0806

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誘電率の計算

横山&田中1984

横山&田中1984(2)

Bellon2005

 

Rain versus Snow in the Sierra Nevada, California: Comparing Doppler Profiling Radar and Surface Observations of Melting Level

Jessica D. Lundquist,  Paul J. Neiman,  Brooks Martner,  Allen B. White,  Daniel J. Gottas, and F. Martin Ralph

Journal of Hydrometeorology  
Volume 9, Issue 2 (April 2008) pp. 194–211
DOI: 10.1175/2007JHM853.1

[ Abstract ] [ Full Text ] [ PDF (2.58M) ]

アメリカ西岸に広がるシラネバダ山脈で、流出予測のために、雨雪判別を加えた降水量調査を行った。6/2’8

海岸付近の山地部は暖かい低気圧による洪水に敏感である。なぜなら、雨は標高が高いところ、流域雨量の寄与の大きいところでたくさん降るからだ。6/3’8

ウインドプロファイラで見てブライトバンドより上空の雪から雨に変わるところ注目し、山地部の風上側斜面について、遠隔探査で雪を調査する。2001年から2005年の観測に焦点を当てる。積分降雪量は地上温度、太陽放射、自由大気にある融解層の変動で変わってくる。1.5℃では雨と雪が50%ずつくらいだが(SWE相当雪水量で評価)2.53℃の間では雪はほとんど融けてしまってSWEにはあまり寄与しない。

定性的には地上での融解パタン(雨雪線?) と実験領域から300kmはなれたウインドプロファイラで出した融解パタンはよく一致していた。定量的には対象流域からのウインドプロファイラの位置で融解高度を補正することで精度は向上する。6/4’8

BB高度は緯度が上がるにつれ、風上斜面に向かうにつれ低くなっていった。山脈地表面からの放射による加熱・冷却の日変化があるのでBB高度は日中は高く夜間は低くなっているようである。6/5’8

 

Bright Band Identification Based On Vertical Profiles of Reflectivity from the WSR-88D

Jian Zhang, Carrie Langston, Kenneth Howard

Journal of Atmospheric and Oceanic Technology  
2008 early online release, posted January 2008
DOI: 10.1175/2008JTECHA1039.1

[ Abstract ] [ PDF (2.98M) ]

Vertical Structure of Precipitation and Related Microphysics Observed by NOAA Profilers and TRMM during NAME 2004

Christopher R. Williams,  Allen B. White,  Kenneth S. Gage, and F. Martin Ralph

Journal of Climate  
Volume 20, Issue 9 (May 2007) pp. 1693–1712
DOI: 10.1175/JCLI4102.1

[ Abstract ] [ Full Text ] [ PDF (3.47M) ]

Microwave Radiative Transfer in the Mixed-Phase Regions of Tropical Rainfall

T. T. Wilheit,  P. V. Hobbs,  K. Jin,  A. L. Rangno,  M. E. Triesky, and J. R. Wang

Journal of Atmospheric and Oceanic Technology  
Volume 23, Issue 11 (November 2006) pp. 1519–1529
DOI: 10.1175/JTECH1944.1

[ Abstract ] [ Full Text ] [ PDF (994K) ]

The IMPROVE-1 Storm of 1–2 February 2001. Part II: Cloud Structures and the Growth of Precipitation

Amanda G. Evans,  John D. Locatelli,  Mark T. Stoelinga, and Peter V. Hobbs

Journal of the Atmospheric Sciences  
Volume 62, Issue 10 (October 2005) pp. 3456–3473
DOI: 10.1175/JAS3547.1

[ Abstract ] [ Full Text ] [ PDF (2.20M) ]

Error Statistics of VPR Corrections in Stratiform Precipitation

Aldo Bellon,  GyuWon Lee, and Isztar Zawadzki

Journal of Applied Meteorology  
Volume 44, Issue 7 (July 2005) pp. 998–1015
DOI: 10.1175/JAM2253.1

