.

  帰るかどうか逡巡しているようでしたが結局帰ったようです.そう,睡眠が大事

  もっともその言葉,自分に対しても言わなくては.今日は泊まりです.

02月10日
(日曜日)

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死に近く,生にも近く

 [アウトドア] 秩父路に流れるショパンの夜想曲.

  久しぶりに車を出して,ショパンをBGMで流しながら秩父に行きました.5年前解けなかった問題を解くために,僕はここに帰ってきました.

  時を置いて同じフィールドに来てみると,自分の成長を実感できるものです. 以前は見えなかったものが本当に見える.

  秩父は予想外の雪でしたが,一応締まっていたので歩き自体は楽.この季節は藪もほとんどないし,周囲の地形が本当によく見えます.

  が,あちこちにある雪崩の跡を横切るときが大変.締まりが中途半端で,下手に歩くと踏み抜いて腰までズボっとはまるのです. それでも,たくさんある動物の足跡をたどってゆけば結構簡単.彼らは何かコツを知っているのかもしれません.

 [地形・地質] 求めていた答え,それは〇〇の△△は隣の○□に続いているか?もしそうなら○□ではどのような地形になっているか?というものです.もちろん副産物として湧き水が見つかれば言うこと無し.

 [ひと] もともと夏道も何箇所か危険なところがありました.5年前朽ちかけていた橋のうち,一つは完全に朽ちた橋となっていました.他のものも,上に20cmの雪が積もっていて,足を滑らせると30mの斜面滑落が楽しめるというブラボーな代物ぞろいでした.

  他に,フットボール大の落石が目の前を通り過ぎること一回,腕くらいの太さの木の枝が倒れてきてヘルメットを直撃すること一回.35度の雪の斜面をトラバースするハメになり,じつはそこで5m滑落したら10mの垂壁を転がり落ちるところだったということ一回. 単独行動ですから,何があっても自分で帰ってこなくてはならない.恐さをコントロールしながらの心地よい孤独感.

  雪の上に残るこの巨大な足跡は何? 突然消えるから人間ではない.二本爪じゃないから鹿やカモシカじゃない.いのししか熊か…どちらにしても出会いたくない代物です.弱き自分を感じるとき,自然への畏怖を感じるとき.

  私は多分こういう畏れの感覚が好きなのです.一歩間違えれば死などの破滅に近づく状況で,畏れと付き合いながら自分をコントロールして大胆かつ冷静にコトを運ぶというのが好きなのです,と改めて実感した一日.

  出来ることならスリルのある活動をしたい,どうやっても簡単にできてしまうようなものはつまらない,という性格なのでしょう. 簡単に出来ることは,簡単にやるのが趣味ですが(あと,サボれるものは皆サボる(笑))

 [アウトドア] なお,上記のような単独野外調査ならともかく,最近のロッククライミングは,別に「一歩」間違えれば死に直結というわけではありません.一つ二つのミスが命に関わらないように,かなりのセーフティネットは張ってあります(文字通り網がはってあるわけではないにしても). が,それでも,一つの間違いは確実に事故への第一歩となる. そういう緊張感は常にあります.

02月09日
(土曜日)

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修論生らすとすぱーと/話し言葉と関西言葉/投げる人

 [研究] 夕方,修論生の発表練習に付き合う.本番は12日です.ロジック・構造・プレゼン態度etc.etc.,あと三日で劇的に良くなるはずです.

  二年間で一番濃い三日間.成長を実感できるはずです.

 [電子・コンピュータ][文学と言語][地理] 一太郎12がでたらしい.ATOK15をひっさげて.

  チャットに便利という触れ込みの話し言葉変換機能,さらにそれに対する大きな付加価値は,関西言葉変換機能.

  いまWin2000付属のMS-IMEで,Justの出している例をいくつか変換してみました.「いっしょにいかへん」→「一緒に以下編」,「めっちゃかしこいねん」→「めっちゃ賢い年」

  変換エンジンの公開があれば,いろいろな地域言葉への変換用プラグインがワッと開発されるかもしれません.

  静岡県中部(出身地)あたりだと,「…だろ?」が「…だら?」へ,さらに「…ら?」と変化します.「明日行くら?」という感じ.これはかなり若い世代まで普通に使われています.

