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面接試験に行く。 どの会社回るときでも、いつも時間ギリギリで汗だらだらにして駆け込むようなことばかりしているので、 今回は、ずいぶん余裕を持って出掛ける。 しかし、あまりに時間が早すぎ、一時間も早く着いてしまった。 なので、そこらをぶらつくことにした。 少し足をのばして行くと、千鳥ヶ淵に辿り着いた。 桜の花はもう、跡形もなかったが、新緑と堀の水のコントラストが綺麗で、しばらくそこにたたずむ。 しかし、あまりに、ぼぉーっとしすぎ、時間が経つのも忘れていたので、 ハッと気が付いたときには、そんなに時間に余裕がない、 結局、ギリギリの時間に駆け込むことになる。 | |
最近、’犬の年’という言葉をよく耳にする。 犬は、同じ時間を人間の約7倍のスピードで生きているそうだ。 なので、何でも高速化の現代に、よく比喩として用いられるみたい。 だけど、俺は人間のまま生きていたいなあ・・・。 なーんてこと言ていたら、時代に取り残されてしまうのかしら。 時代を静視していたい気持ちと、追い付かねばと焦る気持ちが入り混じる。 とか言いながら、結局は、灰色の男たちに魅入られた哀れなこの男は、 身をすり減らし、時間を削りながら、 あくせくと、日々に追い立てられていくのだろう・・・。 | |
<街の小説>シリーズ、「東京小説」に手を出してしまう。 やはり、「屋上の黄色いテント」(椎名誠)が光っていた。 こんな小説がたまらなく好きなんだなぁ・・・。
乾きを癒すには、小説とビールがあればいい・・・ | |
テレビで映画「Uボート」を観ていたら、かわぐちかいじの「沈黙の艦隊」 が読みたくなってしまった。 こういう、”男の物語”も好きなんだねぇ。 読み出してしまったら、大変なことになるところであったが、 幸いなことに、現在手元にはない。 | |
”ON THE ROAD”で、何を思い浮かべる? 「Straight Story」に、非常にに感銘をうける。 | |
新宿サザンテラス。どうやら、ここらの小洒落た店には、腹ぺこキャラはそぐわないらしい。 イタめし屋に入ったものの、値段が高い割にビックリするくらい量が少ない。 これには、憤慨を通り越して、唖然とするのみである。 さて、このように欲求不満の腹状態に陥ってしまった場合は、どうすればよいか。 それはもう、言わずと知れたこと。酒である。 というわけで、アイリッシュバーにて、ギネスビールをこってりと飲んでくる。 | |
某出版社の筆記試験。同志K太郎と朝の儀式を済ませ、いざ出陣。 終了後、日曜研究室でブルーなT石とも合流し、昼飯、カツ丼をおおいに食らう。 そこでおおいに志気を高めた後、新宿紀伊國屋書店へ突撃する。 本の雑誌社と仲間たちフェア、というのが催されているのだ。 店の前には長者の列。 急いで文庫本を買ってくるも、サインはもらえず。。 しかし、4人の姿を生で目にすることができ、感激する。非常にミーハーなのである。 延々とサインをかき続ける4人は、浮かれ喜ぶファンたちとは対照的に、 非常ににうんざりして疲れた様子であった。 まあ、そんな光景を遠くから眺めるのも、なかなか面白かったと言えば、面白かった。 売れたがりの若者だったらともかくも、あれだけ名を成し、確固とした人たちにとって、 このようなサイン会などというものは、単なるサービス以外のなんでもないだろうな。 だがしかし、それを引き受ける、ってところが、また彼らの人のよさなんだろうなあ。 ともかく、我らがヒーロー、”本の雑誌社と仲間たち”を目にし、 満足して帰途につく。
家に帰り、テレビをつけると、NHKスペシャル「村上龍”失われた10年”を問う」
に釘付けになった。
彼の小説にも絶大なる影響を受けているのである。
見ないわけにはゆくまい。
