-X, -Yオプションはプロットの原点を(xoff,yoff)だけ移動します.デフォルトでは,新しいプロットに対しては(1,1)1.2,オーバーレイ(追加書き込み描画ブロック.-Oオプション)では(0,0)となります.
デフォルトでは,この原点移動の量は常に直前の状態からの相対量となります(図1.11参照).紙の左下の点(0,0)からの絶対位置を指定したい場合は,このオプションのパラメータであるオフセット値にaを付け加えます.一度原点位置を変更すると,再度変更しない限りは,それに続く描画ブロックでもこの原点位置が継承されます.なお,このオフセットは現在の座標系をもとにして計算されます(-Pオプションによる座標系の回転は,最初の描画ブロックで行ったもののみが有効であり,それ以降の同オプションは無視されます).