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展示者名 | 那須野 智江 |
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講演題名 | 全球非静力学モデルNICAMによる計算データ |
データセット名 | 全球非静力学モデルNICAMによる計算データ |
作成・利用目的 | 全球雲解像数値計算による雲降水現象理解・気候変動予測 |
作成・利用期間 | 2005年ー現在 |
公開状況 | 個別対応により国内外に公開中(4データセット) |
ファイル形式 | 4バイトバイナリ(Grads形式) |
ファイルサイズ | 3.5, 7, 14-km格子/単層データ/タイムステップ=200, 50, 13MB |
既存プログラム等の提供 | NICAM本体のソースコードを個別対応により国内外に公開中(全球一様版、領域集版)。本体利用者はnicam_users mailing list に登録され最新情報が提供される。解析ツール等は整備中なので、協力者が増えると望ましい。 |
・一番したいこと | NICAMによる長期計算、より高解像度の計算(京速スパコンにより可能)。物理過程の精緻化および新たな過程の導入(ビン雲物理、エアロソル、化学物質、海洋結合)。これらによるモデルの気候値の再現性向上や新たな研究課題へのチャレンジ。大気・海洋・陸面、熱帯・中高緯度などに跨るメカニズム、数キロ~全球規模が関わりを持つ現象などを中心に新しい知見得ることを目指したい。観測(衛星・現場)との連携も今後の方向性として重要視している。 |
・一番して欲しいこと | 計算データを積極的に利用して新しい知見を引き出すこと、モデルのバイアスの原因や改善方策に関する情報のフィードバック。ユーザーとしてだけでなく、モデルの改善や計算実施への参加もぜひ積極的に考えて欲しい。 |
・将来的な理想像 | ユーザーと開発者が一体となって進むべき方向を切り開く体制の確立。現在、共同研究者も増え、日々理想的な形に近付いている。次世代を担う全球大気モデルの1つとして国際協力の下に多くの優れた研究者の力を集めて開発と研究を進めていきたい。 |