presen030625
Koshida6/26/2003
今度研究室に入るMRR(マイクロレインレーダ−)の紹介。
ほとんどがレビューとなったが、MRRの有効性をわかってもらえたかどうか?
地上雨量計と同じ精度で雨量を観測できるという以上のことは伝わらなかったかもしれない。
降雨のメカニズム、レーダ雨量観測の手法をきちんと説明する必要がある。
現在の解析より問題点を提示し、その解決に向けてMRRが有効である事を示すようにしよう。
次回はリベンジ。
ダッタさんの質問
MRRを利用することでレーダ雨量計の精度はどの程度向上しますか?
越田の回答(伝わらなかったかもしれないが言いたい事は次のような事です)
現在、測器としてのレーダ雨量計は地上雨量計によりキャリブレーション(地上補正)をおこなっており、10%程度の誤差で
雨量が観測できるレベルにあります。新しい測器によってこの精度をこれ以上向上させる事は難しいと考えます。
補正をおこなわないレーダの精度は50%程度であり、MRRを用いるとこれを誤差10%程度にする事はできると考えます。
(最後の文章が大事。はじめの2行は不要ですねー自己反省)
宮崎さんのコメント
MRRは測器としての機能もありますが、通常のレーダでは観測できない地上付近の雨量を観測できますので
むしろMRRは降水過程の研究に有効であると思います。