[ Abstract ] [ Full Text ] [ PDF (2.08M) ]

0508中段にあり

鉛直分布の構造(vertical profile of reflectivity (VPR))と距離の効果を無視することによって生じる地上でのレーダ雨量の誤差を高分解能の3次元シミュレータを用いて評価した。シミュレータのデータはさまざまな距離・高度を観測したレーダデータを用いた。層状性の降水が33事例あり、250時間以上のブライトバンドの観測があった。これらの事例から補正有り無しの積算雨量を2つの手法を用いて作成した。(a)最も近い、あるいは内部のVPR(b)強度に依存する「気候値的な」VPR2乗平均誤差を積分し、誤差は距離と高度で表現した。

100%を超える誤差は、低くて強いブライトバンドがあるときであった。補正を行えば誤差は20%未満になる。対象領域を100km2より大きく、時間平均を45分より長く、ブライトバンド高度を2.5kmより高く、レーダから130km以内の地点を使うとよい。気候的な補正係数を用いると誤差は2倍くらいになる。VPRの補正は空間的に同じ雨が分布していると仮定している。VPRを計算して最大の誤差はブライトバンドの中で発生する。この誤差は、「現実的な気候補正」の大きさに近づくだろう。(計算で見積もった誤差を、気候補正値に加えることで、ブライトバンド高度がわからないことから生じる誤差を補正できる、の意か?)6/6’8

 

1.イントロ

距離とVPRは互換性がある。

VPRは主にヨーロッパで研究された。

引用文献:

Koistinen, J., 1991: Operational correction of radar rainfall errors due to the vertical reflectivity profile. Preprints, 25th Int.

Conf. on Radar Meteorology, Paris, France, Amer. Meteor.Soc., 91–94.

タイトルから想像すると現業でのレーダの補正の話と思われる。

 

Joss, J., and R. Lee, 1995: The application of radar–gauge comparisons to operational precipitation profile corrections. J. Appl. Meteor., 34, 2612–2630.

適切なプロファイルを地上雨量から作る?

 

Andrieu, H., and J. D. Creutin, 1995: Identification of vertical profiles of radar reflectivity for hydrological applications using an inverse method. Part I: Formulation. J. Appl. Meteor.,34, 225–239.

理論的にBBの強さから、地上降水量を推定するための計算式。遠方でBBが明確に明確に観測的ないことを理論的に考慮する。

レーダによる降水量推定に言及

1.Z-R関係を詳細に決める。

2.地上雨量を元に補正する。レーダ観測の時空間変動を考慮。

3.VPRを考慮。VPRとは最初はBBの値を地上雨量の値と結びつける努力が行われたところから用いられた言葉(Joss&Waldvogel1970)。近年は距離補正のため鉛直分布を用いるために使われた言葉(Smith1990;レーダ気象学会議40回講演)

 

 

 

Kitchen, H., 1997: Towards improved radar estimates of surface precipitation at long range. Quart. J. Roy. Meteor. Soc., 123, 145–163.< The Quarterly Journal of the Royal Meteorological Society >

いくつかの高度のZから地上のRrを求める。

イントロ:ビームが0℃高度を超えたら、レーダ雨量の補正はかなり難しい。氷に対する反射強度プロファイルがかなり変動するからである。変動は、広いスケールから個々のレーダピクセルまで発生する(Kitchen and Jackson1993)。気象レーダの能力としては、Fabry et al.(1992)が融解層より上部について「定量観測は無駄である(futile)。この距離がPPI観測の上限である」

イギリスではレーダは陸域をほとんど覆っているが、最低仰角は1km超え、中心が3km以上も5%くらいある。冬には融解層高度が1kmというのはありえるので、融解層を超えるところでは補正する必要がある。本研究ではこれを長距離補正と呼ぶ。

