2004年7月福井豪雨災害
2004年7月18日福井豪雨関連のリンクです。
被害にあった方に心よりお見舞い申上げます。
毎日新聞地方版「市民が親しむ桜守ろう 県が保存プロジェクト設置へ−−足羽川の並木」 災害直前の記事 (7月14日)
2004年7月22日(木)現地視察メモ
- 福井現地視察の際に撮った写真
- 今後確認が必用な点
- ポンプ場は動いていたのか?何トン出していたのか?
- 時間推移:雨、水位、警報、避難勧告、水防、破堤、浸水、排水
- 現状の計画降水波形、流量と、今回の降水波形、流量(もしくは水位)
- 市と県、あるいは国の河川管理事務所等の間の連携がどうであったか。
- 市内概況
- 足羽川左岸側が破堤し、春日地区、板垣地区が被災。
右岸側が旧市街地でお城(現県庁)がある。
元々は田園だった新興住宅地に近いところが浸水。
戦後すぐの福井大震災後、堤防沈下、
1ヵ月後の洪水で堤防が全て流されて以降は、こうした破堤の経験なし。
現地の肉屋さんに聞くと、
少し湛水するくらいのは昔はしばしばあったとか。
- 破堤地点は、カーブの外側。すぐ下流に橋が3本もあるし、
高水敷は張り出しているし、で、まあ、水衝部かも。
水防倉庫も破堤地点のすぐわきに。
- とにかく、堤防天端ぎりぎりまで来ていた。
- 上流部概況
- 美山町手前。堰の更新地点。上流から越流して、
右岸側に流れ込んでいた。車が水田で半分土砂に埋まっていた。
材木のひっかかりがすごい。
- 美山町へ入って、JRの単線が宙にひっくり返っていた。
- 椙谷地点で、アスファルトがはがされていたり、
水田に泥流が流れ込んでいるのを見る。宇坂のあたりで、
湾曲部をショートカットした流れかもしれない。
- 小宇坂島付近は、固定堰による堰上げ、
迂回流→湾曲部のショートカット、裏からの護岸の破壊、という、
典型的な被害状況であった。
- 市内とは違い、かなり悲惨で、農作物はやられているし、
道路はところどころ土砂が降りてきているし、
河川の護岸がしばしばやられているし、まだ泥水が流れているし、
で、印象がだいぶ違って、深刻な印象であった。
- 現地で見聞きした点
- 公園がゴミ集積所になっていて、最終処分場であるかの様に野積みに。
ちょっと悲惨な光景。あれがきれいに片付いたら、
近所の人々は、やっと災害が一区切り、と思うのでしょう。
泥の回収も市が広報。
- 水はどこも出ていた。
- ボランティアの若者が多い。
- 埃っぽい。マスクは必要。日焼け止めも。
- 道路上の泥の清掃も、さっさと進んでいた。
- 臭いはそれなりに。
- 暑い中歩き回って、でも、自動販売機がどれも故障していて、
かなり離れないと、飲み物にもありつけず。
- 現地の感想
- ちょっとびっくりしたのは、みんな、
破堤して湛水がひどくなったのは知っているのに、
すぐそこなのに、どこが破堤地点か、
ちっともわかっていなかったりしたことです。
あれでは、ハザードマップを提供しても、
なかなか避難が進むのは難しいのでは、と思った。
- 洪水流の勢いで破壊されるのは、破堤地点付近の数戸だが、
一旦堤防が切れると生活がまったく破壊されて大変。
- でも、泥で生活が散々になるのはとっても嫌な体験だ。
- 新潟に比べると、ゴミの片づけがより組織的に行われているためか、
晴れていたためか、それほど悲惨な感じはなし。
- 現地の人と、少し言葉を交わすと、
ボランティアだと思われることが多かったので、ええまあ、
と言葉を濁した。
新潟に引き続き、邪魔ではないか、という懸念を持ちつつも、
破堤後4日目に現地へ入りました。
新潟の時と同様ですが、
実際に洪水で被害に合い、しかし復旧へ向けて黙々と働いている人々の姿に
学生さん達は皆、深く思うところがあった様です。
彼らが何らかの形で水災害軽減に資する研究をしてくれることを期待し、
それに免じて、我々の訪問による迷惑をどうぞご容赦ください。
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(Last updated at
Friday, 30-Jul-2004 07:43:36 JST,
by
沖 大幹
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