0809
Matrosov et al.2007 0804
Identification
of Vertical Profiles of Radar Reflectivity for Hydrological Applications
Using an Inverse Method. Part I: Formulation |
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Journal of
Applied Meteorology |
[ Abstract
] [ PDF
(1.13M) ] |
インバース法:横方向均一を仮定して、流れの鉛直分布を求める手法。<海の事典>
反射強度について、鉛直方向の誤差は、降水量の定量誤差となる。そこで、鉛直分布をレーダ方程式に取り込む方法を述べる。
少なくとも2仰角の観測を用いて、反射強度の比と距離の関係を求める。この比は、反射強度の鉛直分布、レーダの運用状況に大きく関連する。観測された比から、反射強度の鉛直分布を求めるには、インバース法を用いる。この手法の利点・限界について述べる。9/28’8
モデルとレーダ観測
二波長レーダーで観測される融解中の雪片の微物理過程
第I部モデル計算に基づく測定の原理
横山 辰夫,田中 浩
公開日: 2007/10/19
650-667
[ 抄録 ][ 全文PDF (1892K) ]
二波長レーダーで観測される融解中の雪片の微物理過程
第II部二波長レーダー法の応用
横山 辰夫,田中 浩
公開日: 2007/10/19
668-678
[ 抄録 ][ 全文PDF (2984K) ]
層状性降水における微物理過程の二波長(0.86cm,3.2cm)レーダー観測
第I部降水粒子によるレーダー電波の減衰とその補正法
横山 辰夫
公開日: 2007/10/19
1097-1108
[ 抄録 ][ 全文PDF (1432K) ]
層状性降水における微物理過程の二波長(0.86cm,3.2cm)レーダー観測
第II部降水粒子の粒径分布の変化に関する研究
横山 辰夫,石坂 隆
公開日: 2007/10/19
1109-1126
[ 抄録 ][ 全文PDF (2347K) ]
S63 土研・新日気報告書P12
降雪粒子を氷・水・空気の複合体として考えた場合の複素誘電率はWienerの理論により次式で与えることができる。
:降雪粒子の複素誘電率
:水の複素誘電率
:氷の複素誘電率
:空気の複素誘電率
u:形状因子(電場の方向と氷の形状・向きとの関係で決まり、
・ 氷が柱状で電場と平行の場合に∞、垂直の場合に0
・ 氷が球状で一様に分布した場合は2
となっている。
, , :水、氷、空気の体積比
9/8’8
この仮定を元に、簡単に降雪粒子(融解粒子)の誘電率を求める。
球形を仮定:u=2
見かけの粒径は融解モデルの計算値を使用。
含水率(質量比)が融解モデルからわかるので、水の質量と氷の質量をそれぞれ計算し、水の密度:1g/cm3、氷の密度:0.92g/cm3から水と氷の体積を求める。9/10’8
気象集誌vol.63,1109-1126
層状性降水における微物理過程の二波長(0.86cm,3.2cm)レーダー観測
第II部降水粒子の粒径分布の変化に関する研究
横山 辰夫,石坂 隆 pdf
融解層下部の分裂をミリ波レーダで観測
MP分布からのずれ(傾きを1/8〜8で変化させる:定数)と併合・分裂モデルの組み合わせで、XとKの違いを記述。
9/18’8
Pの計算は、個々の粒子がP倍すると考える。落下速度が増える(P<1では減る)ので、数密度は減る(P<1では増える)。初期粒径は
Dmin≦D≦Dmaxが、Dmin*P^(1/3)≦D≦Dmax*P^(1/3)となる。P>1では、Pは併合過程の活動度と考えることができ、P<1では、分裂過程の活動度と考えることができる。
[だから、図2では降水強度が同じでもPが大きいとZが大きい(大粒子が多いから)。]9/19’8