Kitchen et al.994に補正法ある。この研究はKBDと呼ぶ。

本研究の目的はKBDによる手法を、複数仰角の観測と強度プロファイルの診断の助けを借りて「遠方で」改良することである。イギリスのレーダは通常4仰角で5kmメッシュで出力している。上空のスキャンを補正に使う手法はHarroldKitchingman(1975)によって提案された。Zの分布を2仰角で推定する。Chrpenter1983は逆数の求め方を変えた。

Smith1986は類似の手法(ブライトバンド補正のため2仰角を用いる手法)を用いた。

@参照プロファイルの雪の部分の考え方とA参照分布と観測の誤差の算出に特徴あり。Apenulty functionとして表現。観測が最低仰角で参照分布と一致するように繰り返す。@ブライトバンドの上下端でZの値は同じと仮定して、雪の成長率(下向きのZの増加量)0℃高度から上2km(a_lower)と、2kmよりさらに上層(a_upper)と分けて考えたところがプロファイルの特徴。解析にチルボルトンを利用。<雪の層は定量観測に使えないと考えられていたので、雪のZを定量観測に利用できるように試みた>

 

 

Smyth, T. J., and A. J. Illingworth, 1998: Radar estimates of rainfall rates at the ground in bright band and non-bright band events. Quart. J. Roy. Meteor. Soc., 124, 2417–2434.

2.補正手法

0℃高度をモデルから決める。Zを割ります。観測最低仰角のZが、その距離でのレーダのビームパタンを増幅させることで得られる値と一致するように。<最低仰角を基準にしてプロファイルを拡大・縮小する>この状態で精度は向上する。

次のステップは上の仰角を使うことであるが、前線性の降雨でビームが融解層より上に来た場合には実施しても(Kitchen1997)精度向上は望めない(Fabry et al1992)。このため定量観測は75km以内に制限される。

代替案としては融解モデルを用いる(hardaker et al1995)。経験から初期の粒径に大きく依存するので、初期の小さな誤差が大きな誤差になってしまう。モデルはあまり役に立たず、観測をたくさん積み上げるほうが良いと思われる。

あられと雪の違いは考慮しており、LDRによって区別する。

あられ:-28LDR<-22

雪:-18LDR<-12・・<<-22から-18は?>>

 

Vignal, B.,, H. Andrieu, and J. D. Creutin, 1999: Identification of vertical profiles of reflectivity from volume scan radar data. J. Appl. Meteor., 38, 1214–1228.

Zの鉛直方向の変動が、雨量推定には重要である。局所VPRを体積操作観測から抽出して、VPR補正にくわえる。

121.5度の仰角観測RgとRrの比較。A)VPRの補正なし、B)VPR補正、C)局所VPRの影響を補正。レンジを変えてプロット。100km先だとレーダはかなり過小評価するが、補正できる。

 

Vignal, B.,, G. Galli, J. Joss, and U. Germann, 2000: Three methods to determine profiles of reflectivity from volumetric radar data to correct precipitation estimates. J. Appl. Meteor., 39, 1715–1726.

Zが鉛直方向で変動することが、レーダによる雨量推定の誤差となる。特に、山岳域で。VPRによる補正を用いれば、精度はかなり改善する。VPRの求め方として@気候学的な分布Aレーダの体積探査による分布(スイスの気象状況を考慮する)BVPRの空間変動を考慮する、の3つの手法を提案する。部分標準誤差で評価した観測精度はVPR算出手法を改善するとともに向上する<VPR補正なし→@で誤差が半分、@→Aでさらに誤差が半分、A→Bはもうちょっとよくなる>。精度向上は対流性の降雨より層状性の降雨が、かなり良い。

 

Germann, U., and J. Joss, 2002: Mesobeta profiles to extrapolate radar precipitation measurements above the Alps to the ground level. J. Appl. Meteor., 41, 542–557.

0508中段:Cバンドのレーダネットワークデータを利用。

5:対流性の雨と層状性の雨の鉛直分布の違い。観測高度ごとに存在確率PDFを表示。図9はその時間シリーズ。

 

Mittermaier, M. P., and A. J. Illingworth, 2003: Comparison of model-derived and radar-observed freezing-level heights: Implications for vertical reflectivity profile-correction schemes. Quart. J. Roy. Meteor. Soc., 129, 83–95.

