Dr. Mコメント
2005/6/17
2005/08/03修正
以下の二本あわせ技で論文になり得る。
・ MRRの観測、簡易型のドップラーレーダでも議論ができる
・ 都市部の降雪について構造を詳細に報告する
やるべきこと
・ 降水雲の解析ではトップをそろえて平均
1. 15:15からデータが強い
2. 30dBZをトップと考えると、15分から17分1100m
15:38で1400m、23分で300mの上昇
40dBZ(もっとも強いところ)を中心800m(15:18)から1100m(15:37)
19分で300mの上昇おおむね7分で100mの上昇
目視で判断して15:15、トップ1200m、16:00、トップ1800mとなるように配列をずらして計算する。
⇒結果:0度高度より下方でスペクトル強度(の極大値)はあまり変化しないがドップラー速度が増加している。すなわち、高度1500mでは強度のピークが4m/sで見られるのに対し高度1000mでは極大値は8.3m/sに出現している。この間約500mの強度の変化は390(約26dBZ)から1204(約31dBZ)への変化であり、他の高度に比べて小さい。
Drummond et al. (メモ)によれば 融解の前後で速度が増加する効果(空間密度が増えてZが減る)と、誘電率が増加する効果(氷の誘電率から水の誘電率へ変化することでZが増える)が打ち消しあって、融解層の上下ではZはあまり変化しない。(最初に指摘したのはRyde(1946)らしい)
したがってこの層(高度1500mから高度1000m)が融解層に対応していると考えることができる。
・ 前段の雪の例も入れる
・ 9時12時のプロファイルとあわせて議論する
改訂について相談(1/19’6)