全球的自然・社会水循環モデルにおける標準データ受け渡し規約作成に向けて
−現行GDT規約紹介とLSMのALMA化−

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はじめに

 筆者安形は日本学術振興会の「未来開拓学術研究推進事業という巨大プロジェクトで雇用されているP.D.(博士研究員)です.この事業はいくつかの「領域」からなり,各領域はさらにいくつかの「研究分野」に分かれています.で,各研究分野はさらにまたいくつかの「プロジェクト」に分かれています.このことから分かるように,未来開拓というのはとても大きな事業で,それに寄せられる期待も相当なものなのです.

 さて,安形が属するプロジェクトは,「水・物質バランスの時空間変化に着目した人間活動の環境影響評価とその軽減方策に関するシステム的研究」というものです.このプロジェクトは環境負荷の影響評価と提言」という研究分野に含まれ,さらにこの研究分野は「複合領域」という大領域に含まれています.

 2000年10月7日に東京大学生産技術研究所六本木キャンパス第三部輪講室において,このプロジェクトに関するミーティングが開かれ,安形も研究発表の機会を得ました.その当日使用したOHP資料をここに公開いたします.MS Powerpointスライド27枚です.

 出席者の方々にはこの発表について活発な議論をしてくださり,また極めて有益なご助言を多数頂くことができました.ここに記し,出席者の皆様に厚く御礼申し上げます.

 なお,副題に含まれている「ALMA」についての詳細は「プログラマよALMAをめざせ」,「GDT」については「GDT規約日本語版」をそれぞれ参照してください.


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