BB補正のために、モデルの予報値を入力した場合の誤差について論じる。

ECMWFの湿球温度0℃高度(WBZ:wet-bulb zone)とチルボルトン(Chilbolton)にある94Gのガリレオ雲レーダのZの増加高度を比較した。雲レーダのZ増加は融解層よりも水に覆われた氷晶(ice particle 雪粒子?)の増加に対応している。

メソモデルの予報値と観測の比較は自乗平均誤差で147m系統的な誤差が15mであり、BB補正手順では200mの差に相当する。この誤差は、等温層の高度推定、寒冷前線の通過時刻の推定に影響を与えるが、それほど深刻ではない。

予測時間の長いモデルでも同様の比較を行ったが、同じ予測時間であれば精度はメソモデルと同等であった。

また、複数仰角観測からBBを検出方法もあるが、今回の研究からは、(理想化された条件であるが)モデルによる抽出精度に及ばなかった。

 

 

ブライトバンドの重要性は認識されていたものの、アメリカではレーダの対象が積乱雲となることが多かった。<WSR88D関連>

Fulton, R. A., J. P. Breidenbach, D.-J. Seo, D. A. Miller, and T.O’Bannon, 1998: The WSR-88D rainfall algorithm. Wea. Forecasting, 13, 377–395.

降水処理システムと呼ばれる、現業の降雨観測レーダネットワーク(SバンドWSR-88D158機)の仕組み。

 

Westrick, K. J., C. F. Mass, and B. A. Colle, 1999: The limitations of the WSR-88D radar network for quantitative precipitation measurement over the coastal western United States. Bull. Amer. Meteor. Soc., 80, 2289–2298.

WSR-88Dの観測範囲の評価。降水観測について、レーダ観測が精度よく観測できる範囲は国土の1/41/3でしかない。

 

Seo, D.-J., J. Breidenbach, R. Fulton, D. Miller, and T. O’Bannon, 2000: Real-time adjustment of range-dependent biases in WSR-88D rainfall estimates due to nonuniform vertical profile of reflectivity. J. Hydrometeor., 1, 222–240.

0810

 

 

Vignal, B., and W. F. Krajewski, 2001: Large-sample evaluation of two methods to correct range-dependent error for WSR-88D rainfall estimates. J. Hydrometeor., 2, 490–504.

鉛直方向のZの変動は降水観測のエラーの原因となる。この誤差はVPRがわかると小さくすることができる。WSR88Dを用いて次の2つの手法のVPRを求めた。

1.スイスの気象局で用いられている、レーダ近傍での体積観測探査から求める手法

2.近傍の分布を考慮して空間変動を逆値問題として取り込む手法

両者はどちらも良い結果を示すが、2のほうが総じて良い補正結果を示した。ただし、計算資源が必要である。

Kitchen et al. (1994)はピクセルごとに理想化したVPRをレーダ、地上観測、衛星観測を組み合わせて求めた。この手法は、気候値に基づく分類では対流性に当てはめられる雲でも、正確に層状性と分類する。

 

 

BBの影響についてはFabryらの定量評価結果がある。

Fabry, G. L. Austin, and D. Tees, 1992: The accuracy of rainfall estimates by radar as a function of range. Quart. J. Roy. Meteor. Soc., 118, 435–453.

VPRの距離依存性を解析して補正マップを作成し、McGillのレーダに組み込んでいる。ただし定量評価はしていないので、距離の影響(VPRの影響)とその他の影響(減衰、地上雨量計との誤差、粒径の変化など)を区別していない。VPRの影響を切り離すことについては2章で述べる。

レーダビームの電力分布を求めてVレーダから、PPIで観測した場合の距離・高度分布を計算。PPI観測の定量観測限界を求めた。

 

Bellon, A., and A. Kilambi, 1999: Updates to the McGill RAPID system. Preprints, 29th Int. Conf. on Radar Meteorology, Montreal, QC, Canada, Amer. Meteor. Soc., 121–124.