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疲労困憊、連休明け月曜日、最悪のコンディションで幕を開ける。 品川てのもあまり行く機会の無いところではあるが、 そんなわけで、散策はせずに真っ直ぐ帰ってくる。 | |
アイスクリームの日に相応しく、よく晴れて暑いくらいの陽気の一日だった。 冷凍庫の奥にずっと長いこと放置されていたアイスを恐る恐る食べてみたが、 変な味もしなかったし、お腹も壊さなかったので、ひとまず安心。 そして、再び、神保町。あの辺りの界隈はいいね。本屋がずらりと並んでいると、 何か楽しいものがありそうでわくわくしてくる。 とかいいながらも、探検はまたの機会に、ということで、 今日は、三省堂書店で小学館文庫を数冊買ったのみで帰ってきた。 | |
大手町、日経新聞社前、通りに面した壁には、新聞が貼ってあり、立ち読みできる。 そこに、フィンランドの携帯電話会社が、携帯電話で、自動販売機で買い物ができる システムを開発したというような記事があった。 現金もカードも持たずに買い物ができるのか・・・。 電話による遠隔操作で自販機で買い物できるのなら、 人気の無いところで、夜中、自販機から、いきなりボトッてジュースが落ちてくるんだよなあ、 考えたら怖くなるような話だ・・・。 | |
電車に乗るときは必ず文庫本を持っていくという悪癖がある。 で、先日買った、須藤晃の「尾崎豊 覚え書き」を読む。 その中に、尾崎豊と彼の対談が載っており、そこに歌を作って売る立場の 思いというのが記述されていた。 それは、図らずも、つい最近読んだ、「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」という 対談の中に出てきた村上春樹の小説を書くスタンスと同じような精神であるということを知り、 ずいぶん驚く。 文化ってのは共有してゆくものなのかな。 | |
神田と横浜で面接を受け、駒場でNHKの取材風景を見、 本郷の就職説明会を覗き、新宿で飲む。 なにやってんだろう、おれは。 | |
時折雨模様のぐずついた天気、気分が沈むのは、天気のせいばかりではなく、 肉体的な疲れと精神的な空虚さにもよるのかも知れない。 なんとか打開しようと、家事やら、部屋の片付けやらをしてみるが、 一つのことを続ける気力もなく、5分もたずしてまた、気はそぞろ、意識は空中浮遊状態、 フワフワボンヤリなのである。
何処へゆくのか、なにをしているのか、時々、わからなくなるよ〜、
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作文&面接試験。就活戦士には日曜など無いのだア、と得意になっていたら、 大阪からやってきたという強者に出会った。 昨日、大阪で就職試験を受け、夜行列車で今朝、東京に着き、 これが終わったら新幹線で大阪に帰り、明日は、また別の会社だという。 俺なんか、まだまだ甘いね。
終了後、空腹のあまりに、トンカツやへ逃げ込む。
それがまた、物凄い硬派な店で、カウンターに座るなり、即座にカツ定か、
ヒレカツかの二者択一(この二つしかない!)を迫られる。
この店は、そこで躊躇するような弱者はお断りなのである。
瞬時に注文し、大盛りねー、と付け加えるのが本当の男、のようである。
そんなことも知らない初心者俺とK太郎は、座った瞬間、カウンター内のオバちゃんの勢いに
圧倒されてしまい、
カツ定食・・・とボソッというのが精一杯であった。
そんなこんなで、男のエネルギー補給基地のようなトンカツ屋にて燃料供給を果たした
俺達は、その勢いで、渋谷へとなだれ込み、Fとの対面を果たす。
が、人間の多さにうんざり、あっさり敗北。
唯一、パルコ前でビールの試飲によって生きながらえ、
命からがら、新宿へと逃げ延びる。
おお、帰ってきたぞ、我が新宿。
というわけで、ホッと一息をつき、ビールを浴びるのである。
なんて言ったって、汗とビールは人間活動における潤滑油なのである!
