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From: "Taichi TEBAKARI" <tebakari at pu-toyama.ac.jp> To: mahasri-jp at mahasri.cr.chiba-u.ac.jp ほか Subject: [mahasri-jp:0651] 〔再送〕水文・水資源学会 市民との交流シンポジウム 「水の循環と人間のかかわり」～地球温暖化時代を生き抜くための知恵～ Date: Thu, 5 Aug 2010 08:02:16 +0900 水文・水資源学会 市民との交流シンポジウム 「水の循環と人間のかかわり」～地球温暖化時代を生き抜くための知恵～ 主催：水文・水資源学会 後援：国土交通省、農林水産省、東京都、 国連大学サステイナビリティと平和研究所、 水災害・リスクマネジメント国際センター、 サントリーホールディングス株式会社 ＜開催趣旨＞ わたしたちはいま、温暖化による地球規模での環境劣化や災害激化に 直面しており、これには水循環の変化が大きくかかわっています。雨水は 生態系を通って河川水や地下水となり、農地や都市で使われながら海へ 流れてゆきます。この水循環が科学的にどのように理解されてきたのか、 最近どのように変化してきているのかを正しく知ることが、環境・災害を 考える上で欠かせなくなっているのです。人間はまた、水のめぐみを受けて 暮らす一方、水不足や水害を避けるたいへんな努力を営々と続けてきました。 今後の水循環変化の影響に備えるには、水と戦い、貴重な水資源を 確保してきた治水・利水の歴史やその現状を学ぶことも重要であることは 言うまでもありません。 しかし、こうした「水の循環と人間のかかわり」について、必ずしも正しく 伝えられては来なかったと考えています。水の問題は利害関係者のあいだで 合意を得ることが難しいですが、少なくとも科学的知識を共有しておくことが、 話し合いを実りあるものにするために、大切なことだといえましょう。 そこで、水文・水資源学会では、設立以来20年にわたって積み上げてきた 水に関する学際的な研究成果をふまえ、水問題を考えるために欠かせない 知識を、未解明な問題も整理した上で、できるだけ正確に市民の皆様に 率直にお伝えするシンポジウムを下記のように企画いたしました。 青山佳世アナウンサーにはいっていただき、市民の目線を重視した パネルディスカッションも行います。 水問題に関心をお持ちの多くの方々のご参加を心よりお待ち申し上げます。 記 １．開催日時： 2010年9月11日（土） 10：00～17：00 （9：30開場予定） ２．会 場： 法政大学 市ヶ谷キャンパス 外濠校舎 ホール（870人収容） ３．プログラム： （敬称略） 第一部 水はどのように地球上をめぐっているのか 1）地球の気候における水循環の役割 （名古屋大学教授 安成 哲三） 2）水循環における森林など生態系の役割 （京都大学教授 谷 誠） 3）流域水循環における地下水の役割 （筑波大学シニアアドバイザー 田中 正） ～ 昼休み ～ 第二部 人間は水とどのように付き合ってきたのか 4）利根川流域の治水 ～現状と課題～ （東京大学名誉教授 虫明 功臣） 5）農業における水利用の歴史 （筑波大学教授 佐藤 政良） 6）都市と水資源 ～東京を例に～ （芝浦工業大学教授 守田 優） 第三部 パネルディスカッション ファシリテーター：青山佳世（アナウンサー），砂田憲吾（水文・水資源学会長） ４．参加申し込み （参加費無料） 水文・水資源学会事務局で受け付けます。 参加者氏名、ご所属（またはご住所）、連絡先（e-mailかFAX等）を 下記のFAXまたはe-mailでお知らせ下さい。 FAX：03-3368-2822 E-mail：jshw-sympo at bunken.co.jp ※会場での当日申込みも受付ける予定です （事前の申込み者数の状況によります）。 ５．問い合せ先 水文・水資源学会事務局 電話：03-5389-6208 E-mail：jshw-post at bunken.co.jp ※申込みアドレスと異なりますのでご注意下さい。