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まだ対応できていないメール、溜っている原稿、
用務などは順次遂行いたしますので、どうぞご容赦ください。
なお、メールの返信は深夜か週末にまとめてせざるを得ない状況です。
即日や数日以内の返信を期待しないでください。
10日以上返信がなく、かつ、どうしても返信が必要な場合には、
恐縮ですがご再送ください。それでも返信しかねる場合もございます。
m(_ _)m
(2023年9月30日)
2020年4月に生産技術研究所から大学院工学系研究科へ学内で異動しました。
これに伴い、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、
その他の取材やインタビューに関しまして事前の許可が必要となりました。
私ではなく、
東京大学・ 工学部/工学系研究科広報室
にお申込みいただきますようよろしくお願い申し上げます。
TwitterアカウントはTaikanOkiです。
論文リストは最近の論文等に加えて下記も参照ください。
-
学会誌掲載から半年以上が経ち、
一般公開されています。
水文・水資源学会の会長になった所信表明ですが、
水文学発展の経緯、現状の課題や今後の展望のみならず、
日本の学会をめぐる諸問題、
学問と社会のあり方などについて、
他の分野にも通ずるところがあるのではないかと思います。
(2023年9月30日)
- IPCCショート動画が公開されました。
IPCCシンポジウム
『IPCC第7次評価報告書へ向けて~未来のために今私たちが行動しよう~』
が開催されます。
(2023年9月25日)
- IPCCショート動画が公開されました。
ショート、といっても12分以上ありますが、どうぞご笑覧ください。
(2023年9月19日)
-
シンポジウム
「気候変動対策と未来ビジョンー適応・緩和研究の展望」
が開催されます。
(2023年9月16日)
- JST 創発プログラムのプログラム・オフィサー(PO)を仰せつかりました。
- 創発トップページ
- https://www.jst.go.jp/souhatsu/
- 二代目創発PO研究体制
- https://www.jst.go.jp/souhatsu/research2/2nd.html
- 沖パネル
- https://www.jst.go.jp/souhatsu/research2/panel_oki.html
- 公募情報ページ
- https://www.jst.go.jp/souhatsu/call/index.html
- 沖POメッセージ
- https://www.jst.go.jp/souhatsu/call/message_oki.html
学位取得から15年以内の極めて優秀な若手研究者を支援しようというプログラムで、
過去3年実施し、今年度からさらに3年、若手研究者を新たに採択し、
支援する予算が認められたのだそうです。
防災・土木・建築分野と環境分野を統合した新たなパネルを作るにあたって、
不肖わたくしがPOを仰せつかりました。
文理を問わず必要な智を統合し、
新たな学術を切り拓こうという新進気鋭の若手研究者の皆様のご応募を
心よりお待ちしています。
- 気候変動の総費用を推計した論文が公表されました。
- Takahiro Oda et al., 2023:
Total economic costs of climate change
at different discount rates for market and non-market values,
Environ. Res. Lett.,
18, 084026.
https://doi.org/10.1088/1748-9326/accdee
- IOP Publishingによるプレス発表記事はこちら
- 要点はこちら
- 人間健康や生物多様性損失などの非市場価値も加味して、
緩和策に必要な費用とそれでも残る気候変動影響の両方を考慮した
気候変動の総費用を算定した。
- 非市場価値の将来価値を高く見積もる場合、
パリ協定で合意された2℃目標という温暖化レベルの達成は
経済的にも不合理とはいえない。
- ただし、将来世代の健康影響や生物多様性の損失を
どの程度大事に思うかという価値観の違いによって、
総費用が最小となる気温上昇量は人によって異なってしまう。
- 「分断化された社会シナリオ(SSP3)」よりも
「持続可能な社会シナリオ(SSP1)」の方が、
気候変動の総費用は排出経路によらず小さくなる。
- 科学技術イノベーションによって緩和費用のさらなる削減が図られれば、
2℃やそれよりも低い目標において気候変動の総費用が最小になると期待される。
- 気候変動対策は、
生物多様性の保全や持続可能な開発の推進と一体だ。
- 参画研究者の各組織からもプレスリリースされています。
- 掲載されています
(2023年8月1日)
-
4月のEGUジョン・ドルトン・メダル受賞記念講演の様子を
南出将志博士が報告してくれました。
皆様のおかげです。ありがとうございます。
(2023年6月12日)
-
「気候と社会連携研究機構(UTCCS)」関連の講義一覧表ができました。
気候変動や持続可能な社会の構築に関心のある
学内のみなさんの参考になれば幸です。
(2023年4月24日)
-
駐日欧州代表部が4月18日(火)午前に「気候科学に関するセミナー」を開催します。
よろしければどうぞ御参加ください。
(2023年4月12日)
- Research.comからご連絡がありました。
(2023年4月5日)
- 2024 Japan Prize授賞対象分野
- すでに応募は締め切られておりますが、
2024 Japan Prize授賞対象分野の、
「物理、化学、情報、工学」領域、
授賞対象分野:「資源、エネルギー、環境、社会基盤」
の文章が秀逸です。
- https://www.japanprize.jp/prize_fields.html#categories
- (背景、選択理由)
-
科学技術は、脆弱な人間を自然への隷従や理不尽な労働に伴う苦痛から解き放ち、
災害や疫病による不慮の死を軽減させ、我々の生活圏や行動範囲と自由な時間、
そして知の領域を拡大してきました。
しかしながら、
そうした科学技術の恩恵に十分浴さず貧困や欠乏の恐怖から自由ではない脆弱な人々もいます。
また、さらなる人口増加と人間活動の拡大に伴う気候変動の悪影響や生物多様性喪失の増大等が懸念されています。
そのため、カーボンニュートラルな社会や循環型経済の実現によるそうした地球規模課題の解決と安全で心豊かに暮らせる社会の構築に期待が寄せられています。
それには、エネルギーや鉱物資源、水資源、
物質循環にかかわる革新的な要素技術の開発と効率や信頼性の向上、
そして都市や農村における居住・交通システムの新たなデザインが不可欠です。
また、
すべての人々が自己尊重感と尊厳を持ち持続可能で平和な社会への転換を促進するには、
人新世や複雑系、ネットワーク、人間の行動選択や信頼醸成などの理解や理論構築、
研究開発に新たな潮流を生み出す画期的な概念や枠組みの提案が必要です。
さらに、それらを活かした次世代型社会システムの提案や設計と実装、普及も重要です。
- (対象とする業績)
-
2024年の日本国際賞は、「資源、エネルギー、環境、社会基盤」の分野において飛躍的な科学技術の創造・革新・普及をもたらし、それらを通して社会課題を解決し持続可能な社会の構築に大きく貢献する業績を対象とします。
2024年にはどなたが受賞されるか楽しみですね。
(2023年3月4日)
- 【動画公開】「知られざる水リスク--密かに進行する脅威--」
東京財団政策研究所での「未来の水ビジョン」プログラムからの政策提言です。
よろしければ、どうぞご視聴ください。
(2023年2月24日)
- JOHN DALTON MEDAL 2023
花崎博士や山崎博士をはじめとする後輩の皆様が主導した研究業績も含めての
受賞理由となっています。
皆様に深く感謝します。
(2023年2月11日)
-
「学内広報」2023年1月分(No.1566)に紹介記事が掲載されました。
よろしければどうぞ御覧ください。
(2023年2月4日)
-
2024年度大学院進学希望者向け説明会・研究室紹介が開催されます。
我は、と思わん方はぜひご参加ください。
2024年4月1日、あるいは2023年10月1日進学者向けです!
(2023年2月1日)
-
Harper's BAZAARに掲載された対談記事がWeb上で公開されました。
よろしければどうぞ御覧ください。
(2022年12月29日)
-
ヨーロッパ地球科学連合(EGU)のJohn Dalton Medalの受賞が、
工学系のWebで紹介されました。
(2022年12月8日)
-
7月に発足した「気候と社会連携研究機構」についての
インタビュー記事がWeb掲載されました。
(2022年12月2日)
- ウェビナー【参加受付中】
東京財団政策研究所での「未来の水ビジョン」プログラムからの政策提言です。
よろしければ、どうぞご視聴ください。
(2022年12月1日)
-
日本から初めて、ヨーロッパ地球科学連合(EGU)のJohn Dalton
Medalの受賞が決まりました。
https://www.egu.eu/news/937/egu-announces-its-2023-awards-and-medals/
過去の受賞者の先輩方のお名前をみると大変畏れ多く、恐縮しきりです。
https://www.egu.eu/awards-medals/john-dalton/
2023年4月にウイーンで受賞記念講演します。
https://www.egu23.eu/
原子説で知られるジョン・ドルトンですが、
定量的な水循環に関して嚆矢となる論文を18世紀の終わりに発表しているのにちなみ、
地球科学としての水文学で顕著な研究に対する賞に彼の名前が冠されているようです。
https://www.egu.eu/awards-medals/portrait/john-dalton/
(2022年11月30日)
- 論文が公表されました。
- https://authors.elsevier.com/sd/article/S0378-3774(22)00592-3
- Water pricing reform for sustainable water resources management
in China’s agricultural sector
- Cheng-Yao Zhang and Taikan Oki
- Agricultural Water Management, 275, 108045, 2023.
- https://doi.org/10.1016/j.agwat.2022.108045.
