2002年生産技術研究所公開で,当研究室は「アジア水紀行」と題する展示を行いました.以下にその様子をお見せします.なお,写真をクリックすると大きな写真が出ます.
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廊下にはパネルがいっぱい.当社比200%.おめでとうございます!いつもより余計に出しております! |
雨をどう測っているか?の実演.雨量計の展示です.子供時代に帰ってジョウロで水遊び. |
お持ち帰り自由の資料もいろいろありました. |
たくさんのご来場有難うございました. |
懇切丁寧に説明.今年は例年に増して鋭い質問が多かった…説明側も勉強になりました. |
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当研究室で測定している水の安定同位体とその測定結果.下にうつっているのがサンプル.何だか違うサンプルもあるような…(笑) なぜビールが映っているのか,これは,なんとビールも測ったのです(!) それはそうと,この測定機械は別の部屋にあるので展示できなかったのが残念.来年こそは… |
誰もが知ってる地球温暖化.でも温暖化したとき水資源はどうなるの?危機が叫ばれながら,具体的に起こることについては漠然としか語られることがない水資源の将来について,「結局どこで何が起こるの?」という謎に迫る研究室です.右下には,温暖化した地球についての気象シミュレーションの結果がアニメーションで出ています. |
世界の水資源を細かい解像度でアセスメント.世界で3例しかない貴重な研究です(河川流量予測に関してはおそらく最高の精度).もちろん将来予測も展示されていました. |
NASDAとNASAが打ち上げた,熱帯の雨を測る衛星を利用したら,浅い地下の湿り気具合(表層土壌水分)が測定できてしまった話. 世界初の成果.記者発表で話題になったことを覚えてらっしゃる方もいらっしゃるでしょう.その原理を詳しく解説. 原理はちょっと難しいですが,地球を彩るきれいな画像を見ているだけでもなんとなく心が癒されるかも? 実際,来場者からはこれをデザインしてTシャツにすれば?というアイデアが出されました. |
アジアでは無視できない課題,洪水予測にはモデルが不可欠.複雑な地表や都市構造をものともせずシミュレーションに邁進します.他にアジアの防災についての詳しいパネルがありました(右). |
アジアの水資源はどういう特徴をもっているのでしょうか.欧米流の視点ではどうしても把握しきれない特色を持ったアジアの水資源をとことん解析したパネルです. |
アジアの水資源の実態を探る現地調査の数々.貴重な現場写真多数.肉体派集まれ!という泥臭い調査です. 手前は,下↓に書いてあるコンピュータ画像. |
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当研究室主導の国際プロジェクトGAME-Tで5年がかりであつめた膨大な雨量データ.世界公開直前の貴重な資料を,ほんの少し公開しました. |
上:温暖化した時の降水量分布変化シミュレーション,さぁ,どこで雨が増えてどこで減る? 下:タイの雨の起源を探るトラジェクトリ解析.風にのってゆらりゆらり飛んでくる水蒸気のアニメーション.何か心和む風景?このアニメーション,部屋のインテリアにいいんじゃないかな… |
タイの雨と周辺の海の海面温度の関係.海面温度から雨を予報できたら君はタイでは英雄になれる.何人が正しく予測できたかな? |