シンポジウム

CRESTシンポジウム:将来と緊急時における強靭な水管理システム

日時 2017年1月13日13:00-17:00
場所 東京大学本郷キャンパス(山上会館大会議室)

主催
「気候変動に適応した調和型都市圏水利用システムの開発」研究チーム
「安全で持続可能な水利用のための放射性物質移流拡散シミュレータの開発」研究チーム

共催
JST・CREST「持続可能な水利用を実現する革新的な技術とシステム」研究領域

後援
日本水環境学会、環境科学会

趣旨
 気候変動や災害への対応の必要性が増している中で、水道事業体が今後も水利用における安全性と安定性を担保するためには、将来的な水管理と緊急時の水管理の両側面からシステムの強靭性をさらに高めていく必要がある。科学技術振興機構(JST)が推進する戦略的創造研究推進事業(CREST)「持続可能な水利用を実現する革新的な技術とシステム」の枠組みの中で、研究課題「気候変動に適応した調和型都市圏水利用システムの開発(代表:古米弘明)」は、気候変動を考慮した上で水利用方法をデザインするとともに、将来的な平時の水管理について市民を含む様々なステークホルダー間での対話を進めてきた。また、研究課題「安全で持続可能な水利用のための放射性物質移流拡散シミュレータの開発(代表:沖大幹)」では、原子力発電所事故に伴う放射性物質への対応など緊急時における水管理のあり方に向けてモデルシミュレータを開発してきた。そこで、本シンポジウムでは、将来と緊急時における水管理についての強靭性に焦点を当て、望ましい水管理システムについて知を共有する。

対象 水道事業体関係者、研究者など


プログラム(敬称略)

時間

内容

登壇者

13:00-13:05

開会の挨拶

古米弘明(東大)

13:05-13:30

調和型都市圏水利用システムの実現に向けて

古米弘明(東大)

13:30-13:55

利害関係者間の合意形成に向けた水利用システムのシナリオ生成

中谷隼(東大)

13:55-14:20

プラーヌンクスツェレを活用した水利用システムの将来シナリオに関する検討

大塚佳臣(東洋大)

14:20-14:30

休憩

14:30-14:55

安全で持続可能な水利用のための放射性物質移流拡散シミュレータの開発

沖大幹(東大)

14:55-15:20

放射性物質移流拡散シミュレータを用いた避難意思決定ツールの試案

芳村圭(東大)

15:20-15:45

リスク情報と対話~飲食物中放射性物質を例に~

村上道夫(福島県立医科大)

15:45-15:55

休憩

15:55-16:55

パネル討論

大垣眞一郎(CREST研究総括)
古米弘明(東大)
沖大幹(東大)
浅見真理(国立保健医療科学院)
モデレータ:有村源介(水道ネットワーク通信)

16:55-17:00

閉会の挨拶

沖大幹(東大)

参加費 無料

参加申し込み・問い合わせ先
hnak[at]rainbow.iis.u-tokyo.ac.jp ([at]を@に代えて送信ください)

 
 
 
 
 
 

—————-過去のシンポジウム—————-

CREST水循環モデリング合同国際シンポジウム

「持続可能な水利用の実現に資する水循環モデリング」

国内での水循環モデリング研究に関する現在の知見を整理し、分野間の理解を深めることを目的に、戦略的創造研究推進事業(CREST)「持続可能な水利用を実現する革新的な技術とシステム」の沖チーム、鼎チーム、古米チームによる合同シンポジウムを実施します。

主催: CREST「持続可能な水利用を実現する革新的な技術とシステム」

後援: 東京大学生産技術研究所、日本水環境学会、水文・水資源学会

期日: 2014年3月10日10時~18時、11日10時~16時

場所: 東京大学生産技術研究所An棟アリコホール(コンベンションホール)

登壇者(敬称略):
招待講演:恩田裕一、佐山敬洋、田中賢治
沖チーム:沖大幹、末木啓介、村上道夫、守利悟朗、芳村圭
鼎チーム:鼎信次郎、遠藤崇浩、長野宇規、花崎直太、山田朋人、吉川沙耶花、吉村千洋
古米チーム:古米弘明、石平博、屋井裕幸、谷口健司、林武司、矢島啓

言語: 日本語

参加費: 無料

申し込み・問合せ先:
東京大学生産技術研究所 村上道夫
E-mail: michio[at]iis.u-tokyo.ac.jp ([at]を@にかえて送信してください)

 

プログラム(予定)

3月10日

10:00~10:10

挨拶

大垣眞一郎(研究総括、 公益財団法人水道技術研究センター 理事長)

セッション1(オープニング)

10:10~10:40

気候変動に適応した調和型都市圏水利用システムの開発

古米弘明(東京大学)

10:40~11:10

世界の持続可能な水利用の長期ビジョン作成

鼎信次郎(東京工業大学)

11:10~11:40

安全で持続可能な水利用のための放射性物質移流拡散シミュレータの開発

沖大幹(東京大学)

招待講演

コンビーナ:古米弘明(東京大学)

13:00~13:20

水文モデルによる流出・氾濫水の時空間起源追跡

佐山敬洋(土木研究所 水災害・リスクマネジメント国際センター)

セッション2(社会実装(社会システム))

コンビーナ:古米弘明(東京大学)

13:20~13:35

荒川流域における雨水利用可能量の推定

屋井裕幸((社)雨水貯留浸透技術協会)

13:35~13:50

水問題-ソフトパス・アプローチの有効性とその限界-

遠藤崇浩(大阪府立大学)