- 農業用水への適切な価格設定によって
中国における水利用効率が向上している歴史的経緯の事例研究です。
国際比較レビューつき。SDG6.4達成に貢献しますように。
(2022年11月22日)
-
Frontiers Research Foundationが授与する
"Frontiers Planet Prize in Sustainability Science"
を選ぶ100人の科学者の1人を引き受けました。
(2022年11月10日)
- TVに生出演予定です。
- 「世界を襲う “水クライシス” 気候変動・異変の現場をゆく」
- 2022年11月9日(水)19:30-19:57 NHK総合 クローズアップ現代
- https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/episode/te/3G41QGPW7X/
- 出演
- スタジオゲスト 沖大幹 (東京大学 教授)
- キャスター 桑子真帆 (アナウンサー)
- ナレーター 中井和哉 (声優)
- 世界がウクライナ情勢に目を向ける中、
深刻化が懸念されているのが気候変動だ。
今月始まる国連の気候変動対策の会議「COP27」では、
分断する世界が地球温暖化対策で結束できるのか問われる。
いま各国で問題となっているのが「水不足」。
記録的な干ばつで水力発電に影響が出た中国。
農業用の水源をめぐって住民どうしが衝突するイラク。
地下水をめぐり住民訴訟が起きているフランス。
"異変"に揺れる現場を独自取材する。
- 再放送: 2022年11月10日(木)17:30-17:58 NHK BS1
生出演の予定です。
(2022年11月5日)
-
日本工学アカデミー(EAJ)が
サイエンスアゴラ2022に登場です。
- 2022_EAJ_SDGsSymposium_ver8opt.pdf (最新のちらし)
- https://www.eaj.or.jp/?ai1ec_event=event-20221105
- https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2022/
- 日時:2022年11月5日(土) 14:30-18:00 (日本時間)
- 場所:テレコムセンタービル東棟14F アジアスタートアップオフィスMONO
- 主催: 公益社団法人日本工学アカデミー
科学技術・イノベーション2050委員会 (STI2050委員会)
- 日本工学アカデミー「SDGsシンポジウム
--未来社会を科学者とデザインしよう--」
- 14:30-14:35 開会挨拶: 中村 道治(科学技術振興機構 名誉理事長)
- 14:35-16:20 第1部: 技術未来セッション
- 天野 浩 (名古屋大学 教授) 「もし君がノーベル賞を受賞したら」
- 川合 眞紀 (自然科学研究機構 機構長)
「STI for SDGs についての国連での議論」
- 沖 大幹 (東京大学 教授)
「カーボンニュートラル社会の実現 (STI2050委員会活動報告)」
- パネルディスカッション:
コーディネータ 松本 洋一郎 (東京大学 名誉教授)
- 16:30-17:55 第2部: EAJセッション
--未来のあるべき姿とそれに向けた科学技術への期待--
- 堂目 卓生 (大阪大学社会ソリューションイニシアティブ長)
「『誰一人取り残さない』社会を考える」
- 関谷 毅 (大阪大学 教授) 「信頼される科学技術を人と共に創る」
- 行木 陽子 (中央大学 特任教授) 「多様性とイノベーション」
- 有川 太郎 (中央大学 教授) 「未来の都市をデザインする」
- パネルディスカッション: コーディネータ 沖 大幹
- 17:55-18:00 閉会挨拶 菱田 公一 (明治大学 特任教授)
- オンライン参加には事前登録が必要です。
よろしければどうぞご参集ください。
(2022年10月24日、11月3日)
- COP27にあわせて本が出版されました。
第3部「3.18 Water Shortages」を担当しました。
(2022年10月27日)
-
Nature Waterがいよいよ2023年初頭に発刊するのにあわせて、
編集長を囲むWebinarが開催されます。
僕もパネル討論に参加させていただく予定です。
(2022年10月6日)
-
サイエンスアゴラ・ステージ企画として、
「私たちの地球はどんな惑星か-科学を混ぜて地球を探る」
が開催されます。
- https://www.jst.go.jp/sis/scienceagora/2022/stage/5-1a10.html
- 日時:2022年11月5日(土) 10-12時(日本時間)
- 場所:テレコムセンタービル1Fアゴラステージ
- 主催: 日本学術会議「持続可能な発展のための国際基礎科学年2022」連絡会議
- 内容: 地球惑星科学の第1線の研究紹介
- 開会のあいさつ
(田近 英一 先生、東京大学大学院理学系研究科教授)
- 南極から地球の大気大循環の仕組みを探る
(佐藤 薫 先生、東京大学大学院理学系研究科教授)
- 地球外生命の見つけ方
(関根 康人 先生、東京工業大学地球生命研究所所長/教授)
- 聴衆との対話 (モデレーター 沖大幹、水文学者)
- 学校では習っていない、最新の科学の発見は?
- 地球についてまだわかっていないこと、不思議な現象は?
- 科学者はどうやって未知の解明に向かっているのか?
- 閉会のあいさつ
(野尻 美保子 先生、
大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所教授)
- 当日混雑が予想されるため、事前の登録をお勧めします。
申し込み用Web頁よりお申し込みください。
- 日本学術会議のイベント告知
基礎科学の面白さを社会と共有しよう、という試みです。
よろしければどうぞご参集ください。
(2022年10月5日)
-
ノーベル・プライズ・ダイアログ「Water Matters 水から考える持続可能な未来」
が開催されます。
- https://npd-tokyo.jsps.go.jp/ja/
- 日時:2022年10月23日(日) 10-17時(日本時間)
- 現地参加500名、先着順。同時オンライン配信。
- 主催: ノーベル財団、日本学術振興会
- 内容: 詳細なプログラムは今後Web上で公開されますが、
ノーベル賞受賞の皆様方が大勢登壇されます。
僕も"The Earth's Water Cycle in the Anthropocene"という題目で
お話しさせていただく予定です。
- 事前の申し込みが必要です。
ご関心の方はどうぞお早めに
申し込み用Web頁よりお申し込みください。
(2022年10月3日)
- 論文が公表されました。
- https://www.hindawi.com/journals/amete/2022/3581299/
- Data-Driven versus Koppen-Geiger Systems of Climate Classification
- Vajira Lasantha, Taikan Oki, and Daisuke Tokuda
- Advances in Meteorology, 2022, 3581299.
- https://doi.org/10.1155/2022/3581299
- 観測が極めて限られていた19世紀、
世界の植生分布を理解し推定するために考案されたケッペンの気候区分。
地球観測データが豊富に利用可能になった21世紀、
データ主導型で気候区分をしたらどうなるでしょうか?
個人的には季節の南北非対称性がわかる図1がお気に入りです。
(2022年9月1日)
- 「わが人生最高の10冊」
- 週刊現代に取材記事が掲載されました。
- 2022年9月3日・10日合併号114頁
- 「わが人生最高の10冊」
- ページをめくるのがもったいない名著
- 水文学者 沖 大幹
人生でこの本はよかった、という本を10冊選べ、
という難題になんとか答えてみました。
さて、10冊、何を選んだでしょうか...??
「みず ぶんがくしゃ」と誤解してくださる方がいるかも、
と想像するのも楽しいですね。
(2022年8月31日)
- 論文が公表されました。
- https://iopscience.iop.org/article/10.1088/2515-7620/ac85a1
- Taichi Sano and Taikan Oki, 2022:
- Future population transgress climatic risk boundaries of
extreme temperature and precipitation
- Environmental Research Communications, 4(8), 081001.
- https://doi.org/10.1088/2515-7620/ac85a1
- 日本語での解説も工学系研究科からプレスリリースされています。
(2022年8月10日)
- 知っている祝日・記念日で「水の日」の認知率が過去最高を更新!!
8月1日は(日本の)水の日です。
(2022年7月25日)
- 論文が公表されました。
- https://www.nature.com/articles/s41597-022-01548-3
- Misako Hatono, Masashi Kiguchi, Kei Yoshimura,
Shinjiro Kanae, Koichiro Kuraji, and Taikan Oki, 2022:
- A 0.01-degree gridded precipitation dataset for Japan, 1926-2020,
- Scientific Data, 9, 422.
- https://doi.org/10.1038/s41597-022-01548-3
-
日本の0.01度格子(約0.8平方キロメートルごと)の
日降水量(1926-75年)ならびに
時間降水量(1976-2020年)のデータセットを構築。
洪水シミュレーションといった防災目的や気候解析にどうぞお役立てください。
(2022年7月20日)
- 論文が公表されました。
- https://www.nature.com/articles/s41467-022-30729-2
- Yusuke Satoh, Kei Yoshimura, Yadu Pokhrel, Hyungjun Kim,
Hideo Shiogama, Tokuta Yokohata, Naota Hanasaki, Yoshihide Wada,
Peter Burek, Edward Byers, Hannes Muller Schmied, Dieter Gerten,
Sebastian Ostberg, Simon Newland Gosling,
Julien Eric Stanslas Boulange, and Taikan Oki, 2022:
- The timing of unprecedented hydrological drought
under climate change.
- Nature Communications, 13, 3287.
- https://doi.org/10.1038/s41467-022-30729-2
- 過去最大を超える干ばつが、
近い将来に常態化するおそれのある地域を世界的に明らかにしました。
2014年に修了した佐藤雄亮氏の博士論文拡大版です。
- プレスリリース資料はこちらです。
https://www.t.u-tokyo.ac.jp/press/pr2022-06-29-001
(2022年6月28日)
- 論文が公表されました。
- https://www.nature.com/articles/s43247-022-00475-w
- Prakat Modi, Naota Hanasaki, Dai Yamazaki,
Julien Eric Stanislas Boulange, and Taikan Oki, 2022:
- Sensitivity of subregional distribution of socioeconomic
conditions to the global assessment of water scarcity
- Communications Earth & Environment, 3, 144.
- 水資源的にも経済的にも貧しい地域に暮らす人口は、
気候変動と社会変化に伴って今後どうなるのでしょうか。
将来の人口分布の想定次第で、
推計結果が大きく異なることが明らかとなりました。
(2022年6月25日)
- オンライン動画でお話ししています。
後半、ついつられて関西イントネーションになってしまっています。
ご笑覧ください。
(2022年6月23日)
- 東京の川を考えるシンポジウム2022
「未来へつなごう 東京の川」シンポジウムが開催されます。
(2022年5月26日)
- 先日のラジオ番組の記事です。
- ニッポン放送『SDGs MAGAZINE』
新内眞衣と学ぶSDGs
"水のスペシャリスト"
沖大幹教授と目標6「安全な水とトイレを世界中に」を深掘
SDGs MAGAZINE
どうぞご高覧ください。
(2022年5月24日、6月6日)
- 本日5月15日(日)19時から、
元乃木坂46の新内眞衣さんがパーソナリティを務める
ニッポン放送『SDGs MAGAZINE』に登場します。
よろしければぜひご聴取ください。
(2022年5月15日、18日)
- Research.com
というところのランキング。
僕のh-indexは、地球科学の分野で日本で29位、世界で1345位だそうです。
h-indexではなく引用数で評価してもらえると、もう少し上かもしれません。
同じ土木・社会基盤の大先輩でも、分野が違ったり、
複数の分野でランキングされていたり、いろいろですね。
染谷研究科長、さすがです。
(2022年5月5日)
- 新たに社会連携講座が始まります。
- 東京大学社会連携講座「グローバル水循環社会連携講座」を開設
―次世代の水循環評価プラットフォームを開発し国際展開を目指す―
紹介記事が公開されています。
(2022年3月18日)
- IPCC報告書連携シンポジウム
「気候変動の影響はどうなる? どう対応する?
