Berkeley DBはデータベース・ライブラリの一種で,
Oracleの製品.
無料で配布してくれている.アカウントが必要なので,無ければ作る.
Oracle Berkeley DBのダウンロード | Oracle 日本
docsというディレクトリにプラットフォームごとのビルドの手順や使い方を説明する
HTMLファイル及び
PDFファイルが入っている.
今回は
Linuxにインストールするので,
"Building for UNIX/POSIX"というページを参照する.
手順はごく一般的で,
configure,
make,
make installを実行していけばよい.
管理者権限が無い場合などは
make installで書き込み権限の無いディレクトリに書き込もうとしてエラーで止まると思うので,
configureの段階でインストール先のディレクトリを指定しておく.
Version 18.1.40では以下のようなエラーが出る.
Makefileを見るとドキュメントをコピーしているらしいのだが,この
2つ(
bdb-sqlと
gsg_db_server)が
docs/内に存在しないので,ディレクトリの存在を確認するステップでエラーが発生している模様.バグと思われる.
とりあえず空のディレクトリを作っておけば良い.
参照:
Berkeley DB: "make install" fails on Linux - Stack Overflow
これで改めて
make installを実行すれば
OK.
インストール先のディレクトリに
bin,
docs,
include,
libというディレクトリが作成される.パスが通っていない場合は必要に応じて通しておく.