  あとどちらかというと年齢を重ねた人に多いのが,「…だけれど」が「…だけぇが」とくる. 清水駅を降りて,回りの人の口からこういう言葉を聞くと,帰ってきたことを実感するのであります.

 [電子・コンピュータ] ifc (Intel Fortran Compiler) for LinuxでMPICHをビルドするのは結構一筋縄ではいかず,次のように指定する必要がありました:

./configure --prefix=/usr/local/mpich -fc="ifc -Vaxlib" -f90="ifc -Vaxlib"  -cc=gcc \ 
-f90inc=/usr/local/intel/compiler50/ia32/include/ -f90libpath=/usr/local/intel/compiler50/ia32/lib\
--disable-f90modules
 なぜかというと,-VaxlibをつけないとifcGETARGIARGCを認識せず,その状態ではMPICHのインストーラはifcが有効なFortranコンパイラでないと判断してしまうからです. もっとも,makeのときよくみたらerrorが出ていたけど,とりあえず動いています.

 [電子・コンピュータ] 並列プログラミングは,やっぱり面白いねぇ. プログラミングが,何か人を育てるような感じがあるとは先日も書いたけど,並列プログラミングは,こりゃ兄弟を育てるような感じ.

  ちなみにパケットを「送る」ではなく「投げる」というとちょっと通っぽい.手っ取り早く通ぶりたい人(笑)のために.

 [アウトドア] スポーツクライミングのワールドカップは,ちょうどF1のように世界を転戦するのだけど,確定しているラウンドだけでなんと12回もある(国際山岳連盟競技委員会の資料より).98年がどん底でたった4回だったんだけど,また増えてきました. ちなみに8月はシンガポール大会.去年のマレーシア大会に続いて,またスタッフとして行ってみたいものです. でもこの三日間休むためにどれだけ直前に一生懸命仕事をする必要があるか,いまからちょっと恐いような(笑)

02月08日
(金曜日)

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Excelにて

 [電子・コンピュータ] XLS2HTMLTable,雑誌掲載依頼が来る.こんな小ネタを付録CD-ROMに収録したいとはどうなっているんでしょうか.

  で,いきなりですが大バグ発見.セルのハイパーリンク宛先が,"#index"のように自ファイルのnameになっている場合,成果のHTMLファイルにまったく<a href="…"></a>がつかなかったのです.

  あと,そろそろレジストリなり何なりに,前の回の実行時の設定を覚えさせておくほうがいいですね.

02月07日
(木曜日)

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朋あり遠方より来る

 [研究] かつての東大理学部地理学専攻は,現在は理学系大学院地球惑星科学専攻の一部,それから新領域創成科学研究科環境学専攻の一部となっています.そのもと地理から,後輩7人がずらずらとやってきました.

  目の前でGCMのビルド実演.GCMの説明を,冷や汗流しながら(笑)やりました.なにしろさわり始めてまだ1ヶ月もたってない…

  生研屋上と,それからキャンパス南縁の不思議な空間につれてゆきました(草がだいぶ刈られていてずいぶんきれいになっていましたが).そうそう,本郷のより毛並みがいいと皆口をそろえて言うヤギにもご対面.

  ついでに言うと,空間情報科学研究センター(CSIS)のビルに始めて入りました.前は何百回と通っていたのですが.

 [生活] 昔シモキタを根城にしていたという後輩に連れられて下北沢散策.秋葉原のガード下を髣髴させるような不思議な商店街を始めて通りました. 野菜が安い.これは毎週来なくては(笑).

 [文化芸術] 最後まで残った一人と,夜は大正時代の文化について議論…ウソではない(笑) 要するに高畠華宵先生の画集をみてわいわい言っていたのです.

02月06日
(水曜日)

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屋久島計画へ/CPUが呼んでいる/女の人は楽しんでるのかもしれないが

 [研究] 屋久島計画,情報サイトを作りました.なにしろ地球研の予算,つまり税金を使っているプロジェクトだから情報はすべて公開しなくちゃね,というわけで紹介します

  屋久島関係で受け取ったり出したりしたメイル,現時点で181通.実質的に「幹事」安形氏が動き出したのが1/15なので,一日平均して9通のメイルですね.といってもほとんどすべてこの一週間に集中しているのですが(たとえば今日は39通). 一昨日昨日今日と,まさにメイル魔と化しております.