とかいいながら、飲んだ、食った、しゃべった。
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曇り空の王子。そんなところでも、やっぱり、古本屋で文庫本なんか、買ってしまうのである。 初めての街に行ったら古本屋を探せ、なんて鉄則は間違ってもないのであるが、 ついやってしまうのである、悪い癖だ。
家に帰り、さっそく開く、
小林紀雄「TOKYO OMNIBUS」。
なんだかたまらなくなってしまい動けなくなる。
そういえば、俺も、一応、東京一年生・・・。
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グレン・グールド演奏する、べートーベン”葬送”に聴き入る。 ゆったりのったり、気持ちがいい、ああ、もうだめだ。 | |
鉛色の空が今にも降りてきそうな多摩川の土手に座り込んで思った、 やっぱり旅に出ようかな・・・。 | |
なぜか東京ラブストーリーを見る、違うよ、カンチー、などと思いながら。 そして、日向敏文によるサントラCDの、Rica's Theme に聴き入る。 | |
ようやく、ロックが聴けるくらいに回復。 KANSAS の「永遠の序曲」を聴き、元気を装って、表に出る。 が、研究室でゴミ捨てをやったのみで帰ってくる。
そして、T木による夜襲に会い、疲労困憊してしまう。
食べ物で、あやしてみたが、いっこうに効果無く、
多大なる痛手を被る。
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ロックンロールは、永遠に不滅なのだア! 〜映画「Still Crazy」、熱く、滑稽で、かつ少し哀しいかつての大物ロックバンドの 大いなる復活劇。 ロックファンは、観ておくべき映画であると思う。 だけどあともう少し、26日まで。有楽町シャンテシネまで、急げ! | |
Manga Club イベント、高尾山登山。 ここのところ、ほとんど毎日汗はかいていたものの、 それは、冷や汗、脂汗ばかりであったので、久しぶりに、 健康的な汗をかいた。 天気もちょうどよく、人でもさほど多くなく、 途中で道をはずれてしまい、妙に階段が大変なところもあったが、 非常に楽しかった、大満足である。 取り敢えず、明日から始まる一週間のための元気補給といったところか。 空元気でも出していかんと、くじけてしまいそうだから。 さてどうなることやら。心配なのやら、楽しみなのやら。 自分のことなのにひとごとみたい? 嵐の前の静けさ、戦士の休息、それとも、今、台風の目の中にいるのか? まあ、正直にいって、圧倒的に不安が大部分を占めているのだが・・・。 ほんとに、どうなることやら。 大事なニュースを忘れてた。 今日から、銭湯400円だってさ。 | |
なんだ、 これは? | |
”春の書店くじ”当選発表! 一等賞には、数字一つではずれてしまう、残念。 で、結局、4等が二枚だけ。なんてこった。 しかも、おかげで、はずれ券10枚でのダブルチャンスへの権利がなくなってしまった。 | |
マイク・オールドフィールドの「Moonlight Shadow」。 軽快なポップスなんだけど、妙に哀愁を感じてしまった。 とはいっても、この曲にインスパイアされて小説を作ってしまう吉本ばなな のような才能も想像力も、僕にはない。 王子の哀しさは、そこがたまり場としての機能はあまりなくて、 通過点に過ぎないからのように思える。 見慣れたはずの明治通りは、すっかり変わり果てた姿で、 行き交うトラックの排気ガスに、少し煙っていた。 | |
頭が痛い、体がだるい。 というわけで、部屋でだらだらしていたのだが、 それで非常に気分が悪くなってきたので、外へ出ることにした。 すると、今日は、重力の大きさが違うみたいな感じがするくらい歩くのも骨だった。 というわけで、どうでもいい買い物をして、公園で見知らぬおばあちゃんと話をして、 おとなしく帰ってきた。 帰ってきて、ポストを覗くとK太郎から俺への挑戦状が届いていたので、 それへの返答をすべく、重い体に鞭を打ち、 昔のUFOの曲を聞いてカラ元気を出し、家をあとにするのだった。 | |
「遺書」を作った編集プロダクションのメンバーは、全員20〜23歳の若者たちのようである。 すごいなあと思いながら、つい買ってしまう。 遺書と、遺族からの返信・・・。あまりに辛い。 | |
メタリカの、”Master of Puppet”を聞いていたら、気分がよくなってきてしまった。 マゾヒスティックなサウンドに酔う。そして、ダメを押すために、 大音量でサディスト”Above the Light”をかける。 ああ、やはり、俺も許されざる者... UNFORGIVEN なのか?
夜は、新宿で三軒の梯子をし、おおいに飲む。
二次会の”つぼ八”で劣悪な酒とまずいつまみを食しすぎたためか、
家に帰ってから地獄が始まった。
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ひどい二日酔いで、頭痛がひどく、さらに、体の節々が非常に痛む。 そんな重い体を引き摺り、本郷の五月祭へ忍び込む。 極秘ミッションCを企てるが、暑さと人混みに負け、あっけなく諦める。
五月定例秘密会合は、脱走者数名いたものの、
多数のゲストを迎え、
K太郎の妄想を肴に、沖縄土産の泡盛をおおいに飲む。
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北杜夫の新しい短編集を読んでみる。つまらなかった。 歳をとったのかなあ、彼も、俺も。 | |
元気切れ 〜 脱走・・・。 | |
神保町の本屋街を彷徨く。 昨日の森田さんの予告通り、3時過ぎに雨が降り出したので、 あまり長居はせずに帰ってくるのだが、それでも、 村上龍と沢木耕太郎の本を買ってしまう。 |