地上雨量の補正
目的:
Tripなどで利用できるように、全国の地上雨量を補正した。
0.01度格子の降水量データが成果品となる。
手法:
地形による捕捉ロスを評価(主に風の影響)
補正値の検証のため、河川流量との比較を実施。
雨雪の判別は、日本雪氷学会での発表を参照。1/8’9
<雪に関して特に注目>
降水量の補正は
P=Pobs×(1+mU)
mが、雨量計のタイプ、雨・雪判別に関連する補正係数。
Uは雨量計高度(1mを採用)風速で、アメダスの風の80%を仮定。
雨雪の判別は、雨雪の構成比を次式で与えることで考慮。
Rrain=50/2.2×T
したがって、4.4℃以上ではすべて雨となる。2/18’9
<地形効果について>
Daly
et al(1994),Daly
et al(2002)<>気象のグリッドデータを作成する必要性は高まっているので、気候マップの作成を試みた>を引用。2/19’9
グリッドデータを目標としているので、斜面向き、グリッドの標高、当該グリッド(<おそらく>と雨量計)の距離で重み付けして、標高と降水量の関係を求めている。