修士論文：謝辞

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謝辞
本日修士論文を提出するにあたり, お世話になった方々にこの場を借りてお礼申し上げます. 主査の沖大幹助教授には,この2年間の研究室生活全般にわたってお世話になりました. なかなか研究が進まない自分を叱咤激励していただき, 図の作り方や文章の書き方の基本に至るまで本研究のほとんどすべての部分を指導いただきました. 安岡喜文教授にはお忙しい中,本論文の副査として時間を割いていただき, リモートセンシングを専門とされる立場からの貴重なご意見をいただきました. 虫明功臣教授には, 水文学における深い知識と経験および長年マイクロ波散乱計を利用した土壌水分観測を進めてこられた立場から多くの有益な助言をいただきました. また,研究室の主催者として,すばらしい研究環境を整えて下さったことに深く感謝致します. INCEDEのヘーラト教授には, 修士1年のときの水文学特論の講義でお世話になり, その後も研究発表の際などにアドバイスをいただきました. 仲江川敏之博士には, 昨年度は当研究室の助手として, 今年度気象研究所に移られてからも学会や共同研究の場などで非常にお世話になりました. 本論文に関連しても, マイクロ波の散乱理論を基本から教えていただき, 関連する文献・論文についても多く紹介していただきました. 鼎信次郎助手には, 本年度はもとより, 昨年度ご自身の博士論文で忙しい中も, 常に親切に後輩学生の面倒をみていただきました. コンピュータの問題をはじめ身近な問題はほとんど鼎さんに解決していただいたように思います. 技術主任の小池雅洋さんには, 一昨年タイで土壌サンプリング調査の際に同行させていただき, 観測の方法からタイの料理のことに至るまでいろいろと教えていただきました. また,教務技官の弘中貞之さんには, 海老川やマイクロ波の観測でお世話になりました. 千葉実験所で開催された花見を始めとする研究室の行事の際には, お二人が披露された料理がとくに印象に残っています. 森瑩子さん,黒澤綾子さん,曽根珠美さん,坂田加奈子さんら, 秘書さん方のおかげで学生が研究以外の雑務におわれることは一切なく, 快適に研究生活を送ることができました. なにかと無理なお願いをしご迷惑をかけたことをこの場を借りてお詫びします. 博士研究員の金元植さんには, 何度かご自宅に招待していただくなど, 日頃よりお世話になりました. 一年先輩の柏木研一郎さん,黒崎大輔さん,小林広道さんには, 当初右も左もわからなかった自分に,基本的なことから教えていただきました. また,今年度は猿橋崇央君,平林由希子さんという優秀な後輩が加わり, 研究室に新たな活気が生まれました. 二人には,この一年さまざまな場面でお世話になりました. アジアをはじめとする国々から当研究室およびINCEDEに来ているみなさんと, ともに学べる機会を持てたことも貴重な経験です. とくに,シャキールさんは能動型マイクロ波リモートセンシングを研究されている関係で,参考になるお話を聞かせていただくことができました. また,TRMM/PRによる降雨計測を研究されているピラポルさんには, 同じセンサを利用する研究をしている関係もあり, 研究以外のことも含めていろいろと話す機会がありました. 千葉工業大学から来られた卒論生の白石洋一君,中山健君,渡邊美穂さん,沢田裕介君,染谷浩君,西元正明君は, みな個性的であり,おかげで楽しく過ごすことができました. そして,同学年で卒論時から数えて3年間ともに勉強した新井崇之君,岡田康君とは, 研究室の内外で一緒に行動する機会が多く, 学生時代のよい思い出を作ることができました. 最後に,これまで自分を育ててくれた両親に感謝致します.

2000年2月18日,研究室にて.