GMT (General Mapping Tools)

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psscale のレジェンドを不等間隔にする方法

psscale を実行する際に、”-L” オプションを加えればOK。


GMT で時系列データを作成する場合

  • gmtsetの設定(入力データの書式)
  • gmtset INPUT_DATE_FORMAT yyyy-mm-dd
    gmtset INPUT_CLOCK_FORMAT hh:mm:ss
  • gmtsetの設定(図の書式)
  • gmtset PLOT_DATE_FORMAT mm-dd
    gmtset PLOT_CLOCK_FORMAT hh:mm
  • gmtsetの設定(月を英語名の短縮形で表示する場合)
  • gmtset TIME_FORMAT_PRIMARY abbreviated
    gmtset PLOT_DAT_FORMAT "o dd"
  • R option
  • YYYY-MM-DDTHH:00 と書く。

  • J option
  • J option についても、R option と同様に T をつける。JX12T/8

  • B option
  • 月: -B3of1 (3カ月ごとにラベル、1カ月ごとに補助目盛)


ラベルやタイトルを変数で管理するときの注意事項

ダメな場合。この場合、変数 TITLE の中にスペースがあり、 このスペースが悪さをしてうまくいかない。

#/bin/bash
$ TITLE="test title (2012)"
$ psbasemap -R -J -Ba10:${TITLE}:. -K > $out

OKな場合1

#/bin/bash
$ psbasemap -R -J -Ba10:"test title (2012)":. -K > $out

OKな場合2

#/bin/bash
$ TITLE="test\ title\ \(2012\)"
$ psbasemap -R -J -Ba10:${TITLE2}:. -K > $out

OKな場合3

#/bin/bash
$ TITLE="test title (2012)"
$ TITLE2=`echo ${TITLE} | sed "s/ /\ /g"`
$ psbasemap -R -J -Ba10:${TITLE2}:. -K > $out

特殊文字一覧

http://www.pol.geophys.tohoku.ac.jp/~katsuya/symbol.pdf

水の安定同位体に関する特殊文字は下記の通り。

#!/bin/bash
export permil="\214"
export d18O="@~d@~@+18@+O"
export dD="@~d@~D"
export O18="@+18@+O"
export alpha="@~a@~"
                  

grdimage のバグ??

grdimage に文字数制限があるのか、長い変数名を使用するとバッファ・オーバーフローとでる。

このため、pstextを用いてタイトルとかラベルを書くのが良い。


カラーで出力するときの注意点

カラーの EPSファイルで出力した場合、イラレなどで色化け・図の色が崩れることがある。 特に、EPSで出力 → Windows → イラレで開く → 画像が崩れる。 gostscript で再保存すれば大丈夫だが、少々めんどい。 ちなみにモノクロではこの問題は発生しない。


[解決法]

グラフを書く際に、"gmtset COLOR_IMAGE tiles" を付ける。グリッドの1つ1つに色を塗るため、サイズは重くなる。ただし、tiles だと、モノクロのカラーバーが変になる。


CPT ファイルにハッチパターン

シェードの代わりにハッチパターンが使える。 CPTファイルの色をハッチパターンに変えればOK。 (参考:http://higu.cr.chiba-u.jp/~jumbo/wiki/index.php?TipsGMT)

ただし、ハッチの背景色は白であるため、重なると下の色が見えない。 →背景が透明なやつを用意すれば良いみたい。


背景色を透明にする

grdimage ではパターンをドローできないので、grdview を使う。 grdview オプション-Qs を忘れずに!これにより、透明色を扱えるようになる。


棒グラフの幅を軸の単位に合わせる

-Sb のオプションに u をつける。(e.g. -Sb1u)