  屋久島への往復飛行機,いつもはこういうのは秘書の方に任せるのだけど,今回は自分でとりました.

 [電子・コンピュータ] それにしてもねぇ,モデルというか大規模プログラムの魅力は,今更いうのもナンだけど私にとっては魔力そのもの. コンパイルできたかな?実行の様子はどうかな?,と眠い眼をこすりこすり結局寝ることが出来ない状態.

  LSFかましてるんだからべつにbsubして放っておけばいいじゃんという意見には耳を貸さない(笑)  他の仕事をしていても,ふと思いついたときにbjobs -u allしてしまう…

  子育てに「追われている」と自称しながらもはたからみているとどうみても没頭しているとかしか思えない友人がいます. そう,なんかプログラムの改良開発は,自分の完全に言いなりにならないまでも,自分の何かを鏡のように映しながら自律的に育ってゆく存在を見守るという点で子育て的なところがある.…極論かなぁ

  -O2つきで,Pen4でも安定して動くようにはなりました.次はifc-xWオプションをためそう…

  眠れるかどうかは分からない,さすがに皆帰った独りの研究室.

 [電子・コンピュータ] Excelワークシートの任意部分をHTMLの表に変換するアドイン,どんどん反響がくる.ネットの,というよりVECTORのか?,の威力に今更ながら驚嘆.  もともとGAME-Tデータセンタ作成に必要だから作ったものだけど,ヒトサマの役に立てるなら幸いといえば幸い.

  でもこちらでどうしても再現できないバグのレポートも入ってきます. デバグ屋の腕の見せ所だ. プロのSE時代は,そう,そんな感じの仕事がよく舞い込んできたな…とちょっと懐かしい気分です(そういえば,仲間内の評価は高まっても給料にぜんぜんつながらない仕事でした…)

 [食べる・飲む] 渋谷の東急本店地下が現在改装中.なんとガトーしらはまの店がなくなっています(改装後復活するかどうかは分かりません). というわけで今日吉祥寺三越に行きました. じつは今日まで知らなかったんだけど,六花亭があるんですねここ(ついでにROYCE'があれば面白かった). もちろんほぼ全店がバレンタイン一色でした.まぁ男性諸氏にとっては歩きにくい空間になっていたというわけです(苦笑).

 [研究][ひと] 陸面水文過程勉強会,議論白熱. 8時45分には出られますなんて予定先に電話していたのですがじつは出たのは9時半. 身体が一つしかないことを恨むのみ.

  そういえば結婚した某友人も同じことをしみじみと言っていたぞ. もちろんゆったり出来る時間も多少できるのだけど,それよりも,独身時代に比べて二者択一を迫られる機会が多くなるのだそうです. やれやれ. でもSよ,あれは愚痴だったのかノロケだったのか?(笑)

02月05日
(火曜日)

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仕事をして元気になろう/夜の雨,ドライブの季節

 [身体と健康] うみゅ,落ち込んでる.しかし仕事をしていると自分を思い出す?

  それでも,多くの方が期待していた(笑)盲腸関係は,もう多分大丈夫.

  (3時間後記す) ↑と書いてたらまた鈍痛が.これはもう,誰かが僕に呪いをかけてるんですな.そういえば日経によると五寸釘が良く売れているらしいです(嘘)

 [研究] 屋久島計画,宿仮決定. 不思議なホームページを持っているところですね.

  後は研修センターに使用申請書を書きました. 他にもいろいろと,書類三昧.

 [電子・コンピュータ] GAME-Tデータセンタ,あーあまた仕事してしまった.RIDの気象観測,日雨量データを加えました. これだけでファイルが3000個ばかり増えたわけです. さすがにここらでFIX.

  現時点で,GAME-T CD-ROMに乗っかる予定のファイルの数,作りも作ったり6890個.容量の合計=515MB.ちょうどCD-ROMには都合のよい大きさになりました.