13:50~14:05

仮想空間上の研究成果を実社会に実装するためには~特注品から汎用品へ、知識から選択肢へ、過去から実時間へ~

花崎直太(国立環境研究所)

14:05~14:20

福島・東京・大阪における飲食物由来の放射性物質の被曝量の推定

村上道夫、沖大幹(東京大学生産技術研究所)

14:20~15:00

総合討論

15:00~16:00

Break・ポスターセッション

セッション3(社会実装(自然共生))

コンビーナ:芳村圭(東京大学)

16:00~16:15

ハノイ・荒川流域の水循環の特徴と水利用の課題

林武司(秋田大学)

16:15~16:30

浦山ダムにおける気候変動に伴う長期間の将来水質予測

矢島啓(鳥取大学)

16:30~16:45

広域での淡水魚モデリングおよび水資源モデルとの統合

吉村千洋(東京工業大学)

16:45~17:00

灌漑農地の動的解析のためのデータセット構築

長野宇規(神戸大学)

17:00~17:15

河川周辺における放射性物質(セシウム・ヨウ素)の移流・移行調査

末木啓介・佐藤志彦・柴山尚大・笹公和(筑波大学)・村上道夫・鯉渕幸生(東京大学)

17:15~18:00

総合討論

3月11

招待講演

コンビーナ:沖大幹(東京大学)

10:00~10:45

福島起源の放射性物質の森林・陸域から水域への移行量の把握

恩田裕一(筑波大学)

10:45~11:00

Break

セッション4(流域)

コンビーナ:石平博(山梨大学)

11:00~11:15

荒川・紅河における水量・水質の将来予測

石平博(山梨大学)

11:15~11:30

人間活動の影響を考慮した気候モデルと水文諸量の予測可能性

山田朋人(北海道大学)

11:30~11:45

貯水池流域における放射性物質(セシウム)動態の変動予測

守利悟朗、村上道夫、沖大幹(東京大学)

11:45~12:30

総合討論

招待講演

コンビーナ:鼎信次郎(東京工業大学)

14:00~14:20

陸域水循環モデルによる水資源量の将来推計

田中賢治(京都大学)

セッション5(全球)

コンビーナ:鼎信次郎(東京工業大学)

14:20~14:35

力学的ダウンスケーリングによる将来気候における関東地域での降水特性変化 谷口健司(金沢大学)

14:35~14:50

水利用の長期シミュレーション-取水源別灌漑必要水量推定と河川生態系の将来変化-

吉川沙耶花(東京工業大学)

14:50~15:05

大気中での放射性物質移流・拡散シミュレーション

芳村圭・Eun-Chul Chang・佐谷茜(東京大学)

15:05~15:45

総合討論

15:45~16:00

閉会の挨拶

鼎信次郎(東京工業大学)

 

ポスター発表(3101500~1600)※所属は発表者

古米チーム

P01

力学的ダウンスケーリングによる将来気候における関東地域での降水特性変化

谷口健司

金沢大学

P02

荒川における水量・水質の将来予測

柿澤一弘

山梨大学

P03

紅河における水量・水質の将来予測 Wang Jie 山梨大学

P04

浦山ダムにおける気候変動に伴う長期間の将来水質予測 矢島啓、崔貞圭 鳥取大学

P05

流域水道水源の汚染リスク要因の抽出とリスク解析

増田貴則

鳥取大学

P06

ハノイ・荒川流域の水循環の特徴と水利用の課題

林武司

秋田大学

鼎チーム

P07

世界の持続可能な水利用の長期ビジョン作成に向けて-グループ概要と長期水需給見通し-

鼎信次郎、長野宇規、遠藤崇浩、花崎直太、山田朋人、渡部哲史、吉川沙耶花、吉村千洋

東京工業大学大学院

P08

Illustrating a new global-scale approach to estimating potential reduction in fish species richness due to flow alteration

Yoshikawa, S., Yanagawa, A., Iwasaki, Y., Sui, P., Koirala, S., Hirano, K., Khajuria, A., Mahendran, R., Hirabayashi, Y., Yoshimura, C., and Kanae, S

東京工業大学大学院

P09

水問題の制度的対応策-統合的水管理政策に向けて-

遠藤崇浩

大阪府立大学

P10

改変された河川流況に対して支川のダムは緩和効果を持ちうるか?

梁政寛、吉村千洋、Pengzhe SUI、岩崎雄一、Oliver SAAVEDRA

東京工業大学大学院

P11

世界灌漑農業アトラスWAIASSの開発

小寺昭彦、長野宇規

神戸大学大学院

P12

全球氷河モデルと世界水資源モデルを用いた将来の水資源・食糧生産の展望

恒川貴弘、渡部哲史、平林由希子

東京大学大学院

沖チーム

P13

Semi-Lagrangian advection scheme for radioactive tracers in a regional spectral model

Eun-Chul Chang and Kei Yoshimura

東京大学

P14

水同位体情報を用いたデータ同化技術の現状と課題

芳村圭

東京大学

P15

道路塵埃トレーサー物質を用いた蓬莱ダム堆積物中放射性セシウムの起源解析 Mahua Saha, 村上道夫, 吉村和也, 山下麗, 末木啓介, 鯉渕幸生, 高田秀重, 恩田裕一 東京大学

P16

河川周辺における放射性物質(セシウム・ヨウ素)の移流・移行調査

末木啓介・佐藤志彦・柴山尚大・笹公和・村上道夫・鯉渕幸生

茨城大学

P17

河川および貯水池における放射性セシウムのモニタリングに基づく動態解析

守利悟朗、村上道夫、沖大幹

東京大学