手順
fortranとCのソースコードをコンパイルしてオブジェクトファイルを作る。
それらをコンパイルリンクして実行ファイルを作る。
Cの関数をFortranで呼び出す
Fortranで書かれたメインプログラムでCの関数を呼び出す。
まずCの関数。ファイル名はfunc.c.
・CにはFortranのような関数とサブルーチンの区別は無く、FortranにおけるサブルーチンはCにおける戻り値の無い関数に相当する。
・Cの関数をFortranで呼び出せるようにするには、関数名の最後にアンダーバーを付ける。
・引数はポインターとして受け渡されるので、*を付ける。
次にメインプログラム(Fortran). ファイル名はmain.f90.
・オブジェクトファイルで定義された関数を用いる場合は変数として宣言しておかなければならない(これはオブジェクトファイルのソースコードがCでもFortranでも同じ)。
・サブルーチン(戻り値がvoidのCの関数、またはFortranのサブルーチン)であれば変数宣言は不要。
コンパイル
実行
Fortranの関数をCで呼び出す
Fortranの関数。ファイル名はfunc.f90.
次にメインプログラム(C). ファイル名はmain.c.
・Fortranではサブルーチンとして定義する。
・Cではexternして定義する。その際名前の最後にアンダーバーを付ける。
コンパイルは先と同様に。
実行