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okazaki created
edu:themes [2021/01/28 03:07] (current)
okazaki
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-=== 研究テーマ ===+~~NOTOC~~ 
 +======= 卒業研究について ======= 
 +===== 指導方針 ===== 
 +  * 卒論テーマは相談のうえ決めます。できる限り学生の希望に沿ったものにします。興味を持てないことをやるのはしんどいです。 
 +  * なので岡崎が詳しくない卒論テーマも選択可能です。 
 +  * 卒論テーマを岡崎が決めることもあるかもしれません。その場合には、興味を持ってもらえるよう、しっかりと意義を説明します。約束。 
 +  * 研究テーマ例は本ページ下を参照。 
 +  * 研究は、岡崎と議論しながら、自主的に進めてもらいます。 
 +  * 岡崎は、答えを知っている「先生」ではなく、一緒に答えを探す「伴走者」です。 
 +  * なのでアレコレ細かく指導することはありません。自ら調べ進めてください。調べてわかったことは是非教えてください。大学教員とはいえ、知らないことだらけです。 
 +  * もちろん、岡崎が持っている知識や経験も惜しみなくシェアします。
  
 +-------------------------
 +===== 研究ツール =====
 +研究は、基本的に数値モデル・計算機を用いて行います。スパコンも使います。以下の知識・経験があることが望ましいですが、必須ではありません。
 +
 +=== 数値モデル ===
 +  * Lorenz-96 (Lorenz, 1996)
 +  * SPEEDY (Molteni, 2003)
 +  * MIROC (Watanabe et al., 2012)
 +  * MATSIRO (Takata et al., 2003, Nitta et al.,)
 +  * SCALE (Nishizawa et al., 2015; Sato et al., 2015)
 +
 +=== プログラミング言語 ===
 +岡崎は、FortranとPythonを解析、描画に使いますが、用を足すものであればなんでも構いません。
 +  * Shell Scripting
 +  * Fortran
 +  * Python
 +  * MPI
 +  * OpenMP
 +
 +--------------------------- 
 +===== 卒業論文テーマ案 =====
 +=== 古気候復元 ===
 +  * データ同化を用いた古気候復元手法の検討(EnKF, PF, 3DVAR)
 +  * データ同化を用いた古気候復元における最適な背景誤差共分散の検討
 +  * 気候プロキシがもつ観測誤差推定
 +  * 日本・東北地方における過去千年の高解像度気候復元
 +  * アイスコア等の気候プロキシのモデリング
 +  * 気候プロキシを用いた過去千年実験の検証
 +  * 気候モデルエミュレータの開発(新規研究)
 +  * 樹木セルロース同位体比のサンプリング・測定・解析(新規研究/石田先生と共同研究予定)
 +
 +=== 温暖化影響予測 ===
 +  * 温暖化時の洪水規模・発生頻度の推計
 +  * 温暖化時のヤマセ発生頻度の推計(新規研究)
 +
 +=== 大雨・洪水予測 ===
 +  * 洪水予測のリードタイム・ボトルネック(新規研究)
 +  * 機械学習による大雨・洪水予測手法の開発(新規研究)
 +  * 降水レーダー反射強度同化手法の開発
 +
 +=== その他 ===
 +  * 大気海洋結合系海水温の予測可能性
 +  * ヤマセの予測可能性(新規研究)
 +  * Lorenzモデルを用いたデータ同化の理論的研究
 +  * 数理モデルとデータ同化を用いたcovid-19の予測
edu/themes.1611592989.txt.gz · Last modified: 2021/01/25 16:43 by okazaki