~IPCC第6次評価報告書と日本の研究報告~」
に登壇します。
- https://www.env.go.jp/press/110620.html
- 日時:2022年4月26日(火) 13-17時(日本時間)、オンライン開催。
- 主催: 環境研究総合推進費プロジェクトS-18・2-2002・2-2005実施研究機関
国立環境研究所気候変動適応センター、環境省
- 議事
- [13:00]
- 開会挨拶 環境省
- 趣旨説明 三村 信男(茨城大学)
- [13:20] 第1部IPCC第6次報告書の概要
- WGI報告書の概要、 WGI 7章LA 渡部 雅浩(東京大学)
- WGII報告書の概要1/気候変動の影響とリスク、
WGII 5章CLA、SPM LA 長谷川 利拡(農業・食品産業技術総合研究機構)
- WGII報告書の概要2/気候変動への適応とClimate Resilient Development、
WGII 4章LA、SPM LA 平林 由希子(芝浦工業大学)
- WGIII報告書の概要、WGIII 3章LA 長谷川 知子(立命館大学)
- 質疑応答
- [14:55] 休憩
- [15:10]第2部日本への影響と適応策
- 自然災害・水資源分野の影響予測と適応策、
横木 裕宗 (茨城大学)
- 農林水産業への影響と適応策、
西森 基貴 (農業・食品産業技術総合研究機構)
- 都市計画・まちづくり分野の気候変動適応策、
村山 顕人 (東京大学)
- カーボンニュートラルと気候変動適応、
肱岡 靖明(国立環境研究所)
- 気候変動に耐性のある持続可能な社会の構築、
沖 大幹(東京大学)
- 質疑応答
- [17:00] 閉会
事前の申し込みが必要です。
ご関心の方はどうぞお早めに
申し込み用Web頁よりお申し込みください。
(2022年3月10日)
- 世界水の日2022記念ウエビナー
「水とSDGsとCOVID-19: SDG6達成に向けた課題と機会」
に登壇します。
- http://bit.ly/365uf4c
- 日時:2022年3月22日(火) 15-17時(日本時間)、オンライン開催。
- 主催: 国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)
- 共催: 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)、
国連水関連機関調整委員会(UN-Water)
- 議事
- [15:00] 主催者挨拶
- 山口しのぶ (UNU-IAS所長)
- [15:05] 基調講演1: SDG6達成に向けた水とその進展におけるコロナの影響
- 沖大幹 (東京大学 教授、国連大学前副学長)
- [15:25] 基調講演2: コロナ危機の中でSDG6達成における地下水の役割
- 徳永 朋祥 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授)
- [15:45] 世界水フォーラム最新状況
- 福士 謙介(UNU-IASアカデミック・プログラム・アドバイザー、東京大学未来ビジョンセンター教授)
- [16:00] 民間部門による対話とその役割
- 司会: 橋本 崇史(東京大学講師)
- 登壇者(未定)
- [16:20] 学術界における対話と科学・教育の役割
- 司会: Geetha Mohan (UNU-IASリサーチフェロー)
- Jiaqi Liu (UNU-IAS JSPSフェロー)
- Thammarat Koottatep (アジア工科大学 教授)
- [16:40] 国際機関の対話と国連の役割
- 司会:Park Jonghwi (UNU-IAS アカデミック・プログラムオフィサー)
- Sadhana Shrestha (UNU-IAS JSPSフェロー)
- 登壇者 (国連、市民社会団体代表)
- 事前の申し込みが必要です。
ご関心の方はどうぞお早めに
申し込み用Web頁よりお申し込みください。
(2022年3月10日)
- Newsweek日本語版にJICA広報との対談記事が掲載されました。
世界の水と気候変動についての話題を包括的に取り上げています。
よろしければご笑覧ください。
(2022年1月31日)
- 共著の書籍が出版されました。
よろしければぜひご高覧ください。
(2022年1月22日)
- 「The Road to 2050」シンポジウムを開催します。
- 日時: 2021年12月17日(金) 14-18時
- 場所: ハイブリッド形式=オンライン+東京大学工学部1号館15号教室(40名まで)
- 主催: (社)日本工学アカデミー、科学技術・イノベーション2050委員会
- 申し込み: https://forms.gle/j2Twk8aszQLDBxLg6
- フライヤーFlayer_TheRoadto2050_20211217_f4.pdf
- プログラム:
- 14:00 ご挨拶、沖 大幹(東京大学)
- 14:10 基調講演
- 「STI for SDGs」中村 道治(科学技術振興機構)
- 「科学的助言の再設計」有本 建男(政策研究大学院大学)
- 15:05 分科会講演
- 「マルチAIネットワーク都市の実現」杉山 郁夫(日建設計シビル、E2E)
- 「世界のカーボンニュートラルの実現」安永 裕幸(国際連合工業開発機関)
- 「社会の人々との共創の実現」大竹 暁(東京大学)
- 16:40 パネル討議「2050年に向けたアクションプラン」
- お問合せ先: STI2050委員会 幹事 有川 (taro.arikawa.38d [at] g.chuo-u.ac.jp)
(2021年11月28日)
- 資生堂「花椿」の記事がWebに掲載されました。
素敵な記事に仕上げていただいています。
(2021年11月9日)
- 共著の書籍が出版されました。
最後の第15講「みずから考える持続可能性とCOVID-19」を寄稿しています。
よろしければぜひご高覧ください。
(2021年10月31日)
- 真鍋淑郎博士の2021年ノーベル物理学賞授賞に関する讀賣新聞の記事です。
その昔、1996年3月20日、
夕食にお招きいただいたばかりか、
泊めていただきました。
(2021年10月6日)
- 朝日地球会議2021の様子が期間限定でオンライン配信されています。
台本通りではなくあれこれ真剣に議論しています。
よろしければどうぞお楽しみください。
(2021年10月25日)
- 国連大学・上級副学長のクロスアポイントメントが終了します。
10月1日に着任される白波瀬先生の紹介ですが、
退任する私についてもmentionしていただいています。
(2021年9月14日)
- 朝日地球会議2021に登壇します。
(2021年9月2日)
-
河瀨直美監督との対談の様子がYoutubeで公開されています。
(2021年9月1日)
-
2021年8月6日(金)16-17時、
国際水文学賞Doogeメダル受賞記念オンライン講演会につきまして、
当初予定の100人の枠がすぐに埋まってしまいましたところ、
水文・水資源学会が500人の契約にしてくださいました。今なら
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZwudeihrj0jHdLJuP_-g2OXre-2Pp2xdjDN
から、登録していただけるそうです。
Zoomのウエビナーですと、ご質問いただけるとか、
必要に応じてご登壇いただけるとか、
多少は参加しているという臨場感があるのではないかと思います。
ウエビナーに比べると数秒遅れるとはいえ、
YouTubeでお気軽にご視聴いただくのも可能です。
https://youtu.be/d1Gk9T3oJ-0
どうぞお好きな方でご笑覧ください。
(2021年7月27日)
-
2021年8月6日(金)16-17時、
国際水文学賞Doogeメダル受賞記念オンライン講演会を
水文・水資源学会が企画してくださいました。
http://www.jshwr.org/newpages/
何が受賞につながったのかお話させていただこうと現在準備中です。
よろしければどうぞご登録、ご笑覧ください。登録はこちらで。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZwudeihrj0jHdLJuP_-g2OXre-2Pp2xdjDN
- 国際水文学賞Doogeメダル受賞記念オンライン講演会
- 題目
- 「グローバル水文学ものがたり ─水の地球地図を思い描く─」
- 講演者
- 沖 大幹 (国連大学 上級副学長、東京大学 教授)
- 日時
- 2021年8月6日(金)16:00-17:00
- 形式
- Zoomによるオンライン
- ≪注意事項≫
動画のスクリーンショット・録音・録画・二次利用等は禁止いたします。
- 参加費
- 無料
- 参加者上限
- 100名(100名を超えた場合はYouTubeライブ配信を行います)
- 参加申込期限
- 8月2日(月)
- 参加申込方法
- 以下のリンクよりお名前・所属・メールアドレスをご登録ください。
ご登録いただいたメールアドレスにセミナー情報が送付されます。
-
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZwudeihrj0jHdLJuP_-g2OXre-2Pp2xdjDN
- 問合先
- 水文・水資源学会 企画事業委員会 吉田貢士
(kyoshida(a)edu.k.u-tokyo.ac.jp)(*(a)は@に変えて送信してください)
- ちなみに、受賞理由は「数値モデリングと科学的分析を通じた
水文学・気候・持続可能性の架け橋となる学際的な研究とリーダーシップ」です。
- Zoom契約の100人登録が1日で埋まってしまったため、
上記申し込みは締め切られた模様です。
https://youtu.be/d1Gk9T3oJ-0
こちらのURLからYouTubeでご視聴ください。ありがとうございます。
(2021年7月12日、19日)
- ニコニコ生放送でご覧いただけます
7月4日(日)イベント
-
科学自然都市協創連合 設立記念事業「大漁旗プロジェクト」フィナーレ at 東京大学安田講堂
- 【主催】
- 日時:2021年7月4日(日)13:30-16:30 (予定)
- 【プログラム】
- ●主催者挨拶
- 岡部 徹 教授(生研所長)
- 齊藤滋宣 能代市長(科学自然都市協創連合)
- ●プロジェクト説明
- 岸 利治 教授(前生研所長)
- 松山 桃世 准教授
- ●まち紹介動画・大漁旗紹介
- 各大漁旗のデザイン担当者(事前収録)
- ●講演
- 沖 大幹 教授(国連大学 上級副学長)
- ●パフォーマンス
- 東京大学 運動会応援部
- ●挨拶
- 藤井 輝夫 東京大学総長
- 岸 利治 教授(前生研所長)
- ※総合司会:内多 勝康 氏(元 NHKアナウンサー/現 国立成育医療研究センターもみじの家 ハウスマネージャー)
- 詳細は下記をご覧ください
(2021年6月28日)
-
2021年3月26日に行われたSpringer-Natureと東大のイベント
「学際的研究を超えたその先へ ― SDGs達成に向けて ―」の報告
が公開されています。
https://www.natureasia.com/ja-jp/natsustain/reports/sdgs-symposium2021
PDFファイル(863KB)でも読めます。
どうぞご笑覧ください。
事前のインタビュー記事がNatureのWebサイトにも掲載されていました。
日本語版は、
Nature Asiaと未来ビジョン研究センターのWebに掲載されています。
こちらもよろしければお楽しみください。
(2021年6月1日)
- 日本学術会議の公開シンポジウムに登壇します。
-
『水』と『水循環』の研究最前線─21世紀の多分野協創研究にむけて
- 日時:2021年9月18日(土)13:00-17:00、オンライン開催。
- 主催:日本学術会議 地球惑星科学委員会 地球・人間圏分科会
- 共催:日本学術会議 地球惑星科学委員会 IUGG分科会IAHS小委員会、
水文・水資源学会、日本水文科学会
- 後援:JpGU大気水圏科学セクション、日本地下水学会、
IAH Japan、総合地球環境学研究所、地理学連携機構
- 詳細は下記をご覧ください
- 事前の申し込みが必要です。
ご関心の方はどうぞお早めに申し込み用Web頁よりお申し込みください。
(2021年5月25日)
-
第9回日経「星新一賞」Webサイトオープン。
6月1日から受付開始、9月30日まで受付。一般部門グランプリは賞金100万円!
https://hoshiaward.nikkei.co.jp/
最終審査員は、僕以外に
ヤマザキマリさん、梶尾真治さん、佐野幸恵さん、
ムロツヨシさんに日経の滝順一編集委員です。
「水文学」を水の文学と勘違いして依頼が来たのかと邪推しましたが、
そういうわけでもない様です。
新たな視座と深い衝撃を与えてくれる応募作品を楽しみにしています!!
