-Bオプションでlまたはpをつけると対数軸表示となります.この場合,線形軸の場合と比べてオプションの意味が少し変わり,また特別のオプションが使用可能です.
- tickの値は1,2,3のいずれかである必要があります.1のときは目盛り数値/ティックマークは「1」に,2のときは「1,2,5」に,3のときは「1」から「9」まで全部につきます.
- tickにlをつけると,目盛り数値の形式が変わります.すなわち,10の整数乗ごとにその値のlog10を取った値(つまり整数)が表示されます.
- tickにpをつけると,また異なる目盛り数値の形式となります.すなわち,10の〇〇乗(例:10-5)という表示になります.
Figure 1.7:対数軸を,目盛り数値間隔・フレーム間隔・グリッド間隔をすべて変えて描いた例.
上:実際の値を表示.間隔=1は10の整数乗のみ,間隔=2は10の整数乗の1,2,5倍のみ,間隔=3は10の整数乗の1倍〜9倍の値についてそれぞれ目盛り数値を書くことを意味します.ここで使用したオプションは -R1/1000/0/1 -JX3l/0.4 -Ba1f2g3です.
中:ここでは目盛り数値として指数部(10の何乗になるか)を用いています.オプションは -Ba1f2g3lです.
下:ここでは目盛り数値を指数表示しています. -Ba1f2g3pです
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