1984年御岳崩れの水文学的影響(第一報)
(1991.10.26日本地形学連合学術発表会 広島大学)


はじめに

筆者が修士一年のとき(1991.10.26)に広島大学本部キャンパスで行われた日本地形学連合秋の学会で,筆者は「1984年御岳崩れの水文学的影響」と題する発表を行いました.下にしめしたPDFはその時使用したOHPをスキャンしたものです.

筆者にとっては,遠くで行われる学会にはじめて単独で乗り込んで発表を行ったというこれまた懐かしい経験です.広島駅前の安宿の狭苦しい部屋と寂しげな電灯の光を今でもよく覚えています.

オリジナルはA4のOHP24枚です.これを200dpiでスキャンPDFにしました(一部間違えて300dpiにしてしまいました).「倍角」をつかいまくった一太郎ver.3+遅くてうるさいラインプリンタの作業を,懐かしく思い出すようなフォントですね(笑).

内容は,所謂「御岳崩れ」によって牧尾ダム流域の流出特性がどう変わったかを検討したものです(「地形」vol.13,No.1, p.68に要旨があります).が,この発表後に牧尾ダムのH-Q曲線が「御岳崩れ」後に変更になっていることを知り,それに合わせた結果の再検討が必要になりました.そのためこの資料そのものは参考程度のものであるとお考え下さい. (2003.9.8記).

発表資料


AGATASHI