 [食べる・飲む] 昨日余ったシュークリームは皆に食べてもらったみたい.良かった良かった.修論生が修論を提出した(いやー今年は静かだった)そうですので多くの人が飲み会に. でもよくみると残っている人もいるぞ…もちろんincluding me.帰ってからも仕事ですので,現実逃避的に帰るのを遅らせている?

  冷たい雨に打たれて,庭のジムニーが泣いている.山口さんちのツトム君.

  研究室を出たのが2時前. じつはその時まだ仕事をしていた人がほかにもいたという状態でした.卒論生(提出締め切り2/13)じゃないよ.

 [車] 気分転換に山手通に出て南下してからR246経由で帰宅.冷たい雨と暖かい車内. BGMは吹奏楽特集. まだ助手席載せたままだ.山に行くためにはとっととおろしていつものように板張りにしないと. 何せ横に乗る人などいやしないのですから(笑).

  でもいつかヒッチハイクの女の子につかまったときには困ったね. 後部座席も助手席もないことを見せてやっと納得してもらえたけど,なんだか信じられないものを見たという顔をしていたなぁ(笑) …そんなに珍しいかなぁ

  R246経由だと東名入口の前を通る.前の車が東名に入ってゆきました.RVだ. と思ったらまわりの車が続々と東名へ.RVだらけだ. ついでにRVといえないこともない車に乗っている僕も入ってどこかに行ってしまおうか,とふと考えないでもない.

 [生活] 気になるといえば気になる点.枕もとに落ちていた茶髪の長くて細い髪の毛,これ誰の?(言うまでもないが,心当たりはまったくない.念のため)  あと,たいてい行くとき抜き忘れてゆく(笑)電気アンカのコンセントが,帰ると必ず抜けている.うーむ. 鍵をかけ忘れることは最近ないんですが.

02月04日
(月曜日)

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人類皆盲腸兄弟/最適化でGCMを/寂しいことがスキ

 [身体と健康] 盲腸の話,経験者何人かに本当にコメントいただきました.多謝. その数,今日終電段階で6人!

  人類は虫垂炎患者に満ちている.

  それにしても「痛いぞ〜痛いぞ〜」「もうすぐオマエも仲間だ,楽しみ楽しみ」とゾンビ状態に皆なるのは,なんともいい友人ばかりです(笑) 残念でしたもうそんなに痛くない. が,痛くないわけでもない.研究室の基本単語を使えば「びみょぅ」というところ.

 [ひと] どんなことであれ,誘いに軽軽しく乗ってはいけない.乗るにしても時と場所を考えよう. そりゃそうなんだけど,そうできないのが人間の哀しみ,というか僕の哀しみというところだ. といっても別にキャッチセールスに引っかかったというんじゃないが…

 [研究][電子・コンピュータ] 何でやねんという感じだけど,CCSR/NIES AGCMはifcの場合,-Kpicをつけたら-O2で動くようになりました. 最適化に位置独立コード(PIC)が必要とは,うーむ,-O2の内容をよく吟味してみて納得したいものです. 

 [生活] 今夜は久しぶりに眠れる万歳. と思ったら研究室で,だけど. 廊下のあちこちに,豆(今日だっけ,昨日だっけ?)が転がっている研究室で.

  迷惑にならないように,誰も来ない場所に行こう.(結局5時までおきていたけど…60時間は寝てなかったんじゃないか? 多分そんなの無理だから途中でうたたねを相当していたに違いありません)

 [ひと][生活] ゴミで思い出した.土曜日(カン・ペットボトル)に続いて今日も深夜にゴミだし(可燃・不燃)に行きました.

  夜のゴミ捨て場はなんともわびしい風景. しかし,知っている人は知っている,私がこういう寂しい風景が大好きだということを(誰が知ってるんだ(笑)).  逆の意味での寂しがりやなのかもしれないです.

 [電子・コンピュータ] 安形氏ゼミは,終わった後にいつものようにケーキ…ではなく,GCMのソースコードを見せました.純真な若者を禁断の領域に誘い入れつつあるのを感じる…. ゼミ会場は無線LANの波が入らない場所だったので各種実演が出来なくて残念.