(2021年5月22日)
- 国際連合経済社会理事会(ECOSOC)が主催する
STI Forum 2021の
サイドイベントを開催します。
-
「STIによるSDGs達成を促進する都市の未来デザイン」
- 日時:2021年5月6日(木) 8:00-10:00 (日本時間)
- 2021年5月5日(水) 19:00-21:00 (米国東海岸夏時間、ニューヨーク)
- 2021年5月6日(木) 1:00-3:00 (中央ヨーロッパ夏時間、ドレスデン)
- 場所: オンライン
- 言語: 英語 (同時通訳なし)
- 主催: 日本工学アカデミー(EAJ)科学技術イノベーション2050委員会
- 協賛: 国際連合大学、国際連合日本政府代表部
- 後援: 国際連合工業開発機関(UNIDO)東京投資・技術移転促進事務所
- 概要
- 1. Introduction and "Outbreak Risk Management and Future City"
- by Taikan Oki (United Nations University)
- 2. "Fragmented infrastructure systems in Ulaanbaatar, Mongolia: Assessment from a Resource Nexus and public health perspective"
- by Prof. Dr. Daniel Karthe (United Nations University)
- 3. "Design from Crisis"
- by Prof. Mikiko Ishikawa (RDI, Chuo University):
- 4. "Japanese smart city projects in Russia"
- by Ms. Guzel Ishkineeva (United Nations University):
- 5. "Human security and well-being for urban design with STI"
- by Prof. Yoshikazu Nakajima (Tokyo Medical and Dental University)
- 6. Discussions, Questions and Answers
- 詳細は下記をご覧ください
事前の申し込みが必要です。
ご関心の方はどうぞお早めに申し込み用Web頁よりお申し込みください。
(2021年5月3日)
-
ロイターがまとめた「世界で最も影響力のある気候変動科学者1000人」のリスト
https://graphics.reuters.com/CLIMATE-CHANGE/SCIENTISTS-LJA/xklpyyldgpg/
世界で661番目。
(2021年4月29日)
-
スタンフォード大学の研究者がとりまとめた正規化引用指標に基づく全分野、
全研究者のトップランキング。
- 論文: https://journals.plos.org/plosbiology/article?id=10.1371/journal.pbio.3000918
- リストデータ(Excel File): https://data.mendeley.com/datasets/btchxktzyw/2
生涯ランキング(Table-S6-career-2019.xlsx)では
世界トップ10万人にも
研究分野トップ2%にも入らないけれど、
2019年(Table-S7-singleyr-2019.xlsx)なら
世界21728位(自己引用除外)もしくは22627位(自己引用込み)。
(2021年4月21日)
-
藤井輝夫総長の下で新体制(https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/overview/b02_02.html)になり、
総長特別参与(ネットゼロカーボン戦略) 沖 大幹
ということだそうです。
(2021年4月12日)
-
国際水文科学会(IAHS)の
2021年国際水文学賞Doogeメダルを受賞することとなりました。
(2021年3月24日)
-
オンライン座談会の様子がYoutubeで公開されています。
- 国連大学対談シリーズ「私たちの水ー今、そして未来に向けて」
- 収録日時: 2021年3月22日(月) 18:30-19:30
- 言語: 英語 (翻訳なし)
- 登壇者:
- ロビン・ルイス (mymizuアプリ 共同創設者)
- 沖 大幹 (国連大学 上級副学長)
- 内容:
-
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、
水と衛生の大切さが改めて注目されています。
同時に、フェイスシールド、
ゴム手袋からテイクアウトの食器やボトルまで、
世界中で使い捨てプラスチックの需要が高まっています。
使い捨てプラスチックの消費を減らすために、ルイス氏は、
2019年にmymizuという日本初の給水アプリを共同創設しました。
世界で20万カ所のカフェや公共施設など、
無料で給水できるスポットを探すことができ、
長野県や北海道などでは、天然水のスポットも含まれています。
今回の対談では、世界水の日を記念してルイス氏および
水文学者である沖上級副学長が、それぞれにとっての水とのつながり、
世界の水に関する問題、そして、
それを乗り越えるためのイニシアチブについて話し合いました。
- 配信URL: https://youtu.be/8uURxBea9nc
(2021年3月24日)
-
1989年からお世話になった生産研での兼務が今年度末で終了するのに伴い、
生産技術研究奨励会で開催してきた「水・地球環境問題特別研究会」
を衣替えし、総合研究奨励会で
「水と気候変動と持続可能な開発研究会」
を新たに発足させます。
- 研究会の主題と運営
- 企業の水・気候変動リスク管理と情報開示
- 地球規模課題をめぐる世界の最新動向
- 2-3か月に1度2-3時間の研究会を開催
- 構成メンバー
- 沖 大幹 東京大学・教授 (水、気候変動、持続可能な開発)
- 伊坪 徳宏 東京都市大学・教授 (LCA)
- 民間企業・事業系
- 民間企業・水コンサルタント
- 外部講師(予定): IPCC、CDP、UN-Water、大口長期投資家、監査法人、…
- 申込先: 一般財団法人 総合研究奨励会 理事 堀 雅文
- m-hori [at] sogo.t.u-tokyo.ac.jp
- Phone/Fax.: 03-5841-7661
- http://www.erf.or.jp
- 連絡先:
- 東京大学 大学院工学系研究科社会基盤学専攻・地球人間圏研究室 武内
(m-take [at] g.ecc.u-tokyo.ac.jp)
よろしければ、ぜひ春からご参画ください。
(2021年3月9日/30日、申込先メールアドレスを修正いたしました)
-
STEAM Library上で学習教材が公開されました。
(2021年3月1日)
-
オンライン座談会の様子がYoutubeで公開されています。
- 国連大学対談シリーズ「多国間主義に復帰するアメリカ ─ そして日本は?」
- 収録日時: 2021年2月9日(火) 18:30-19:00
- 言語: 日本語
- 登壇者:
- 辻清人 (衆議院議員)
- 沖 大幹 (国連大学 上級副学長)
- 内容:
- 新型コロナウイルス感染症により世界が未曽有の危機に直面する中、
国際情勢は大きく揺れ動いています。
米国では「自国第一主義」を掲げるドナルド・トランプ氏から、
同盟国との協力関係を重視する「多国間主義」
を目指すジョー・バイデン氏へ政権が移行されました。
就任初日にバイデン大統領は温暖化対策の国際枠組みであるパリ協定への復帰や
世界保健機関(WHO)脱退を取りやめる大統領令に署名。
米国での政権交代に伴い、国際関係にどのような影響が出てくるのでしょうか。
その中で、日本はどのような役割を果たすべきなのでしょうか。
今回の対談イベントでは、辻氏と国連大学の沖大幹上級副学長がバイデン新政権下での国際関係、日本政府と国連の関係構築、国際社会で日本が担うリーダーシップなどについて話し合いました。
- 配信URL: https://www.youtube.com/watch?v=ztN_ZhyPg28
(2021年2月21日)
- Natureのオンライン・シンポジウムに登壇します。
- SDGsシンポジウム2021:
学際的科学から解決策を考える食料、水、気候、生態系の持続可能な開発目標
- 日時: 2021年3月26日(金) 16:30-19:00
- 場所: オンライン
- 言語: 英語 (日本語の同時通訳あり)
- 基調講演:
- フィリップ・キャンベル (Springer Nature編集長)
- 沖 大幹 (東京大学 教授)
- 講演:
- 数値シミュレーションがつなぐ海洋科学とSDGs (羽角 博康)
- アフリカのサハラ以南における商業的農業の
持続可能なトレードオフについてSDGsの観点から考える
(アレクサンドロス・ガスパラトス)
- 気候変動政策と持続開発目標の両立に向けた政策検討 (長谷川 知子)
- パネルディスカッション
- モデレータ: 国谷裕子
- 詳細はhttps://www.springernature.com/jp/campaign/20210326
をご覧ください。
事前の申し込みが必要です。
ご関心の方はどうぞお早めに申し込み用Web頁よりお申し込みください。
(2021年2月3日)
-
オンライン座談会に登壇します。
- 国連大学対談シリーズ
「多国間主義に復帰するアメリカ ─ そして日本は?」
- 日時: 2021年2月9日(火) 18:30-19:00
- 場所: オンライン
- 言語: 日本語
- 登壇者:
- 辻清人 (衆議院議員)
- 沖 大幹 (国連大学 上級副学長)
- プログラム:
- 登壇者の紹介
- Q and A
- 詳細はhttps://t.co/wwkZDzGZLp
をご覧ください。
事前の申し込みが必要です。
ご関心の方はどうぞお早めに国連大学の申し込み用Web頁よりお申し込みください。
(2021年2月3日)
-
IPCCシンポジウム「気候変動と社会変容」
オンライン・シンポジウムに登壇します。
環境省主催のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)シンポジウムです。
下記のビデオメッセージをあらかじめご覧いただき、
質問を受け付けて、
オンラインパネル討論、という流れです。
よろしければぜひご笑覧ください。
(2021年1月10日)
-
オンライン座談会の様子がYoutubeで公開されています。
- 国連大学対談シリーズ「文京区のヒミツ:なぜ国連の旗が掲げられているのか?」
- 収録日時: 2020年12月16日(水) 18:30-19:00
- 言語: 日本語
- 登壇者:
- 成澤 廣修 (文京区 区長)
- 沖 大幹 (国連大学 上級副学長)
- 内容:
- 江戸の面影を残す史跡や文化遺産の多い歴史的なまちであり、
伝統ある大学も数多くキャンパスを置く東京都文京区。
日本の学校教育発祥の地としても知られています。
区長である成澤廣修氏は、文京区に住むすべての人が輝く
「誰ひとり取り残さない」住みやすい町づくりに意欲的に取組み、
基礎自治体の首長として初めて育児休暇を取りました。
また区庁舎には、日本国旗と文京区旗に加えて国連の旗も掲げられており、
国連の推進するジェンダー平等と女性のエンパワーメントに関して
文京区が先駆的な施策を展開し、
さらなる連携を深めるためのシンボルとなっています。
今回の対談イベントでは、
成澤区長と国連大学の沖大幹上級副学長が文京区と国連の関係、
新型コロナウイルス感染症の流行による区政への影響、
ふるさと納税と持続可能な開発目標(SDGs)、
そして古くから文京区にある地域コミュニティや地方自治について話し合いました。
- 配信URL: https://www.youtube.com/watch?v=FgPJZx89z58
(2020年12月23日)
-
オンライン座談会に登壇します。
事前の申し込みが必要です。
ご関心の方はどうぞお早めに国連大学の申し込み用Web頁よりお申し込みください。
(2020年12月3日)
-
2020年11月17日に国連大学上級副学長として
日本記者クラブで行った会見の録画が
Youtubeで公開されています。
- 配信URL: https://www.youtube.com/watch?v=Rpd47uHb_yA
- 内容: 日本の温暖化対策への国際的評価や、
2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標の
見通しなどについて聞いた。
2050年はわずか数十年先であり、
その頃に不要なモノやサービスは
今後作ったり使ったりすべきでないと訴えた。
- 司会: 村山知博(日本記者クラブ企画委員; 朝日新聞)
(2020年11月21日)
-
オンライン・シンポジウムに登壇します。
- なぜSDGs?材料分野におけるSDGsシンポジウム~QWSアカデミア(東京大学)~
材料、とくに金属材料分野におけるSDGs(持続可能な開発目標)
についての特別講演会を企画。
講演会の後、非鉄金属分野のオピニオンリーダーを加え、
講演者とのパネルディスカッションを行います。
【概要】
- 日時: 11月27日(金)14:00~18:00
- 場所: オンライン(ニコニコ生放送)
- 言語: 日本語
- プログラム:
- 14:00 SHIBUYA QWSの概要紹介
- 14:05 開会の挨拶 岡部 徹 東京大学 副学長・教授
- 14:10 講演「なぜ企業はSDGsに取り組むのか 」
沖 大幹 東京大学 教授(国際連合大学 上級副学長)
- 15:00 講演「SDGs実現のための金属資源循環利用の方向性と課題」
星野 岳穂 東京大学 特任教授
- 16:00 講演「未来社会デザインとメタラジー」
田中 敏宏 大阪大学 統括理事 副学長
- 17:00 パネルディスカッション
- <モデレーター>所 千晴 東京大学 特任教授、岡部 徹 東京大学 特任教授
- <パネリスト>上記講演者に加え、大井 滋 JX金属(株)特別理事
17:50 閉会の挨拶 藤井 輝夫 東京大学 理事・副学長
18:00 終了