 

VPRによる補正で、観測距離の誤差がすべてなくなるわけではない。それは、VPRはレーダの全覆域のうちいくつかの地点での値で代表されているためである。さらには、雲物理の過程によりVPRが変動する(Fabry and Zawadzki1995, Bellon2000修論)

 

距離が遠くなると、観測最低高度も高くなり、Zの分布も広がるので、誤差が多くなる。<この誤差をシミュレーションによって評価するのが研究の目的である>(10/3’8)

 

 

誘電率の計算

E4 Dielectric mixing models for heterogeneous Materials

近似は楕円の粒子を含むものか、焦点が同じである楕円体で構成される粒子を対象としている。

基本は溶媒内に違うものが混じったときの誘電率を計算。

depolarization 減極係数 誘電率を小さくする係数?

 

E4.1 きれいに並んだ楕円体の2成分混合粒子

E4.2 向きがばらばらな楕円体の2成分混合粒子

E4.3 3成分以上の場合

E4.4 Ting-Voss-Blossey3成分の公式

E4.5 水を含んだ物質

(この章終)

 

1. 横山&田中1984

粒子融解のモデルを用いて融解層内のレーダ反射強度因子を計算

レーダはXC2波長を利用。融解層のレーダ観測について、2波長を使うことによる利点を検討した。

観測との比較は次の論文。

 

併合・分裂を考慮しないモデルが基本で、併合・分裂を考慮したモデルも作成している。

誘電率は外が水で中が氷(と空気)の粒子を仮定。レイリーは融解層では当てはまらないのでミーの理論で計算。p654r

水:Lane& Saxton1952の結果を利用。

氷:波長による変動はない。

混合物:Kuroiwa(1951)がウィナー(Wiener)の理論に基づき近似式を提案6/12’8

 

粒子は2層モデル。Aden&Kerker(1951)を元に後方散乱係数を計算した。

融解中の粒子の後方散乱断面積

ここで端数k’は以下で定義される。

ansbnsは補足Bに示す。6/16’8

併合・分裂の効果は反射強度因子が増えるときに現れる。6/18’8

 

併合・分裂モデルは単分散モデル(分散質の個々の粒子が均一の大きさ;L++)

実際の粒径分布も非常に分布の細かいところに集中しており、波長に対する併合・分裂の依存度を比較するためには

単分散モデルで可能と考えた。分裂は同じサイズの2つの粒子に分かれる。

 

11と図12(p661)

併合・分裂の効果を2波長の比較で調べるのであれば、融解層上部で融解粒径が0.3cm0.6cmの範囲で顕著。

落下速度や誘電率を変化させて2波長のZの変化率を比較したところ、2波長の違いが一番はっきりするのは粒径の変化であった。6/25’8

 

14 ブライトバンド形成の効果を2波長の比較でまとめた図

ブライトバンドの上半分では併合・分裂の効果が2波長を用いることで評価できるが、下半分ではあまり顕著ではないだろう。最も重要なのは2章で仮定した(b)融解中の雪粒子は雨に覆われている、ということだが、水が雪の内部にしみこむモデルでも計算した。2波長の比で見ると融解中の粒子を「水外氷中」から「氷外水中」へとモデル変更したことによる違いはない。

 

大粒子が寄与するような分布では単一粒径モデルは適応できないが、層状の雨の場合は有効であろう。

併合・分裂は2波長の共通線(一対一線)よりどれくらい離れたかで評価できる。6/26’8

 

融解層のレーダ反射率ηは融解直径Drの関数としている。(30)

積分区間は0.020.64cmをとっている。

 

2. 横山&田中1984(2)

通総研鹿島でのCとXの観測で第一部の理論を検証。

Zeの平均鉛直分布は流線に沿って計算。流線を求めるためには隣り合う高度と相関をとっている。

Cは観測密度が荒いので内挿している。