  ケーキ,というか駒場某所のシュークリームが余った. 明日はオスソワケだ.大盤振舞. じつは明日修論締め切りなんだけど,唯一の修論生は帰ってしまった(!)ので,一人の夜. こういうときは静かにビールを開けて…となりそうなものだけど,そんな気分じゃないのでボツ.

02月03日
(日曜日)

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誰かが私を見てる

  BGMはKarakの「私が見てる」

 [水] 先月寒九の水汲み現場において,産経新聞や毎日新聞といった全国紙の記者が取材をしていました。新潟日報ならいざ知らず,ついに全国紙記者が…それだけ有名になったということなのでしょう.

  実は産経新聞の記者さんには私も取材を受けました.5分くらいだったかな.いろいろな人にいろいろなことを聞きまくっていたから(それにしても雪の中でそんな薄い紙にメモをとるのは大変だったと思うが…),私だけ特別というわけじゃない.

  が,なんと,

  今日始めて知ったのですが産経新聞の当該記事に私の名前が載っていたんだそうです.実物(多分1/14版)は超レア物だ,心当たりある人チェック.

 [食べる・飲む] 一歩も家から出ない生活. だからといってこんなニンニクきかせた料理食ってていいのか?(笑) まぁいぃ,どんな手を使ってでも仕事を終わらせる力を得なければ.

  というわけで(ほぼ)不眠生活,二晩め突入.

 [電子・コンピュータ] でもいいことあるよ.CCSR/NIES AGCMがLinuxでやっとテストラン完了.g77でもifcでもOK. ただし最適化するととたんにコケる.浮動小数点演算オプションを加えないといけないか…

02月02日
(土曜日)

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ずきっ

 [身体と健康] 持病とは言わないんだろうけど,15年くらい前から,たまに盲腸のあたりが痛むことがある.

  といっても虫垂炎じゃないでしょうね,別に平気なんですから.

  が,痛むときには一瞬結構冷や汗が出るくらいの痛みだったりします.もっとも,一瞬で終わるのですが.いったい何なのでしょう.これ自体を調べてもらったことないけど,これまで受けた,たとえば血液検査などでは内蔵のどこかが腫れているような兆候はまるでナシ.

  で,今日. ナンだよこれ,というくらいかなり長く痛みました. 人前で苦しがるのは趣味じゃないのですが今日はちょっと大変.更衣室かどこか,人目につかないところに行ってれば良かったのですが.

  気になることがあると痛むのかもしれない.が,思い当たるものは,(ここで「ない」と言えれば幸せなのですが)一つに絞れないくらいある. あ,そうか,皆束になってきてるんだ.

  それにしても,本物の虫垂炎ってどれくらい痛いんでしょう.経験したくはないけど(笑)経験者の談話待つ.

02月01日
(金曜日)

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解けそうで解けないあたりが華?

 [電子・コンピュータ] CCSR/NIES AGCM on Linux計画,ジワジワと進みつつある.なぜかいろいろなところから情報が集まってきて(中には日記を読んでという人もいる),いろいろなテクニックを教えてもらいました.

  I/O回りは多分もう大丈夫.問題は計算.最適化オプションをつけるとポシャる.これが今のところのネック.地表気圧が1200hPaを超えたり600hPaを割ったりという状態です.

 [身体と健康] 体調最低.朝3時にやっと帰る.でもちょっとは寝られたのでOK.

 [食べる・飲む] 作りおきのミートソース登場.思い切り自分テイスト.何かというと,大好物のナツメグなのです.

  基本的に辛いの苦手なんだけど,スパイスが全部ダメというわけでなく,ナツメグは大好き,コショウも平気.カルダモンも悪くない. バジルは惜しまずかけますね(後半部分はあまり辛くないものばかりか).

 [電子・コンピュータ] 月曜日にやった安形氏プログラミング講座で出てきた,慣れないと見つけにくいバグの例.

 

for ( i = 0; i < n; i++); {
  /* loop */
}

  慣れている人なら絶対やらないと思う? いやバグというのはこういう気づきにくいところに潜むというのはアマチュアもプロも案外似たようなもの.

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安形氏にめいる
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