- 詳細はhttps://peatix.com/event/1702524/view?k=91224ae9327cda16634f54d679a6c8f8ac9be2ac
をご覧ください。
ニコニコ生放送チケット(無料)にお申込み頂きますと、
視聴用URLがメッセージで届くそうです。
よろしければぜひご笑覧ください。
(2020年11月10日)
-
令和2年度 第44回「水の日」記念行事「水を考えるつどい」の様子が
Youtubeで公開されています。
- 配信URL: https://youtu.be/k2jhekT18OQ
- 配信内容:
- 主催者代表挨拶:虫明 功臣氏/水の週間実行委員会会長・東京大学名誉教授
- 第1部: 沖先生の「水循環入門講座」
私たちが日々の暮らしの中で利用する水と水循環の関係、
天気が水循環に与える影響など、専門家の方々の解説を交え、
身近な存在である「水」について学ぶ「入門講座」です。
- 登壇者
- 沖 大幹 氏/東京大学大学院工学系研究科 教授
- 南 利幸 氏/気象キャスター
(「NHK ニュースおはよう日本(土日祝キャスター)」出演など)
- 中村 真優 氏/2020ミス日本「水の天使」
・NPO法人こどもの教育を支援する会代表
- 全日本中学生水の作文コンクールの内閣総理大臣賞受賞者による作文の朗読
柏原 葵 さん/京都府 綾部市立上林中学校1年
- 第2部
- 新たな水循環基本計画の始動 ~令和から始まる新・水戦略~
我が国の水循環施策の道しるべとなる「水循環基本計画」が
令和2年6月に改定されました。
この新たな水循環基本計画で重点的に取り組む
「流域マネジメントの更なる展開と質の向上」、
「安全・安心な社会の実現」、「次世代への豊かな社会の継承」を中心に、
今後の水循環施策の方向性を展望します。
- 【パネリスト】
- 沖 大幹 氏/東京大学大学院工学系研究科 教授
- 指出 一正 氏/株式会社 sotokoto online 代表取締役
- 武山 絵美 氏/愛媛大学大学院農学研究科 教授
- 立川 康人 氏/京都大学大学院工学研究科 教授
- 【コーディネーター】若林 伸幸/内閣官房水循環政策本部 事務局長
詳細は、国土交通省のWeb頁で。
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/tochimizushigen_mizsei_tk1_000024.html
(2020年11月7日)
-
柏の葉イノベーション・フェスの一貫で、
11月1日に開催された音楽家、ap bank代表理事の小林武史さんとのクロストーク、
その後のパネル討論の様子がYoutubeで公開されています。
- https://youtu.be/7td8EsTcelk
音楽だけに留まらず、環境野外フェス「ap bank fes」や
農・食・アートをテーマにしたサステナブルファーム&パーク
「kurkku fields」を手掛けるなどボーダレスに活動する小林武史氏。
水環境や水資源などのテーマを中心に
世界の水問題解決や持続可能な社会の実現に向けて研究・普及活動に取り組む
東京大学の沖大幹氏。
お二人と共に、アート/環境問題、ローカル/グローバルと様々な視点から、
地球と人の理想の関係を探り、共生する未来、持続可能な社会の実現に向けて、
街と人にできることはなにか?人々を巻き込むオープンイノベーションのために、
行動のきっかけとなる人々の共感をいかに得ることができることか?を議論する。
- 詳細は、主催者Web頁をご覧ください。
https://kashiwanoha-innovation.jp/events/earth/
(2020年11月1日)
- 「日本学術会議」「沖大幹」で検索すると、
などが割と上位にくると思います。
(2020年10月8日)
-
『成長の限界』で1970年代にはとても有名だったローマクラブ、まだ存在しています。
で、このたび、その正会員(full member)になりました。
これまでに日本からローマクラブの正会員になられた方々は、
- 大喜多 佐武郎
- 緒方 貞子
- 茅 陽一(現在: 名誉会員)
- 松浦 晃一郎(現在: 名誉会員)
の皆様と、現役正会員の
の皆様で、僕だけ弱輩者です。ローマクラブからのInvitationには、
You are invited to become a Full Member not only because of
your outstanding achievements, established reputation and
intellectual acuity, but also because we highly value your interest in
revitalizing the presence and visibility of the Club of Rome
in Japan and also more broadly in Asia
and your expertise as a top negotiator with Asian national
and metropolitan governments on climate change adaptation.
とあり、水と気候と持続可能性に関する研究をさらに推進すると共に、
気候変動への適応策やSDGsへの取り組みの加速に貢献し、
なんとかローマクラブの国内外でのreputationを上げるべく
微力ながら尽くさねば、と身の引き締まる思いです。
(2020年9月25日)
-
オンライン座談会に登壇します。
- オンライントークイベント「今こそ知りたい、気象と災害:空と雲の”気持ち”から考えてみよう」
- 日時: 2020年9月24日、19:00-20:00
- 場所: オンライン
- 言語: 日本語
- 登壇者:
- 荒木 健太郎 (気象庁気象研究所)
- 沖 大幹 (国連大学上級副学長)
- プログラム:
- 登壇者の紹介
- 事前に集めた質問をもとに沖副学長と荒木さんによるディスカッション
- Q and A
- まとめ
- 質問募集
- 事前の質問は、国連大学のソーシャルメディア、
Facebook
Twitter
で受け付け中。
- 詳細はhttps://t.co/kfcqPCc0ao
をご覧ください。
事前の申し込みが必要です。
荒木さんは大人気なので、定員が埋まる恐れもあります。
ご関心の方はどうぞお早めに国連大学の申し込み用Web頁よりお申し込みください。
(2020年9月12日)
-
水の日記念のオンライン・シンポジウム、もちろん8月1日です。
- 8月1日は「水の日」です。
今年は、コロナ渦によって水をめぐる状況も大きく変わり、
さらに、先日発生した令和2年7月豪雨をはじめ、
近年は毎年のように各地で水害が発生しています。
その一方で、今年の6月に新たな「水循環基本計画」が閣議決定され、
次の5年に向けた新たなスタートが切られました。
このように、2020年は特別な状況のなか「水の日」を迎えます。
今年の「水の日」を、
水の恵みと災いについて、
皆さんとともにあらためて考える日にできればと思い、
「『水の日』オンラインセミナー『いま水を考える』」を企画しました。
奮ってご参加ください。
- 主催: 水制度改革議員連盟、水循環基本法フォローアップ委員会
- 日程: 2020年8月1日(土) 14時~16時
- 会場: Zoomウェビナーにて開催
- 当日のプログラム
- 第1部 14:00-14:40
- はじめに
- 開催挨拶 沖 大幹
(水循環基本法フォローアップ委員会 座長/東京大学・国連大学)
- 主賓・来賓挨拶
- 水循環基本法フォローアップ委員会(以下、水循環FU委員会)の取り組み紹介
- 基本計画分科会:服部貴彦 (水循環FU委員会 幹事/全国上下水道コンサルタント協会)
- 地下水分科会:宮崎淳 (水循環FU委員会 委員/創価大学)
- 広報戦略分科会:中村晋一郎 (水循環FU委員会 幹事/名古屋大学)
- 第2部 14:40-15:30
- 座談会「いま考える水」
各分野からのレポート「今、日本の水に何が起きているか?」
- 森林分野: 蔵治光一郎 (水循環FU委員会 幹事/東京大学)
- 農業分野: 竹内清晴 (水循環FU委員会 委員/全国水土里ネット)
- 上下水道分野: 辻谷貴文 (水循環FU委員会 幹事/全水道)
- 国際・経済分野: 森澤充世 (水循環FU委員会 委員/CDP)
- コロナ渦における論点の整理: 山村寛 (水循環FU委員会 幹事/中央大学)
- 近年の豪雨災害の論点の整理: 中村晋一郎 (水循環FU委員会 幹事/名古屋大学)
- 全体議論・質問
- 第3部 15:30-16:00
- 全国からのレポート「全国の『水の日』を探そう」
- 打ち水大作戦の中継
※プログラムは一部変更になる可能性があります。
※お好きな時間から参加できます。
- 申し込み方法
-
7月31日(金)までに、以下の申込みフォームへアクセス頂き、
必要事項をご入力のうえ送信ください。
開催日正午までにご登録いただいたメールアドレスへ
ZoomウェビナーのURLをお知らせ致します。
アクセス数に限りがありますのでお早めに申し込みください。
申込みフォーム:
https://forms.gle/ry8erru1Sp69DtLE9
ぎりぎりの告知で申し訳ございません。
(2020年7月30日)
- 「生命の根源を見つめる (知のフィールドガイド)」
よろしければご高覧ください。
(2020年6月11日)
-
オンライン・シンポジウムに登壇します。
よろしければどうぞご覧ください。
(2020年6月6日)
-
2020年4月1日づけで東大内での本務が、
大学院工学系研究科
社会基盤学専攻に移りました。
社会基盤サイエンス講座国際プロジェクト領域で、地球人間圏研究室を立ち上げます。
東大内で、
未来ビジョン研究センター(IFI)
ならびに
生産技術研究所を兼務します。
国際連合大学上級副学長が主務で、こちらももう少しです。
(2020年4月1日)
-
3月22日は世界水の日でした。
今年の国連世界水開発レポートのテーマは「水と気候変動」でした。
(2020年3月25日)
- TV出演です。
- 出演者:生産技術研究所 沖大幹先生
- テーマ:タイでの気候変動への適応プロジェクト
- 番組名:「フューチャーランナーズ ~17の未来~」
- 放送局:フジテレビ(関東ローカル)
- 放送日:2020年2月5日(水)22時54分~23時00分
- (※再放送:2月15日(土)21時55分~22時00分 @BSフジ)
- 放送終了後は番組公式ホームぺージに動画が掲載されます。
実質2-3分ですが、よろしければご笑覧ください。
(2020年1月21日)
-
国際シンポジウムを開催します。ぜひふるってご参加ください!!
- 会合名:
- IIS UTokyoSymposium No.106
- Hydrology and Water Resourcesin Asia-Pacific Monsoon Region
- 「アジア太平洋モンスーン地域における水循環と水資源に関する国際シンポジウム」
- 日時:
- 2020年5月22日(金)、23日(土)
- 場所:
- 東京大学生産技術研究所コンベンションホール(東京都目黒区駒場4-6-1)
- 詳細:
- 日本語
- English
(2020年1月17日)
-
水危機に対して最も脆弱な人々は世界のどこに全部で何万人くらいいるのか?
経済的にも水資源的にも不足している地域からの推測。
Oki, T. and R. E. Quiocho, 2020:
Economically challenged and water scarce:
identification of global populations most vulnerable to water crises
,
International Journal of Water Resources Development, accepted.
いろいろな図表は講義などでお役立ていただけるのではないかと思います。
(2020年1月8日)
-
あけましておめでとうございます。
またまた、風水害に関するインタビュー記事がWeb上に掲載されました。
どうぞ御笑覧ください。
(2020年1月3日)
-
風水害に関するインタビュー記事がWeb上に掲載されました。
どうぞ御笑覧ください。
(2019年10月26日)
-
Nature Climate Change誌に論文が掲載されました。
- Dependence of economic impacts of climate change
on anthropogenically directed pathways
- (気候変動による経済被害の社会経済シナリオ依存性)
- Nature Climate Change, 9, 737-741 (2019).
https://doi.org/10.1038/s41558-019-0578-6
- 紹介記事(Press Release)
- 複数分野にわたる世界全体での地球温暖化による経済的被害を推計
-温室効果ガス排出削減と社会状況の改善は被害軽減に有効-
どうぞ御笑覧ください。
(2019年9月26日)
-
スポンサー記事ではありますが、
対談「『水はタダ同然』はいつまで続けられるのか」
がNewsPicksに掲載されています。
https://newspicks.com/news/4082671/body/
どうぞ御笑覧ください。
(2019年8月25日)
-
Nature誌に論文が掲載されました。
- Observed controls on resilience of groundwater to
climate variability in sub-Saharan Africa
- サブサハラ・アフリカにおける気候変動に対する地下水の復元力についての観測された制御機構
- Nature, vol.572, pages 230-234 (2019).
https://doi.org/10.1038/s41586-019-1441-7
- Shared Link
- https://rdcu.be/bNuSb
- 紹介記事(NEWS AND VIEWS)
- The future of groundwater in sub-Saharan Africa
- Nature, 572, 185-187 (2019).
