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融解層について文献調査する中で出てきた論文4/27’7

 

Combined Cloud–Microwave Radiative Transfer Modeling of Stratiform Rainfall

Peter Bauer,  A. Khain,  A. Pokrovsky,  R. Meneghini,  C. Kummerow,  F. Marzano, and J. P. V. Poiares Baptista

Journal of the Atmospheric Sciences  
Volume 57, Issue 8 (April 2000) pp. 1082–1104
DOI: 10.1175/1520-0469(2000)057<1082:CCMRTM>2.0.CO;2

[ Abstract ] [ Full Text ] [ PDF (495K) ]

Olson et, al. 2001に引用。Farby&Zwadski1999に続く、融解層のモデル。

目的

1)      鉛直分解能を高くして融解モデルを完全にすること。

2)      いくつかのモデルにある誘電率を比較すること

3)      粒径・密度分布を評価すること

4)      粒子スペクトルを定数化しているモデルに対して、粒子を陽に与えて、評価すること。

海洋が背景にある場合、10.7Gと85.5Gの放射量は融解があると大きくなった。

その量は補填する誘電率モデル、融解層直上の氷粒子の数、局所的な雲の特徴に依存した。

融解層はTBを大きく変化させる。そこから数の少ない大きな粒子についてはランダム混合モデルが、

数が多く、密度の大きい粒子については不均一の水分布モデルが現実的と思われる。

陸の上で85.5Gの融解層におけるTBの変化は、8K程度であるので、地表のTBのばらつきと区別がつかない。

衛星の観測と比較するため、2次元モデルを開発した4/27’7