指数軸のためのオプション

 -Bオプションのうち,tick指定にpをつけることにより,軸を指数軸にすることができます.この場合,軸目盛り数値の間隔の決まり方に注意してください.このオプションがつかない場合は軸上の数値を指定された数で等分した場所に数字が描かれます(下図上).しかし,このオプションをつけた場合は,数字を等分するのではなく,軸自体を等間隔に区切ってそこに数字が描かれます.たとえば,tickが1でpowerが5の場合(つまり平方根軸),数字は軸上で等間隔に「1,4,9…」のように描かれます.


図:指数軸や累乗軸の例.
:指数として0.5を使用すると,$\sqrt {x}$軸が得られます.この場合は-Bオプションのg指定にpが付いていないことに注意してください.このとき,軸数値は軸の数値を指定個数(この場合は5)に当分割したところ(この場合は0,20,40…)に描かれます.用いたオプションは -R0/100/0/1 -JX3 p0.5/0.4 -Ba20f10g5です.
:今度は-Ba3f2g1pを用いました.g指定にpが付いていることに注目してください.このときは軸自体を分割した場所に数値が描かれます.
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\epsfig{figure=eps/GMT_-B_pow.eps}\end{figure}
Original Text by Dr. Paul Wessel
Translated by AGATASHI.