どうぞ御笑覧ください。
(2019年8月8日)
-
Nature Sustainability誌に掲載された
"How global targets on drinking water were developed and achieved"
(ミレニアム開発目標(MDGs)の飲料水ターゲットはいかに達成されたのか)
の著者インタビュー記事が
https://www.natureasia.com/ja-jp/natsustain/interview/contents/1
に掲載されています。どうぞ御笑覧ください。
(2019年7月30日)
-
「Integrating SDGs with Business」発行記念シンポジウムです。
- 日時:2019年7月3日(水) 14-17時
- 場所:国連大学本部3F ウ・タント国際会議場
- プログラム:
- 講演 1「SDGs最新動向と “Integrating SDGs with Business” について」
- 沖大幹(国連大学上級副学長、SDGs企業戦略フォーラム座長)
- 講演 2「SDGs企業戦略フォーラム参加企業による事例紹介」
- 平尾佳淑氏(オムロン株式会社サステナビリティ推進室長)
- 講演 3「SDGs企業戦略フォーラム参加企業による事例紹介」
- 神田三奈氏(株式会社三菱ケミカルホールディングス経営戦略部門KAITEKI推進室長)
- 講演 4「GPIFのESG投資と企業への期待」(仮題)
- 高橋則広氏(年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長)
- パネルディスカッション「SDGs/ESGの戦略的活用を考える」
- パネリスト
- 高橋則広氏(前述)
- 黒田かをり氏(一般財団法人CSOネットワーク事務局長・理事)
- 矢部延弘氏(丸紅株式会社 代表取締役専務執行役員CFOサステナビリティ推進委員会委員長)
- 瀬名波文野氏(株式会社リクルートホールディングス 執行役員(経営企画、サステナビリティ、PR、人事))
- 今津秀紀氏(凸版印刷株式会社 情報コミュニケーション事業本部コーポレートコミュニケーション部部長)
- モデレーター: 沖大幹(前述)
- ご案内「冊子”Integrating SDGs with Business”の活用方法、SDGs企業戦略フォーラム活動について」
- 北島隆次氏(TMI 総合法律事務所 弁護士、SDGs企業戦略フォーラム事務局長)
- 主催:国連大学、SDGs企業戦略フォーラム
- 詳細
- 事前申込頁
(2019年6月15日)
-
「22世紀の国づくりプロジェクト」の提言が公開されました。
人や文明と自然環境の共進化の結果として形作られてきた国土は、
人類の生存、文化、社会経済活動の基本舞台です。
22世紀初頭に向けて、気候変動などの環境変動、
情報通信網や人工知能といった技術革新、社会構造の変化、
我々の価値観や暮らし方などに大きな変化が見込まれ、
そうした変化にあわせてふさわしい国土のあり方も変化すると想定されます。
予期される次の100年に対して、
土木学会では高橋裕氏(東京大学名誉教授)の寄付により「22世紀の国づくり」プロジェクト委員会 (委員長:沖大幹 国際連合大学 上級副学長/東京大学 教授)を設置し、
土木学会初のデザインコンペや有識者への公開ヒアリング等の開催を通して広くアイデアや意見を募り、
これらの成果を踏まえて、
このたび「提言『22世紀の国づくり』」としてとりまとめました。
提言は以下の通りです。詳細は提言報告書をご参照ください。
- 提言1
- 22世紀の国づくりを考えるために、社会経済や個別技術の動向に加えて、我々の「幸せ」とは何か、あるいは我々人類が目指す幸福の実現とは何かについて議論をし、積み重ねていく。
- 提言2
- 国家100年の計が人材育成なら、国家1000年の計は文化の醸成と伝承である。人がより良く生きられる文化を生み出し、次世代に継承できる社会の構築を目指す。
- 提言3
- これからの21世紀の世界史に日本がどのような名を刻み、どのような22世紀を迎えたいかについて、我々は多様な意見を交わし、「22世紀の世界の中の日本」像を野心的に想い描き、その実現に向けて行動を開始する。
- 提言「22 世紀の国づくり」報告書
- 本提言に合わせて、土木学会初のデザインコンペとなった「土木学会デザインコンペ22世紀の国づくりありたい姿と未来へのタスク」報告書も公表しています。
- 2019年5月28日のプレス懇談会資料 (1.4 MB)
(2019年5月31日)
-
2019年4月4日の東大安田講堂での
Nature150周年記念イベントの紹介ビデオが公開されています
https://www.youtube.com/watch?v=J21h0B-kNFM&t=9s
音声はありませんが、姿形は映っています。
どうぞご笑覧ください。
(2019年5月16日)
-
「22世紀の国づくりプロジェクト」の提言お披露目シンポジウムです。
- 日時:2019年5月28日(火) 15-17時
- 場所:土木学会講堂(東京都新宿区四谷)
- 次第:
- 1.提言「22世紀の国づくり」について
- 沖大幹 国連大学 上級副学長/東京大学 教授/22 世紀の国づくり」プロジェクト委員会 委員長
- 2.デザインコンペティションの内容と結果
- 3. 委員会活動の報告と「22 世紀の国づくり」への想い
- 小松利光 九州大学 名誉教授/22 世紀の国づくり」プロジェクト委員会 委員
- 目黒公郎 東京大学 教授/22 世紀の国づくり」プロジェクト委員会 委員
- 上野俊司 株式会社オリエンタルコンサルタンツ 執行役員 地方創生事業部長/22 世紀の国づくり」プロジェクト委員会 委員
- 4.パネルディスカッション
- 司会 有川太郎 中央大学 教授/22 世紀の国づくり」プロジェクト委員会 幹事長
- 詳細
- 事前申込頁
土木学会がどんな22世紀のビジョンを掲げるのか、お楽しみに。
どうぞご参加をお待ちしております。
参加者にはもれなく印刷版の提言「22世紀の国づくり」を進呈!!
(2019年5月14日)
-
"How global targets on drinking water were developed and achieved"
(ミレニアム開発目標(MDGs)の飲料水ターゲットはいかに達成されたのか)
と題するAnalysis論文がNature Sustainability誌に掲載されました。
https://rdcu.be/bw1DT
(view-only version)
もしくは
気に入っていただけましたら幸甚です。
(2019年4月15日)
-
日本政府の広報ビデオに出演しています。Youtubeで見られます。
- Human Capacity Development
- https://www.youtube.com/watch?v=NkciURu8DSM
- Human resources are the foundation of nation building.
Based on its own experience of development,
Japan is actively engaged in capacity building
in developing countries.
Creating various opportunities for vocational
training and professional education,
Japan and its partners will raise a future generation
of leaders towards a better and more resilient future.
(Prime Minister's Office of Japan YouTube Channel is operated by the Government of Japan.)
英語喋ってます(笑)
(2019年4月9日)
-
Web of Science関連で確認されている主要な英語の学術論文だけで、
h指数が45に到達した模様です。
Researcher ID
(http://www.researcherid.com/rid/E-5778-2010)の通り、
2019年4月6日現在で
- 登録論文数:178
- Web of Scienceで被引用数カウントの対象となっている文献数: 175
- 総被引用数: 10226
- 平均被引用数: 58.43
- h-index: 45 (44回以上引用された文献が45件)
Oki and Kanae (2006)の引用数は1175です。
Google Scholarだと総引用数はざっと倍で23,043、h-indexは64だそうです。
(2019年4月6日)
- Nature150周年記念シンポジウムが4月4日(木)午後に
東大安田講堂で開催されます。
その一環で開催されるポスターセッションで、
若手研究者の皆さんの研究がいかに社会に影響を与えるかの
ビジョンが募集されています。
3月4日までにご登録ください。
年齢による画一的な制限はありません。
Natureや五神総長(予定)による表彰つきですのでぜひご準備を。
(2019年2月17日)
-
Web of Science関連で確認されている主要な英語の学術論文だけで、
h指数が44に到達した模様です。
Researcher ID
(http://www.researcherid.com/rid/E-5778-2010)の通り、
2019年1月26日現在で
- 登録論文数:176
- Web of Scienceで被引用数カウントの対象となっている文献数: 173
- 総被引用数: 9851
- 平均被引用数: 56.94
- h-index: 44 (44回以上引用された文献が44件)
Oki and Kanae (2006)の引用数は1119です。
Google Scholarだと総引用数はざっと倍で21,517、h-indexは62だそうです。
(2019年1月26日)
- TV出演です。
- 放送局:NHK教育放送(Eテレ)
- 番組名:高校講座 生物基礎#37 生態系のバランス(2)--復元力を超える人間の諸活動--
- 放送日時:2019年1月29日(火) 14:40-15:00
20分ですが、よろしければご笑覧ください。
(2019年1月13日)
-
新年あけましておめでとうございます。
Web of Science関連で確認されている主要な英語の学術論文だけで、
h指数が43に到達した模様です。
Researcher ID
(http://www.researcherid.com/rid/E-5778-2010)の通り、
2019年1月5日現在で
- 登録論文数:176
- Web of Scienceで被引用数カウントの対象となっている文献数: 173
- 総被引用数: 9793
- 平均被引用数: 56.61
- h-index: 43 (43回以上引用された文献が43件)
Oki and Kanae (2006)の引用数は1106です。
Google Scholarだと総引用数はざっと倍で21,133、h-indexは61だそうです。
(2019年1月5日)
- 職務
- 東京大学 総長特別参与、教授
- 住所
- 〒113-8656 東京都文京区本郷7丁目3-1
東京大学
大学院工学系研究科
社会基盤学専攻
- 電話
03-5841-6091
(地球人間圏研究室直通)
- email :
oki [at] civil.t.u-tokyo.ac.jp
-
個人プロファイル
: 履歴、研究分野など。
- 専門分野:
