流域水文学の領域

マイクロ波リモートセンシング

表層土壌水分量は大気と陸面の相互過程を考える際もっとも重要な因子であり、 面的な水分量情報が取得されれば相互過程解明にとって非常に有用です。 マイクロ波後方散乱係数は表層土壌水分量に依存し、マイクロ波レーダ搭載 人工衛星から得られる散乱データを用いれば、広域土壌水分量を計測する 手段としての利用が期待されます。
虫明・沖・ヘーラト研究室では車載型Cバンド・マイクロ波散乱計を用いて 野外実験を行っており、地上での基礎的実験研究と、衛星による能動型マイクロ 波RSの表層土壌水分の計測の検証実験を行っています。



マイクロ波リモートセンシングによる広域土壌水分観測手法の開発