- 地球水循環システム: グローバルな水循環と水収支、
世界水危機と世界の水資源、
地球温暖化が世界の水資源需給に及ぼす影響のアセスメント、
海外フィールドでの水循環ならびに水資源の調査観測研究、
アジアモンスーンの変動解析と予測、
水に関する多種多様な統合的データベース。
- 水循環モニタリング: 降水や土壌水分の衛星リモートセンシング、
衛星を利用した陸面水文量の同化ならびに逆推定、
地形性降水、
降雨レーダによる高精度観測と予測への応用、
野外におけるエネルギー・水・二酸化炭素フラックスの長期観測、
埋蔵データの発掘による短時間降水量の頻度分布の長期変動、
水の安定同位体比を利用した水循環リサイクリング。
- 水循環モデリング: 陸域大気相互作用、陸面水文植生モデル、
大気大循環モデルへのグローバル河川網のカップリング、
貯水池操作や灌漑取水など人間活動を考慮した河道流下モデル、
陸面情報による降水季節予報精度の向上、
森林伐採が地域気候に及ぼす影響の評価。
- 水資源アセスメント: 都市と周辺農村部の水の最適配分問題、
大規模ダムのアロケーションルールカーブ、
グローバルスケールでの灌漑要水量の季節変化、
仮想水の国際的な移動、水のライフサイクルアセスメント。
- 出版物リスト(論文、本、要旨等):
-
2006-2016年の出版印刷物。
-
2001-2005年の出版印刷物。
-
1996-2000年の出版印刷物。
-
1995年迄の出版印刷物。
国際誌に掲載された主要な論文の一覧やcitation関連情報については、
もご参照ください。
- 記者会見資料なら
- 書籍なら
-
「 持続可能性とWell-Being
--世代を超えた人間・社会・生態系の最適な関係を探る--」
-
「規範としての民主主義・市場原理・科学技術
--現代のリベラルアーツを考える--」
-
「地球・惑星・生命」
-
「生命の根源を見つめる (知のフィールドガイド)」
- 「SDGsの基礎」
- 事業構想大学院大学 出版部(編著)、沖 大幹、
小野田 真二、黒田 かをり、笹谷 秀光、佐藤 真久、他、
株式会社宣伝会議、
2018年9月7日発行、180頁。
ISBN-13: 978-4883354412
- 第6章「2030年のSDGs達成とBeyond SDGsへ向けて」、
気合を入れて書きました。
-
「知っておきたい水問題」
-
「世界を救う7人の日本人──国際貢献の教書」
- 池上 彰 編・著、朝日新聞出版、
2016年4月7日初版第1刷発行、ISBN402261854X
- 朝日文庫に収録されました。
- 『水の未来──グローバルリスクと日本』
- 沖大幹、岩波新書、2016年3月18日刊行
- 主な書評、紹介:
- 本書を貫くのは、水を通して持続可能な社会、経済、
環境を実現するにはどうしたらよいのか、という真剣な問いかけだ。
著者自身は悲観論にも楽観論にもくみせず、
読者が考える際に参考になる科学的な視点やデータを整理して示す。
答えを見つけるのは容易ではないが、重要なヒントがいくつも盛り込まれている。
(日経新聞、2016年6月5日)
- 最後に、本書は格調高く、
持続可能性という概念そのものに対する著者の持論が述べられている。
健康のために水、食料、エネルギーを使う努力もまだ必要(P206)。
持続可能な開発目標(SDG)から、気候変動も社会、経済、
環境の3者の持続可能な開発の枠組みの中で進む(P210)。
持続可能な開発は究極の目標ではなく(P210)、手段であり、
究極の目標は人類の幸福である。その意味で、持続可能な開発
(Sustainable development)でなく持続可能な社会の構築
(本書には出てこないが、著者の言葉でDevelopment of Sustainability)
を指向することが重要(P218)と締めくくっている。
(松田裕之先生のブログ(公開書簡)、2016年6月2日)
- 水の消費・汚染量を算出する「ウォーターフットプリント」導入の動きや、
食料生産と水と日本の関わりを解説する。水問題の“今”がわかる1冊だ。
(讀賣新聞、2016年6月1日)
- 今回の著書はかなり高度であり、かつ、岩波新書的な堅さを感じる本ですが、水という問題の地球レベルでの先端的な理解、解析手法、対策・対応、気候変動がどう影響するかを含めた未来、などなどを知るためには、極めて有効だと思いました。
(安井至先生ブログ、2016年4月2日)
- 『日本のトップレベル研究者に聞く』
- 林幸秀、岡山純子、美巧社、2015年。
ISBN 978-4-86387-059-8
- 27人の50歳未満(インタビュー時)の若手研究者へのインタビュー。
研究者になった経緯や現在の研究環境への意見などが述べられています。
- JST/CRDS・中国科学技術信息研究所共催研究会のための調査のスピンオフ。
- 『水風景2012-2014』
- 原書房
- 著者:佐伯三貴、羽住英一郎、服部幸應、中嶋朋子、沖大幹、
清川あさみ、赤星憲広、赤松陽構造、野田武則、うえのけいこ、
島田荘司、小野リサ、杉山愛、カンバラクニエ、白石康次郎、平原綾香、
假屋崎省吾、菅野祐悟、桜井一宏、寺川綾、エリカ・アンギャル、
木村英智、山中千尋、水野美紀、森田正光、谷村美月、山下良平、遠藤雄弥。
- 写真集のようなエッセイ集。2015年2月16日発売。
- ISBN: 978-4562051328
- Amazon:http://www.amazon.co.jp/372/dp/4562051329
- 『水の歴史』
- ジャン・マトリコン著、沖大幹監修、遠藤ゆかり訳
- 「知の再発見」双書163、創元社
- 2014年4月20日発売。
- ハンディで、ほぼオールカラー。
お洒落な本だと思っていただけるかもしれません。
- 『東大教授』
- 沖大幹、新潮新書、2014年3月
- 主な書評、紹介:
- 外部からはうかがい知れない実態を教えてくれる ─ 毎日新聞 (3月25日)
- 読むほどに、新鮮な刺激を受けるのは間違いない ── 夕刊フジ (4月23日)
- 実体験に基づいた助言も興味深い ─日本経済新聞(4月27日)
- 学者という仕事は魅力的であることがよくわかる ─ 週刊現代 (5月10日)
- 心に響く言葉が次々に湧き出します ── 池谷裕 讀賣新聞 (5月11日)
- せっかく東大を目指すなら、
ぜひ東大教授も目指して欲しいなと思い書きました。
学術、大学教授、研究者に興味のある若者に読んでいただけると嬉しく思います。
- 『水の日本地図 水が映す人と自然』
- 沖大幹 (監修),
村上道夫 (著), 田中幸夫 (著), 中村晋一郎 (著), 前川美湖 (著) ,
東京大学総括プロジェクト機構「水の知」(サントリー)総括寄付講座編
- 朝日新聞出版、2012年11月20日、112ページ、2100円+税、
ISBN-13: 978-4023311367
- 眺めているだけでもわかった気になりますが、
きちんと読み出すとちゃんと書かれています。
僕も監修だけではなくあとがきを書いています。
- 『水危機 ほんとうの話』
- 沖 大幹、
新潮社(新潮選書)、
単行本、336頁、1575円、ISBN-10: 4106037114
- 知的な読み応え抜群です。
- 「地球温暖化はどれくらい「怖い」か? 温暖化リスクの全体像を探る」
- 江守正多(編著), 気候シナリオ「実感」プロジェクト影響未来像班(著)、
技術評論社、2012年05月発売。ISBN:9784774150352
- 水分野の部分、第4章を書きました。up-to-dateな最新の内容まで、
比較的平易に書いたつもりです。
- 「水の世界地図第2版刻々と変化する水と世界の問題」
- Maggie Black, Jannet King (著), 沖 大幹 (監訳), 沖 明 (訳)、
丸善、2010年12月20日第2版第1刷発行、ISBN978-4-6210-8247-8
- 内容刷新、ほとんど新しい内容で、旧版との重複はほとんどありません。
初版に比べるとかなり洗練されていて、世界が何を水問題としてとらえ、
何が問題で、どう解決しようとしているのか、が、
ビジュアルに理解していただけることと思います。
-
「世界を救う7人の日本人─国際貢献の教科書」
- 池上 彰 編・著、日経BP、
2010年10月18日初版第1刷発行、ISBN978-4-8222-0183-8
- タイトルは僕に関してはもちろん大袈裟で、
実際には、JICAその他の皆さんが世界を救うのを横で見ているだけです。
かたじけない。
ちなみに、池上さん、元週間こどもニュースのパパだけあってか、
非常にものわかりの良い、頭の回転の速い方でした。
さすが売れっ子、というだけではなく、より良い世界に、
というお気持の強い方とお見受けしました。
それにしても、本のタイトル、こういうのは自称、
言ったもの勝ちの世界ですね:-)
-
「水の知─自然と人と社会をめぐる14の視点」
- 「気候科学の冒険者─温暖化を測るひとびと」
- 中島映至 監修、
技術評論社、tanQブックス5、ISBN978-4-7741-4094-0. 2010年1月5日初版第1刷発行。
- CCSRサイエンスカフェで話した内容です。
住先生の後、枝廣さんの前、という恐れ多いポジションです。
といっても、研究の話よりもどうやって研究者になったか、
の自伝的な内容が半分くらいあるので、
昔のご友人の皆様方には特に楽しんでいただけるかと思います。
また技評なのはたまたまですが、
The Basicと同じ会社から出るとは感慨深いものがあります。
- 「日本人が知らない巨大市場─水ビジネスに挑む」、
- 沖 大幹、吉村和就、技術評論社。
ISBN978-4-7741-4044-5. 2009年12月5日初版第1刷発行
- 活字も大きく、手頃で読みやすいのではないか、と思います。
- 「茂木健一郎科学のクオリア」
- 日経ビジネス文庫。
- 日経サイエンス2006年5月号〜2007年5月号をまとめたもので、
最後に僕の対談が収録されています。まだの方はどうぞ。
- 「里川の可能性─利水・治水・守水を共有する」
- 鳥越皓之・嘉田由紀子・陣内秀信・沖 大幹編、新曜社、
2006年、ISBN4-7885-1024-3
- 「半自然公物としての里川」
というのも書いています。
島谷幸宏先生との「河川マイスター」関連対談も載ってます。
-
『水の世界地図』
- (ISBN4-621-07644-2)Robin Clarke and Jannet King著、
沖 明訳、沖 大幹監訳、丸善
- 主に国連関係のデータに基づいて、
世界地図の形で世界の水問題がビジュアルに示されています。
「監訳者まえがき」
にもある通り、
世界の水問題について国際的な場で議論されている話題がほぼ網羅されています。
カラー刷り込み128ページで2600円+税、と、非常に良心的な価格設定です。
書店で見掛けたらどうぞお手にとってご覧ください。
-
「水をめぐる人と自然─日本と世界の現場から」
- 嘉田由紀子 編著, 有斐閣選書(ISBN 4-641-28085-1)、2003年
- 「第6章 地球をめぐる水と水をめぐる人々」
Virtual Waterや世界の水問題の状況などに関しては基本的にはこちらを。
- 「国土の未来─アジアの時代における国土整備プラン─」
- 国土の未来研究会 森地 茂 編著、日本経済新聞社
(ISBN 4-532-35109-X)
- 第4章「水の管理と防災」、
論文ではないのでつい筆(キーボードを打つ手)が滑った箇所もあり、
お楽しみいただけるかも知れません。
550ページと厚いわりには2,300円とそんなに高くありません。
-
『教えてください。富野です』
- 富野 由悠季、角川書店、
124-131、May 26 2005.
ISBN 4-04-853869-1
- 対談しました。
坂村健とか齋藤孝とか野口総一とか千葉すずとかに名前負けしてます。
- オンライン動画なら
-
河瀨直美監督との対談の様子がYoutubeで公開されています。
-
オンライン座談会の様子がYoutubeで公開されています。
- 国連大学対談シリーズ「私たちの水ー今、そして未来に向けて」
- 収録日時: 2021年3月22日(月) 18:30-19:30
- 言語: 英語 (翻訳なし)
- 登壇者:
- ロビン・ルイス (mymizuアプリ 共同創設者)
- 沖 大幹 (国連大学 上級副学長)
- 内容:
-
今回の対談では、世界水の日を記念してルイス氏と
それぞれにとっての水とのつながり、
世界の水に関する問題、そして、
それを乗り越えるためのイニシアチブについて話し合いました。
- 配信URL: https://youtu.be/8uURxBea9nc
- 水文学と仮想水
- 辻清人 × 沖 大幹
- 気候変動影響と適応策。
- 成澤 廣修 × 沖 大幹
- 国連大学対談シリーズ「文京区のヒミツ:なぜ国連の旗が掲げられているのか?」
- 配信URL: https://youtu.be/FgPJZx89z58
- 登壇者:
- 成澤 廣修 (文京区 区長)
- 沖 大幹 (国連大学 上級副学長)
- 内容:
- 文京区と国連の関係、
新型コロナウイルス感染症の流行による区政への影響、
ふるさと納税と持続可能な開発目標(SDGs)、
そして古くから文京区にある地域コミュニティや地方自治について話し合いました。
2020年12月22日公開、31分44秒。
- 2020年11月17日・日本記者クラブ会見、国連大学上級副学長・沖 大幹
2020年11月17日、質疑を含めて1時間5分11秒。
- 令和2年度第44回「水の日」記念行事「水を考えるつどい」
- 配信URL: https://youtu.be/k2jhekT18OQ
- 配信内容:
- 主催者代表挨拶:虫明 功臣氏/水の週間実行委員会会長・東京大学名誉教授
- 第1部: 沖先生の「水循環入門講座」
- 私たちが日々の暮らしの中で利用する水と水循環の関係、
天気が水循環に与える影響など、専門家の方々の解説を交え、
身近な存在である「水」について学ぶ「入門講座」です。
- 登壇者
- 沖 大幹 氏/東京大学大学院工学系研究科 教授
- 南 利幸 氏/気象キャスター(「NHK ニュースおはよう日本(土日祝キャスター)」出演など)
- 中村 真優 氏/2020ミス日本「水の天使」・NPO法人こどもの教育を支援する会代表
- 全日本中学生水の作文コンクールの内閣総理大臣賞受賞者による作文の朗読、
柏原 葵 さん/京都府 綾部市立上林中学校1年
- 第2部: 新たな水循環基本計画の始動 ~令和から始まる新・水戦略~
我が国の水循環施策の道しるべとなる「水循環基本計画」が
令和2年6月に改定されました。
この新たな水循環基本計画で重点的に取り組む
「流域マネジメントの更なる展開と質の向上」、
「安全・安心な社会の実現」、「次世代への豊かな社会の継承」を中心に、
今後の水循環施策の方向性を展望します。
- 【パネリスト】
- 沖 大幹 氏/東京大学大学院工学系研究科 教授
- 指出 一正 氏/株式会社 sotokoto online 代表取締役
- 武山 絵美 氏/愛媛大学大学院農学研究科 教授
- 立川 康人 氏/京都大学大学院工学研究科 教授
- 【コーディネーター】若林 伸幸/内閣官房水循環政策本部 事務局長
2020年11月7日公開、1部2部合わせて1時間10分52秒。
- 小林 武史×沖 大幹
- 柏の葉イノベーション・フェスの一貫で、
11月1日に開催された音楽家、ap bank代表理事の小林武史さんとのクロストーク、
その後のパネル討論の様子がYoutubeで公開されています。
- 配信URL: https://youtu.be/7td8EsTcelk
- 音楽だけに留まらず、環境野外フェス「ap bank fes」や
農・食・アートをテーマにしたサステナブルファーム&パーク
「kurkku fields」を手掛けるなどボーダレスに活動する小林武史氏。
水環境や水資源などのテーマを中心に
世界の水問題解決や持続可能な社会の実現に向けて研究・普及活動に取り組む
東京大学の沖大幹氏。
お二人と共に、アート/環境問題、ローカル/グローバルと様々な視点から、
地球と人の理想の関係を探り、共生する未来、持続可能な社会の実現に向けて、
街と人にできることはなにか?人々を巻き込むオープンイノベーションのために、
行動のきっかけとなる人々の共感をいかに得ることができることか?を議論する。
2020年11月1日、後半のパネル討論を含めて2時間50秒。
- 沖 大幹 x 渡辺 美代子
- 荒木 健太郎×沖 大幹
2020年9月24日開催、1時間18分33秒。
- 東京大学・東京カレッジ・連続シンポジウム「コロナ危機を越えて」
2020年6月29日ライブ配信、1時間42分。
- "Tropical Deforestation, COVID-19, and Climate Change: What Do They Have in Common?"
- https://www.youtube.com/watch?v=QW-o5XUv8N4
- A virtual conversation with Prof. Kaoru Kitajima of Kyoto University. This event was held via Zoom Webinar at 18:30 (JST).
- Prof. Kitajima joined Prof. Taikan Oki, UNU Senior Vice-Rector and UN Assistant Secretary-General, to discuss how we can reduce tropical deforestation and better manage our tropical rainforests.
- 「フューチャーランナーズ ~17の未来~」
-
2019年5月21日に日本UNEP協会理事/国連大学上級副学長として
国連大学ウ・タントホールで行ったシンポジウムの動画が
Youtubeで公開されています。
- 配信URL: https://www.youtube.com/watch?v=4KUHUqMf0vw
- 内容: 世界の「水」と「気候変動」の未来シナリオ
日本企業にとってのリスクとチャンスは?
(2019年6月30日)
-
出演した日本政府の広報ビデオがYoutubeで見られます。
- Human Capacity Development
- https://www.youtube.com/watch?v=NkciURu8DSM
- Human resources are the foundation of nation building.
Based on its own experience of development,
Japan is actively engaged in capacity building
in developing countries.
Creating various opportunities for vocational
training and professional education,
Japan and its partners will raise a future generation
of leaders towards a better and more resilient future.
(Prime Minister's Office of Japan YouTube Channel is operated by the Government of Japan.)
- 2014年12月、サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社の協力のもと、埼玉県立浦和第一女子高等学校で行った
「水と緑と持続可能な社会の構築」
という出張授業の様子。
水に森羅万象を対象とする「水文学(すいもんがく)」の紹介、
水不足問題、地球環境問題、及び仮想水貿易などのテーマを取り上げています。
- 2012年5月、東大五月祭でのTEDxUTokyoの様子。
Taikan Oki - Sea-level change due to terrestrial water storage in the Anthropocene
中身は日本語です。
「人間世における陸水貯留量が海面水位変動に及ぼす影響」on YouTube。
- 沖 大幹「地球をめぐる水と水をめぐる人々」(Podcast)
http://itunes.apple.com/jp/itunes-u/chong-da-gan-qiuwomeguru-shuito/id405436723?mt=10&ign-mpt=uo%3D2
2010年秋の東京大学公開講座の動画です。
- タイでの現地調査風景(2002年)
-
今、続々と
実時間水循環シミュレーションシステムができつつあります。
などなど。徐々にパワーアップしていったらな、と期待しています。
-
TRIP --- Total Runoff Integrating Pathways:
全球1度/0.5度グリッドの河道流路網情報。
-
最近仕事がオーバーフローし、
日程調整等で大変ご迷惑をおかけしております。
そこで、一旦、基本的に新規のご依頼はお断りすることとしてみます。
最近の大学の状況に鑑み、学生指導や講義、学内会議などの教務、
大型プロジェクト関連の会議等や実施中の共同研究等を優先せざるを得ない点を、
どうぞご理解いただきます様お願い申上げます。
講演や取材、原稿、パネルメンバーや委員の依頼については、
- 我々の研究成果の社会への周知、貢献につながるかどうか
- 教育・研究、社会の問題解決にとってプラスになるかどうか
- 研究グループ、研究所、大学の運営に貢献するかどうか
- 我々自身の能力開発、capacity buildingやキャリアパスの構築に
つながるかどうか
といった視点から優先順位をつけたいと考えています。
そうすると、
- 広く一般に研究成果の一端を伝えてもらえるTV、ラジオ、新聞、
雑誌等に関しては可能な限り対応する。
- 参加することにより、
- 水や気候変動、持続型社会の構築等に関心が高く、
その解決へ向けて実際に活動している方々と議論ができる
- 政策決定者や政府高官、企業TOPの方々等、
めったに会えないVIPに話を聞いてもらえる
- 大学運営基盤の強化に理解のある方々と面識ができる
- 知的刺激を与えてくれる一流の芸術家や科学者の方々の
話がうかがえる
などの機会がありそうなシンポジウム、
パネルディスカッション、セミナー等はお引き受けする。
などのご依頼に対しては優先度は高くし、余裕があればお引き受けします。
他方で、
- 集中講義
- 参加者1名あたり数万円といった参加費をとって
企業等からの聴講を募るセミナー
など、拘束時間が長く負担が大きいものや、
公益性が低く特定の企業を利する様な案件は原則お断りしようと思います。
もちろん、これまでの経緯や場所等の条件、あるいは気分(日程)次第で
原則を曲げることもあろうかと思いますが、「あちらを引受けておいて
どうしてこの依頼を引受けてくれないのだ」と怒らないでください。
また、メールでいきなり質問を送りつけてこられたり、
データを寄越せと言われても、なかなか対応できません。すみません。
本業であるうちの学生との議論もまだまだ不充分で時間が足りず申し訳なく
思っているところなので、どうぞご容赦ください。
それから、菓子折りひとつで1時間も2時間もコンサルティング的コメントを
求めるのは社会常識としていかがなものか、と思うのですが.....
(2007年10月10日)
-
日程調整で相変わらずご迷惑をおかけしています。
ただ、私の日程の都合を聞いておきながら、
都合が悪い、と答えた日に会議を設定するような案件は、
私の出席は本当は必要ない、ということですから、以降、
よほど暇でやることがない場合以外、欠席させていただきます。
ご了承ください。
大事な用務の場合には半年、あるいは1年以上前から日程の打診が来て、
予定を抑えている場合が多々あります。
(2011年6月21日)
-
2022(令和4)年度から下記の日程を原則としております。
- 月曜日: 終日東大用務。
- 火曜日: 終日東大用務。
- 水曜日: 終日東大用務。
- 木曜日: 終日東大用務。
- 金曜日: 外部会議等
- 2週続けて海外出張はしない
- 土日祝日に用務は入れない
金曜日の予定も年度開始時点で半分程度埋まっております。
他方、昼食時(12:15-13:00)や夕刻(17時以降)は
直前でも空いている可能性がございます。
ただし、講義や、研究プロジェクト打ち合わせ、
どうしても参加せざるを得ない会議などのため、
結果としては不規則になっております。
-
日程調整もせずにいきなり出席せよ、と言われても大抵無理ですし、
こちらの予定を聞かずに決めた日程のイベントには出席しなくても良いもの、
と見做すことにして失礼いたしております。
さらに、
本当に大事な用務は充分余裕を持って容易周到にあらかじめ日程を抑えるものなので、
近くになってから慌てて日程調整をしてくる会合などは
たいして重要でないか筋が悪いと思うようにしております。
なお、教務、学生・院生との面談時間を事前に設定しています。
大抵の場合、新年度4月には比較的余裕がありますが、
それでも3ヵ月先くらいまでは埋まっていることが多い状況です。
10月になると、その年度末まで、ほぼ予定が埋まり、
12月は昼食時も含めて日程調整がほぼ無理になります。
ご了承ください。
そして、体力も落ちてきましたので、
遠方の海外での会議への依頼出張でエコノミークラスで、
という場合には原則お断りさせてください。
(2007年3月15日、2007年10月1日、2012年12月1日、2014年10月7日、2017年4月1日)
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